「第2回 日本の未来を考える勉強会」は、4月30日(日)15時から京都・嵐山で開催します。
今回は、保津川遊船企業組合の豊田知八代表理事をゲストに迎え、私財をなげうって保津川(桂川)の掘削を行い、のちの京都発展の礎を築いた角倉了以の事績を学びます。
勉強会の講師は、前衆議院議員の安藤裕。ゲスト講師は保津川遊船企業組合の豊田知八代表理事。司会はマルチタレント・大奈。
勉強会の開催場所は、明治天皇が関西行幸の際に立ち寄った山中邸の邸宅跡を記念した石標が京都府によって建てられている「京都・嵐山 清遊の宿 らんざん」
穏やかな安らぎの中にも、凛とした京都らしさを感じる心地よい空間。桓武天皇(在位781-806)が度々行幸(ぎょうこう)された大堰離宮(おおいりきゅう「日本紀略」参照)の立地場所と推定されている由緒ある場所です。
まず、前衆議院議員の安藤裕から、インフラ整備に重要性、我々の生活が先人たちのインフラ整備の上に成り立っており、物流も防災投資も含めて、人々の生活の安心安全と利便性向上、経済発展にインフラ整備が欠かせないことをお話します。
その後、豊田知八代表理事と安藤裕のトークショー。コーディネーターはマルチタレント・大奈が務めます。
以下、豊田代表理事のお言葉です。
『角倉家の家訓に「人を損(巣)てて己を益するにあらず」というものがあります。
他者に損失を与えて、自分だけが利益を得ようとしてはいけない。という意味です。
本物の国際人として他国とビジネスをした角倉了以の実践商業哲学はぜひ、お伝えしたいです。
海外特に欧米が今更「SDGs」などと言う前に日本では400年以上も前から、すでに了以たちはとっくに「グローバルスタンダード」を実践していた。
ビジネスは時代が生み出し、人を潤し、事業を潤わせ、地域を潤し、そして社会から世界を潤せるものだということを近世の日本人商人からのメッセージをお伝えし、実業ってなにか?経済発展は何のために目指すのか?根本を見つめなおしたいです。』
そして今回も司会とトークショーのコーディネーターを務めるのはマルチタレントの大奈。
KBS京都Radioの冠番組パーソナリティを20年にわたって務めるトーク力を生かし、勉強会を盛り上げます。
勉強会後の懇親会には、芸人・赤字黒字も登場。政治経済ネタの漫才でお楽しみください。