社員のエンゲージメント・社内イベント・研修DXサービスのバヅクリ、2.5億円を資金調達し、累計調達 7億円に

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仲間作りでヒトと組織を育てるバヅクリ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤太一)はシリーズCラウンドで、新たに、株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ(本社:福岡県北九州市、代表取締役:松下春喜)、ベンチャーキャピタルの株式会社テラスカイベンチャーズ(本社:東京都中央区、代表取締役: 塚田耕一郎)、株式会社アコード・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長: 石丸文彦)と、既存の資金調達先のみずほキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 大町祐輔)、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(本社:福岡市中央区、代表取締役:吉田泰彦)、株式会社環境エネルギー投資(本社:東京都品川区、代表取締役社長: 河村修一郎)の6社から合計約2億5千万円の資金を調達しました。
今回の資金調達により、金融機関からの融資を含めて累計調達額は約7億円になります。

今回の資金は5回目の第三者割当増資によるもので、バヅクリのミッション「この世から孤独を無くす」ことを目指し、コロナ禍、開始したサービス「バヅクリ」の強化、主に以下①~③の「バヅクリ」を基盤に拡張したプログラムの強化・増加を図ると共に、コミュニケーション・コンサルティングに関する新たなサービスの立ち上げ、営業、マーケティング、アライアンス強化、「バヅクリ」講師の採用など人的資源を拡充します。

① 「バヅクリ ウェルビーイング」: 心理的安全性に基づき、企業内のコミュニケーションの量と質を高めながら、参加者同士の相互理解や絆を深め、国籍、性別、年齢、価値観などに関わらず、すべてのメンバーが個性や能力を発揮できるよう、意識・行動変容を促し、企業の組織力を強化することを目指したサービス
② 「バヅクリ研修」: テレワークスキルの習得を取り入れた実践的研修を加えたパッケージ・プログラム
③ 「バヅクリ チームビルディング」: 社員のコミュニケーションの活性化と相互理解の深化を通じ、テレワーク下でのオンボーディングの強化。新入社員や転職者含め、「バヅクリ」の利用で、コミュニケーションの円滑化を図ることで、社内の人間関係を構築、「バヅクリ」を基盤とした業務向上につなげることが可能なプログラム

「バヅクリ」は、講師から受講者への一方通行になりがちな従来の“知識詰込み”の“講座型”で、仕事の生産性向上を図ることに重視した研修とは異なり、テレワーク環境下、プロのオンライン講師による“アソビ”と“学び”を取り入れたファシリテーションのもと、“交流”や“仕事で使える学び”に強調し、コミュニケーションの活性化を図り、参加者同士の相互理解を深め、絆を築くことに重視にしたプログラムです。企業は「バヅクリ」を利用することで社員など参加者の帰属意識・モチベーションが向上し、行動変容の促進ができることから、特にテレワーク環境下では必要不可欠のサービスとなりつつあります。

多様化する“働き方”環境下の“仲間作り”の解決策やストレスケアで、バヅクリの利用は加速、「バヅクリ」を開始して約2年で、導入企業は500社を突破しました。

投資家/資金調達先からのコメント
株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ 代表取締役 松下 春喜
“仲間を作り、未来を創る”というビジョンのもとに、“アソビ”の要素を取り込んだ独自の社内イベントサービスは組織における人間関係構築の課題を解決するものと確信しております。また、新しい働き方・多様な価値観が広がる現代に対応した特色のある研修サービスは組織にイノベーションをもたらすものと考えております。“バヅクリ”の社名のとおり、組織内の人間関係構築を促す場を提供し、従業員の心身の健康・成長を実現させ、組織をより活性化させる新しいサービスとして広く浸透していく事を期待しております。

株式会社テラスカイベンチャーズ 代表取締役 塚田 耕一郎
社員のチームとしてのパフォーマンスを向上させるため、チーム内での心理的安全性を高める取り組みが非常に重要になっておりますが、バヅクリのカリキュラムはそれに応える新しいサービスになっております。学びだけでなく「楽しさ」を感じられる100種類を超えるカリキュラムに魅力を感じました。今後も時代のニーズをとらえた「人とのつながり」を高める独自性のあるプログラムの開発を期待しております。

