■ 組織編成の概要及び目的
ファストドクターはこれまで、診療費のキャッシュレス化や保険証のオンライン提出といったペイシェントジャーニーのデジタル化や、主治医とファストドクター医師※の診療情報連携のリアルタイム化・オンライン化など、デジタルで最適化されたファストドクターの機能を既存の医療インフラに組み込んでいくことにより、医療へのアクセシビリティ向上や生産性向上に取り組んでまいりました。
加えて今後、さらなる医療の質的向上を追求するにあたり、これまでファストドクターが重点的に取り組んでいた「救急医療支援」に加え、ヘルスケアデータを活用した「慢性期医療支援」や、テクノロジーによって物理的距離を超えた「へき地医療支援」など広域でのソリューションを展開し、地域医療に貢献してまいります。
※医師による医療相談を含む医療行為はファストドクターが提携する医療機関所属の医師によって行われ、 ファストドクターが医療行為を行うものではありません。
ファストドクターテクノロジーズは、「エンジニアリング」「R&D」「UX/DXデザインおよびプロダクトマネジメント」など、主に3領域でのスペシャリストが在籍し、ファストドクターのサービス運用に必要な研究開発や技術開発を担う組織です。サービスと開発、双方の連携をより強固にすることで、事業のさらなる高速化と、テクノロジーを活用した新たな医療体験の創出を目指しています。
ファストドクターは、本組織の編成により、2025年目標「不要な救急車利用を3割減らす」2030年目標「1億人のかかりつけ機能を担う」を達成し、ミッションである「生活者の不安と、医療者の負担をなくす」の実現に近づけてまいります。
■ CTOの新設について
本組織の編成にあたりCTO(Chief Technology Officer)の役職を新設し、2021年までEdTech領域で活躍してきた宮田芳郎が同日付けで就任いたしました。
CTO 宮田 芳郎より就任のご挨拶
日本にはアクセスがしやすく質の高い素晴らしい医療体制がありますが、少子高齢化が進行し医療費は増え続け、相対的に教育など未来への投資が縮小されるという厳しい現状に直面しています。医療の質的担保と未来への投資、どちらも日本社会にとって欠くことはできません。私たちはこの重要な社会課題をテクノロジーを駆使して医療/介護の生産性を革新し、解決しようとしています。
医療分野は最も身近で、だからこそ最も「手付かず」だった領域です。
日本国内では数少ない成長市場であるにも関わらず、医療DXは他分野と比べて遅れています。つまり、テクノロジーで解かれるべき課題に満ち溢れていると考えています。
ファストドクターテクノロジーが作っていくのは、日本の医療/介護の生産性改革のためのテクノロジーです。単にコストを下げれば良いというものではありません。医療体験・品質を維持しつつ、医療のフリーアクセスとも両立するように進めていく必要があります。医療従事者と手を取り合って、このトレードオフを解いていくのが我々の仕事です。テクノロジーによって社会に産み出す付加価値向上に貢献し、未来の社会を「良い形」で子ども達に渡すことができるよう、チャレンジを続けて参ります。
■ファストドクターテクノロジーズでは、共に組織の成長エンジンとなる人材を募集しています。
詳細はこちら▶ https://careers.fastdoctor.co.jp/tech
■ 両代表登壇・創業初のミートアップはこちら
2022年12月9日開催! ▶ https://www.wantedly.com/projects/1185837
■ ファストドクター株式会社
ファストドクターは2016年の創業以来、新しい医療の選択肢を社会に提示する存在として、患者向けサービス(医療相談、救急往診、オンライン診療、訪問看護等)を始めとして、医療機関向けサービス(在宅医を対象にした往診代行事業)、自治体向け事業(地域の医療課題解決のための医療体制構築支援)等、先進的かつ包括的な医療サービスを展開してまいりました。2022年からはテクノロジーを活用した医療DX事業の本格化や大学と協同し医療データの研究・活用などヘルステック企業としての活動の幅を広げています。
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所在地:〒108-0014 東京都港区芝4丁目5-10 EDGE芝四丁目ビル3F
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
URL:https://www.fastdoctor.co.jp/
【本件に関するお問合せ】
ファストドクター株式会社 広報 田島めぐみ
E-mail:pr@fastdoctor.jp
Tel: 090-7843-9782