【三協則武鋼業株式会社】「物流2024年問題」への取り組みのご紹介

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三協則武は、ドライバーの労働時間の短縮及び安全面の確保を行うことにより、物流2024年問題へ対処を行っております。取り組みを行うためには、自社努力だけでなく、運送会社の協力も必要です。

  • 取引先運送会社様との混合チームで、ソフトボールの試合に挑む

 三協則武では、クラブ活動を行っており、取引先運送会社である有限会社荒木運輸様(以下荒木運輸)との混合チームを組成しております。

 2023年7月23日、混合チームとして関西屈指の強豪チームである大阪シニアフェローズ様との練習試合を実施しました。

 (https://sankyo-kgy.com/clubreport/305/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%B4%BB%E5%8B%9523-7-23/

 試合には敗れましたが、秋の関西コイルセンター工業会大会、JFE商事考隆会大会に向けて、メンバーの士気があがり、かつ荒木運輸様との信頼関係が深まった一日でした。

 一緒にクラブ活動を行っている荒木運輸の社員様より「三協則武社員の多くと知り合いになれ、また親睦を深めたことから、日常(運送)業務のお願いや依頼が気さくにできるようになった。今後も運送会社からの目線で三協則武に改善提案を行い、また三協則武からの依頼については、できるだけの対応を善処する!」とのお声をいただき、大変好評を博しております。

 他に、ソフトボールだけでなくフットサル部においても同様の取り組みを行っています。(下記写真は6/10に実施した、取引先様との交流試合)

 しかしながら、クラブ活動によって親睦を深めることは、三協則武の取り組みのほんの一部にすぎません。

  • 三協則武の物流2024年問題への3本柱

 三協則武は、①ドライバーの労働時間の短縮、②ドライバーの安全性の強化、③ドライバーの業務環境改善の三本柱による、物流2024年問題への対応を進めています。

 

①ドライバーの労働時間の短縮

 物流2024年問題によって、ドライバーの時間外労働の上限規制が960時間となり、ドライバーの人員不足や輸送力の低下が危惧されております。そこで、荷主である三協則武としては、待機時間の徹底的な削減を図るべく、出荷担当の人員増、運送会社への配送表の共有、昼休み出荷の実施を行い、待機時間の削減に貢献し、時間外労働の削減に積極的に取り組んでいます。

②ドライバーの安全性の強化

 先述の時間外労働規制によって、ドライバー採用力の低下が予想されます。そこで、三協則武は安全衛生委員会で、安全を確保するドライバーの作業マニュアルの作成に向けて情報共有を実施する等の、安全対策の協力を行っております。安全な職場環境の整備によって、採用力や満足度の向上に繋げています。

③ドライバーの業務環境改善

 ドライバーの業務環境改善のために、ドライバー向けの休憩室を設置し、飲料や塩タブレットの提供を行っています。また、先述のクラブ活動による親睦もその一環です。

 この取り組みによって、ドライバーより、三協則武に対する忌憚のない意見をいただけるようになり、更なる環境改善への良いサイクルが出来ています。

 この他、運送会社の利益向上への協力等、運送会社、ドライバーそして三協則武の「三方よし」を目指して、多面的に物流2024年問題に取り組んでおります。

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