株式会社アコード・ベンチャーズ 代表組合員 鈴木 智也
コロナ禍を境に、深刻化が増したものに、人間関係の希薄化があると捉えています。リモートワークの定着は、効率的に仕事を進めることができるようになった一方で、リアルでの交流が限定的になったことが、個人と組織の両面において、ボディブローのように何らかの悪影響を及ぼしていると感じている方も多いはずです。バヅクリのソリューションは、そうした部分にメスを入れ、助け合い・挑戦・新奇歓迎・話しやすさの土台となる場を創出するものです。今後さらに、持続可能で、ウェルビーイングな場づくりに不可欠な存在となるよう、大いに期待しています。

みずほキャピタル株式会社 代表取締役社長 大町 祐輔
みずほキャピタルのバヅクリへの投資は、2017年・2019年に続き、今回で三回目になります。この間、企業を巡る環境は、リモートワークの普及、ウェルビーイング・人的資本経営等、大きく変化してきました。バヅクリのサービスは、多様で独自のプログラムを武器に、多くの企業において、内定者フォローや研修、チームビルディング等の活動に導入されています。
みずほキャピタルは、バヅクリが、人的資本経営を“アソビ”で支援し、社会と企業を創生する、唯一無二の企業として益々発展されることを確信し、更なる成長を全力で応援します。

株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ 代表取締役 吉田 泰彦
コロナ渦で生じた「オンラインチームビルディング」という新市場にて、他社にないアソビを基軸にした研修を提供しているバヅクリの必要性が高まっていると実感しております。また、佐藤社長を中心とする、バヅクリの皆様のチームワーク・企画力も大変すばらしく、今回の調達によりサービスやメンバーの更なる拡充がなされ、より多くの方にバヅクリのサービスが届くことを願っております。今後、益々のご成長を期待しております。

株式会社環境エネルギー投資
弊社環境エネルギー投資は、ファンドの運営を通じて、環境・エネルギー分野におけるイノベーションと事業創造に貢献するとともに、持続可能な経済・環境・社会の実現や、SDGsの推進に即した新たな事業を行うベンチャー企業の育成に取り組んでおります。
昨今企業のテレワーク化が進み、働き方が柔軟になってきた一方で、社員間のコミュニケーションが希薄になり、マネジメント・教育・メンタル面の管理が今まで以上に社会的課題となってきている中、この解決に新しい切り口で挑戦しつづけるバヅクリ様の取り組みに大変期待をしております。

■ バヅクリ 代表取締役 佐藤太一のコメント
アソビのメディアからアソビと学びの組織開発へ。バヅクリはコロナ禍で生まれました。メディア事業の売上が98%ダウンの最中、逆張りピポットで生み出したバヅクリは2年で500社を超えるお客様にご利用頂いております。辛い時に私たちを支えて頂き、チャンスを与えて頂いた株主様とパートナーの皆様には感謝の言葉もありません。
当初は対面の内定者フォロー/社内イベントの代替手段としてのオンラインイベントでしたが、最近は離職防止/生産性向上の組織開発の打ち手としてバヅクリをご活用頂くお客様が増えてきました。VUCA、テレワーク、世代間ギャップ、多様性、働き方改革、人的資本開示、アフターコロナにおける組織/育成課題が複雑になる中で、バヅクリはあえてシンプルに学びとアソビの“夢中体験”を通して仲間を作り、わかりやすい効果を提供していきます。
今回加わって頂くパートナー/VCの皆様と共に、「この世から孤独を無くす」を目指し、ヒトと組織と社会に貢献できるよう、今まで以上に一致団結して邁進いたします。

<< 参考資料: 企業が「バヅクリ」を導入する背景など >>
【背景】
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、多くの企業でテレワークが浸透し、コミュニケーションの円滑化や、オンライン上/遠隔地での人間関係構築の必要性といった課題が浮き彫りとなりました。例えば、内定者懇親会の中止など内定先企業や内定者同士の交流の機会喪失により内定者の入社に対する不安の増大、社内コミュニケーション機会の減少により社員の帰属意識やモチベーションの低下などの課題が生じています。

若年世代の新しい価値観に沿った、帰属意識・モチベーション向上などの行動変容の促進に向けたプログラムを自社で企画することに限界を感じている企業、も増えています。
これらの課題解決のために、心理学と組織学を意識して開発した「バヅクリ」を導入する企業が増えています。

