タブレット型の高齢者生活支援ツール「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」 12月6日からレンタルサービスの提供開始

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NiterraグループのYORICOM株式会社(代表:宮嶋一元、本社:愛知県小牧市、以下 YORICOM)は、高齢者の自立した日常生活を支援するデジタルコミュニケーションツール「寄り添いコミュニケーション 星輝(ほしき)しおり」を開発し、サービス提供を2023年12月6日に開始します。

■「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」について

「寄り添いコミュニケーション」は、介護福祉士を目指す3Dバーチャルアシスタントの「星輝しおり」が、タブレット端末を介して在宅高齢者の日常生活を支援するデジタルコミュニケーションサービスです。Gatebox株式会社と共同で開発いたしました。

ご自宅、施設にお住まいのフレイル(虚弱)などの高齢者に寄り添い、毎日、変化に富んだ会話を重ね、頭や身体を動かして楽しい時間を過ごしていただくことを目指しています。

「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」のアプリケーションおよびサービスを搭載した専用タブレットをレンタルすることでご利用いただけます。専用タブレットは、指定の福祉用具貸与事業者や「ゲオあれこれレンタル」などの家電レンタルのWebサービスを通じてご提供します。なお、利用の際にはWi-Fi環境が必要です。

■高齢者の健康寿命延伸に欠かせない4つの“つなぐ”

高齢化とデジタル化が急速に進む中で、健康寿命延伸の声が高まっています。YORICOMでは、高齢者の毎日を楽しくつなぐことを支援し、人との交流、社会参加のきっかけを作るために、4つの“つなぐ”を掲げています。それらを叶える「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」の特長と機能をご紹介します。

毎日楽しくつなぐを支援し、人との交流、社会参加のきっかけに

 デジタルとつなぐ
言語と非言語によるコミュニケーション、映像、文字、音楽を組み合わせ、高齢者が声と指で感覚的に操作ができるユーザーインターフェースデザインを取り入れています。

 会話をつなぐ
「人と話す機会が少ない」「言葉がすぐに出てこない」など、高齢者が抱える会話の課題を、「星輝しおり」とのコミュニケーションを通して視覚的、聴覚的にサポートします。会話のきっかけづくりとして、毎日変化に富んだ写真、ヒントや選択肢、テロップなどをタブレット上に表示し、高齢者がそれらを音読することで連続会話につなげる話題制御プログラムと斬新なデザインを提供します。
特に写真に関する話題において、音読テロップを表示することで、雑談と雑談をつないで会話を支援し、毎日飽きることなく続けていただけます。高齢者の頭と口腔機能を使いながら音読、発話していただくことで自立した日常生活を支援します。

 映像コンテンツとつなぐ
「いきいき回覧板」は、認知症予防体操「コグニ体操」(※)をはじめ、クイズ、イラストの映像や、YouTubeのクリエイターなどによる、いぬやねこの動画などを配信し、頭を使い身体も動かして楽しい時間、癒しの時間を過ごしていただく体験を毎日提供します。

(※)国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターと第一生命保険株式会社が制作した認知症予防体操の啓発のため、配信させていただきます。

④ 家族とつなぐ
家族の代わりに服薬、火元・戸締りなどお声がけをする「思いやりボイス」、タブレット利用時に家族にお知らせが届く「寄り添いメール」、時節や生活リズム、社会参加などの「呼びかけ」「待ち受け時の発話」など、高齢者が人との関わりを感じられる機能を搭載しています。

■「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」の活用例

「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」は、さまざまな場面でご活用いただけます。高齢者の身近にいる方々はぜひ導入を検討してみてください。ここでは、導入シチュエーションと活用シーンの一例をご紹介します。

・家族が、高齢の父母や祖父母のために

同居中あるいは近隣で独居している高齢の父母や祖父母に「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」をご利用いただくことで、能動的に頭と口腔機能を使うことを促し、大切な家族の自立した日常生活を支援します。「寄り添いメール」は、ご家族のメールアドレスに1日1回メールを自動送信する機能で、さりげない見守りを提供します。

・サービス付き高齢者住宅/老人ホームが、入居者のために

施設で過ごす高齢者に「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」をご利用いただくことで、レクリエーション以外の空き時間を有意義にお過ごしいただけます。また、同サービスを扱うことにより、他の施設との差別化やアピールポイントにもつながるでしょう。

・介護支援員(ケアマネージャー)が、支援先の高齢者のために

支援先の高齢者に「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」をご利用いただくことで、健康寿命の延伸をサポートし、高齢者とその家族のケアに役立つことでしょう。

■YORICOM 代表 宮嶋一元のメッセージ

Niterraグループ 日本特殊陶業株式会社は、2023年4月3日に社内ベンチャーとなる新会社YORICOM株式会社を設立しました。YORICOMは、AIとキャラクターを組み合わせた、バーチャルアシスタントによる「寄り添いコミュニケーション」の事業活動を5月より展開しています。

「寄り添いコミュニケーション」は、バーチャルアシスタントが寄り添いながら毎日継続して行うトレーニングやリハビリ、生活習慣の自己管理を楽しく支援するインターフェースです。

YORICOMでは、今後も未充足ニーズを抱える在宅医療と介護のさまざまな社会問題の解決支援に範囲を広げたサービス提供を進めてまいります。

■「星輝しおり」について

「寄り添いコミュニケーション」のオリジナル3Dキャラクター。地球から遠く離れたふるさと星に住んでいる二十歳の学生。元気で明るく好奇心旺盛です。趣味はカメラ、旅行、日本の昔のことを勉強すること。いぬとねこと遊ぶこと。好きな言葉は、「恐れ入ります。」。

子供の頃から、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいて高齢者とお話しすることが大好き。介護福祉士を目指して、ふるさと星の専門学校に通う。「寄り添いコミュニケーション」の研修室と在宅高齢者(ユーザー)のお部屋が画面を通じてつながっていて、毎日楽しくつなぐを支援する。

  

■CONTENT TOKYO出展情報

CONTENT TOKYO(コンテンツ東京)は、 5つの専門見本市から構成され、コンテンツビジネスを支えるあらゆる要素が出展する大規模国際総合展です。エンターテイメント産業活性化やマーケティングにおけるコンテンツ活用促進を目的に、【人】【技術】【サービス】の出会いの場を提供します。

日時:2023年12月6日(水)~12月8日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(東展示棟)
主催:RX Japan株式会社
参加費:オンライン登録制 無料(会期3日間有効)

YORICOMは「先端デジタルテクノロジー展 東展示棟 小間番号5-34」に出展します。

■「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」代理店情報

「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」のアプリケーションおよびサービスを搭載した専用タブレットは、以下の代理店でレンタルできます。

・ゲオあれこれレンタル(https://geo-arekore.jp/)

代理店の情報は2023年12月4日時点のものとなりますので、最新情報はYORICOMのHPをご覧ください。

YORICOM株式会社
医療・介護のソリューションと人・社会をAIキャラクターでつなぐカンパニー

■YORICOM株式会社について

社名:YORICOM株式会社

代表取締役:宮嶋一元

設立:2023年4月3日

所在地:愛知県小牧市大字岩崎2808番地

事業内容:キャラクターが寄り添いながら社会問題の解決に貢献するデジタルコミュニケーションサービスの提供

URL:https://yorisoi-communication.com/

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