- 調査サマリー
- 調査概要
調査概要:工務店・ハウスメーカーの採用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年11月1日〜同年11月2日
有効回答:工務店・ハウスメーカーの採用担当者(人事・経営者・役員)106名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「UNIIDEO株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://uniideo.com/
- 採用担当者の54.3%が採用活動に関して、課題を感じた経験あり
「Q1.あなたのお勤め先の採用活動に関して、課題を感じたことがありますか。」(n=106)と質問したところ、「何度もある」が19.1%、「ややある」が35.2%という回答となりました。
・何度もある:19.1%
・ややある:35.2%
・あまりない:24.8%
・全くない:15.2%
・わからない/答えられない:5.7%
- 採用活動に関する課題、「高齢者の割合が高い」や「社員の定着率が低い」、「求める人材レベルと応募者との乖離」など
Q1で「何度もある」「ややある」と回答した方に、「Q2.あなたのお勤め先の採用活動に関して、どのような課題を感じたことがあるか、教えてください。(複数回答)」(n=57)と質問したところ、「高齢者の割合が高くなっている」が43.9%、「社員の定着率が低く、流動性が激しい」が40.4%、「求める人材レベルと応募者との乖離がある」が40.4%という回答となりました。
・高齢者の割合が高くなっている:43.9%
・社員の定着率が低く、流動性が激しい:40.4%
・求める人材レベルと応募者との乖離がある:40.4%
・求人サイトに掲載しても応募が集まらない:38.6%
・新卒の入職希望者が減っている:33.3%
・競合との差別化が難しい:15.8%
・面接前や入社前の内定辞退が多い:7.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 他にも「書類だけではいい人材は計れない」や「給料、時間外の仕事に対して不評が多い」などの課題も
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、あなたのお勤め先の採用活動に関する課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=57)と質問したところ、「書類だけではいい人材は計れない」や「給料、時間外の仕事に対して不評が多い」など40の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・55歳:書類だけではいい人材は計れない。
・66歳:給料、時間外の仕事に対して不評が多い。
・59歳:技術職を求めているが、求める技術・能力を持った有望な人材がいない。とくに、山間部では厳しい。
・65歳:プロが面接にこない。
・58歳:少子高齢化の要因もあり、大工さんになりたいと希望する若い日本人が少ない。
・42歳:待遇とスキルのアンマッチ。
・63歳:従業員の採用ではなく、下請け業者の新規採用に課題がある。
- 3割以上の採用担当者が「社員の定着率向上」に向けた取り組みを実施
「Q4.社員の定着率を上げるために、あなたのお勤め先で取り組んでいることはありますか。」(n=106)と質問したところ、「ある」が33.3%、「ない」が52.4%という回答となりました。
・ある:33.3%
・ない:52.4%
・わからない/答えられない:14.3%
- 取り組み内容として、約半数が「定期的な1on1ミーティングの実施」や「福利厚生の充実」を実施
Q4で「ある」と回答した方に、「Q5.社員の定着率を上げるために、あなたのお勤め先で取り組んでいることを具体的に教えてください。(複数回答)」(n=35)と質問したところ、「定期的な1on1ミーティングの実施」が48.6%、「福利厚生の充実」が45.7%、「評価制度の見直し」が40.0%、「長時間労働の管理や有給休暇の取得推進」が40.0%という回答となりました。
・定期的な1on1ミーティングの実施:48.6%
・福利厚生の充実:45.7%
・評価制度の見直し:40.0%
・長時間労働の管理や有給休暇の取得推進:40.0%
・顧客の声や社員情報などを社内に継続的に発信:37.1%
・メンター制度を導入し、若手社員をサポート:17.1%
・ミッション・ビジョン・バリューの浸透:14.3%
・その他:2.9%
・わからない/答えられない:0.0%
- ブランディングへの取り組みで、52.4%が採用活動に効果を実感
「Q6.ブランディングに取り組むことは、採用活動に効果があると思いますか。」(n=106)と質問したところ、「非常にそう思う」が15.3%、「ややそう思う」が37.1%という回答となりました。
・非常にそう思う:15.3%
・ややそう思う:37.1%
・あまりそう思わない:26.7%
・全くそう思わない:7.6%
・わからない/答えられない:13.3%
- ブランディングが採用活動に効果的な理由、「自社の価値や企業理念について理解が深まるため」が56.4%で最多
Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.ブランディングが採用活動に効果的だと思う理由について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=55)と質問したところ、「自社の価値や企業理念について理解が深まるため」が56.4%、「認知度が上がり、企業価値も高まるため」が52.7%、「社員同士の連帯感が強化できるため」が38.2%という回答となりました。
・自社の価値や企業理念について理解が深まるため:56.4%
・認知度が上がり、企業価値も高まるため:52.7%
・社員同士の連帯感が強化できるため:38.2%
・自社や商品に対して愛着を持つようになるため:36.4%
・競合他社に目移りする可能性が低くなるため:21.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 約半数の採用担当者が、今後のブランディングへの取り組みに意欲
「Q8.今後、あなたのお勤め先でブランディングに取り組んでいきたいと思いますか。」(n=106)と質問したところ、「非常にそう思う」が13.4%、「ややそう思う」が32.4%という回答となりました。
・非常にそう思う:13.4%
・ややそう思う:32.4%
・あまりそう思わない:31.4%
・全くそう思わない:9.5%
・わからない/答えられない:13.3%
- まとめ
今回は、工務店・ハウスメーカーの採用担当者(人事・経営者・役員)106名に対し、工務店・ハウスメーカーの採用に関する実態調査を実施しました。
工務店・ハウスメーカーの採用担当者の54.3%が採用活動に対して課題があり、主に、「高齢者の割合が高い」や「社員の定着率が低い」、「求める人材レベルと応募者との乖離」などの意見が多数挙がりました。
また、課題解決に向けて「社員の定着率向上」に向けた取り組みを実施する採用担当者も増えています。取り組みの一環として「ブランディング」への取り組みにより、半数以上が採用活動に対して効果を実感していることも明らかになりました。
工務店・ハウスメーカーにおいて、専門人材の若手が減っており、人材確保に頭を抱える採用担当者が多い実態が浮き彫りになりましたが、企業の取り組みとして「ブランディング」施策を実施する企業の多くから、「ブランディング」が採用活動にも良い効果をもたらしていると実感する声が多数挙がりました。「ブランディング」は経営における自社の認知度向上だけではなく、自社の価値や企業理念についての理解を深めてもらえることで、採用時の人材のミスマッチングが置きにくく、定着率の向上にも繋がりやすいようです。
- 中・長期に会社を育てるブランディングサービス
“選ばれ続ける企業”になるためのブランド構築と集客向上サービス。自社の「強み」を発見し、デザインで「共感」をつくり、プロモーションによって「集客」を高める一気通貫のブランディングを行います。(https://uniideo.com/service/brandingservice/)
- 会社概要
会社名 :UNIIDEO株式会社(ユニィディオ)
設立 :2008年4月1日
代表取締役:山田 真澄
所在地 :東京本社/〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-20-4 FORCEビル3F
大阪支社/〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-28-11 安川ビル7F
事業内容 :ブランドコミュニケーション事業
企業成長のためのブランディングサービス。
戦略の立案から、成果につなげるコミュニケーション活動まで包括的に提供。
ブランドを社内外に浸透させ、企業価値を最大化します。
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