また、人材不足の深刻化や労働環境が変化する中、内定者フォローを5月に早めて実施する企業が増えたことから、内定者向けイベントなどの企画・運営の効率化や、内定先企業と内定者同士の関係構築といった課題を解決できる「バヅクリ」の導入も加速しています。

テレワーク推進や多様化する働き方は今後も加速すると見られ、「バヅクリ」の需要はさらに増加すると予測しています。

多様化する働き方に合わせ進化心理的安全性に基づいた「バヅクリ ウェルビーイング」】
心理的安全性に基づき、企業内のコミュニケーションの量と質を高めながら、参加者同士の相互理解や絆を深め、全ての従業員が個性や能力を発揮できるよう、意識・行動変容を促し、企業の組織力を強化することを目指したサービス「バヅクリ ウェルビーイング」の導入も増加しています。導入企業は、働きやすさ・働きがいの向上、ストレスケアなど心理的安全性につながる「バヅクリ ウェルビーイング」を介し、本格的に従業員をケアする人的資本投資を行うことで、企業全体の一体感を高め、成長につなげています。労働人口が減少し、人材獲得が激化する中、従業員の満足度を高めることが、人材の定着化や離職率低下につながっています。

【ビジネス・スキルも学べる「バヅクリ研修」】
経験豊富なプロ講師からビジネス・スキルが学べると同時に、新入社員、中途採用社員などの受講者同士が本音で語れる人間関係の構築と“仲間や絆づくり”を目指すオンライン・プログラム「バヅクリ研修」の導入も増加しています。中でも、3年以内の早期離職を防ぎ人材育成の研修を目的に、上司と部下間のコミュニケーション・価値観・関係性のギャップを埋めるOJT研修、精神的な回復力を学び部署内メンバー間の結束を高めるレジリエンス研修、職場で相談事を共有しやすくなるよう改善する心理的安全性研修なども人気です。

労働組合と「バヅクリ」】
2021年からは、全国に分散する組合員の「職場の本音」情報を収集し、労働環境の改善・向上につなげるために、労働組合でも「バヅクリ」の導入が加速しています。テレワーク環境/在宅勤務においては、家族の理解も欠かせないことから、従業員とその家族も参加できる社内イベントなど、「バヅクリ」の利用方法が多様化する動きも広がっています。

また、コロナの影響による労働環境“働き方”が変化していることから、業種・業界問わず、「バヅクリ」を導入している労働組合が定期的に課題を共有し、意見交換できる場「バヅクリ ユニオンミートアップ」の開催も開始しています。

バヅクリ」について
「バヅクリ」は不確実性が高く、多様性を尊重する現代における新しい価値観に合ったプログラムをオンラインで提供、メンバーの行動変容を促し、当社ビジョン「仲間を作り、未来を創る」のもと開発した、組織の課題解決を目指すオリジナルの「仲間作りの社内イベント/研修」です。「バヅクリ」により、メンバーの相互理解を深め、孤独感・不安感を減らすことで、メンバーの関係構築、モチベーション向上、ストレスケア、離職率低下、内定辞退防止などの人事領域の課題解決を図り、組織の一体感を高めて成長につなげます。
「バヅクリ」には、組織学や心理学アプローチで開発した100種類を超えるプログラムがあり、エンタテインメント要素を取り入れることで、メンバーの意欲的な参加を促し、参加者同士のつながりを深めます。また、プロの講師によるファシリテーションのもと、年齢の違いを問わず、気軽に参加することができます。
2020年8月のサービス開始から500社以上(うち約90%が上場企業)が導入し、プログラム実施回数は延べ1,000回を超え、実施後のアンケートでは満足度97%となっています。
さらに、「バヅクリ」は、短期間・低価格で導入できるため、従来の社内懇親会や研修開催時における企画・運営者の負荷、会場費・人件費など、90%以上の費用削減効果を見込むことができます。(https://buzzkuri.com/
・バヅクリ参考動画 :https://youtu.be/w8LfR0oCot8
・バヅクリHR研究所: https://hr-lab.buzzkuri.com/
・バヅクリ体験会  :https://hr.buzzkuri.com/trial-top

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