【かかりつけ医】2022年度改定後の「機能強化加算」の今

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ミーカンパニー株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役:前田 健太郎 以下「当社」)は、 保険医療機関の様々な情報を収集。 高いクレンジング技術でデータベース化しています。今回は、第8次医療計画で「かかりつけ医」機能を表すものとして語られている「機能強化加算」について最新の状況を調査しました(2022年9月時点)(久松)
■ ホワイトペーパーDLサイト(ダッシュボードも合わせてご確認いただけます)
SCUEL DATA REPORT Vol.25   第8次医療計画の行方~地域のかかりつけ医の今
https://scueldata.me/news/2022/10/14/6339/?from=refprt026

■第8次医療計画の議論
2022年度の診療報酬改定で算定要件などの見直しがなされた「機能強化加算」。この10月から開始した外来機能報告のなかにも報告項目があり、厚生労働省では、2024年度から始まる第8次医療計画の策定指針にむけて議論が進んでいます。

■ 機能強化加算: 届出医療機関数は都道府県間で依然として5倍強の開き

■全国では 10万人あたり 約11.74
2022年9月時点で「機能強化加算」を届出ている医療機関数は、全国で14,789(診療所:13,478 病院:1,311)10万人あたりの医療機関数は、約11.74件(人口データ、令和4年1月1日住民基本台帳) 2022年度診療報酬改定前の調査では、人口10万人あたり12.43件(2021年12月時点、人口データ令和3年1月1日住民基本台帳)と比較して、約0.7 減少しています。

■ファーストアクセスポイントとしての「かかりつけ医療機関」
かかりつけ医機能がちゃんと確保されているということは、そこで暮らす人が受けることができる医療へのファーストアクセスポイントが、確保されているということなのかもしれません。第8次医療計画でのかかりつけ医についての議論の行方とあわせて、地域の医療機関数の差なども合わせて注目していく必要がありそうです。
※1)参照引用  第14回第8次医療計画等に関する検討会 2022/9/9

■ データで捉える
外来機能報告や医療計画の議論など、診療報酬上のかかりつけ医の動向が今後も注目されます。弊社は、引き続き厚生局などの情報収集、地域のかかりつけ医機能の状況、その他の情報を収集し精緻にデータ化、様々な企業様の「知りたい」のご希望にお応えしていきます。

■ ホワイトペーパーダウンロード(ダッシュボードも合わせてご確認いただけます)
SCUEL DATA REPORT Vol.25  第8次医療計画の行方~地域のかかりつけ医の今
https://scueldata.me/news/2022/10/14/6339/?from=refprt026

 こちらのホワイトペーパーサイトで下記の情報を入手いただけます
・二次医療圏別、病院・診療所ごとの届出医療機関数(機能強化加算)DL
・市区町村別、病院・診療所ごとのの届出医療機関数(機能強化加算)動的コンテンツ

◆保険医療機関の施設基準に関する当社保有データ詳細についてはこちら
https://scueldata.me/dataset/requirement-medical/
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【調査概要】
調査期間:2022年9月時点
調査対象:各保険医療機関の機能強化加算の届出状況
調査方法:各地方厚生局 47都道府県分の公開情報収集
人口データ:令和4年1月1日現在 総務省公開の住民基本台帳
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■過去のレポートはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000011087.html

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