◆ 背景
一般的に入居者は、賃貸物件へ入居する際、室内に傷や汚れがないかをチェックし記録する「現況確認書」を管理会社へ提出する必要があります。提出した現況確認書を用いて、退去時に室内の状況を確認することで、原状回復が必要かどうかを管理会社が判断します。従来の現況確認書は、部屋の間取り図に入居者が手書きで傷や汚れがあった箇所を記載するものが一般的でした。そのため、入居時の状態の証拠が不十分であるなどの理由から、原状回復の請求について入居者と管理会社の間でトラブルになることが賃貸住宅において非常に多いのが現状です(※1)。
◆ 概要
2023年1月より、賃貸住宅のWEB更新・退去システム「更新退去くん」において、賃貸物件の入居者が暮らし始める前に室内の傷・汚れなどをチェックして記録する「現況確認書」をスマートフォンで簡単に作成できる現況確認機能(以下、「本機能」)のご利用が可能になりました。
入居者は賃貸物件入居時に、「更新退去くん」の賃貸物件マイページ上の画面に従い、室内の撮影・コメントを記入するだけで、スマートフォン1つで簡単に現況確認書を作成することができ、作成した現況確認書はそのままマイページ上から管理会社へ送信できます。管理会社は送付された現況確認書を管理画面からいつでも確認でき、PDFでの印刷も可能です。
本機能は、入居者の紙の現況確認書の作成・保管・送付の手間を省き、管理会社もオンライン上で管理できるため、現況確認書の作成漏れや紛失を防止、また、写真により傷・汚れの程度が明確に記録されるため、退去時の原状回復の責任範囲明確化など、退去時に起こりがちなトラブルを防ぎます。
◆ ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)「更新退去くん」概要
「更新退去くん」は、マイページ機能と、チャット等によるコミュニケーションで、入居者とのスムーズなやりとりを可能にする、賃貸住宅のWEB更新・退去システムです。
解約申請機能や、電子契約機能、帳票作成機能によって、更新・退去に関する手続きをオンライン上で完結させることが可能になります。また、更新・退去に関する進捗状況を、オーナーや保証会社、ハウスクリーニング会社などの関係者へリアルタイムに共有可能になります。
更に、不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」、不動産関連電子契約システム「電子契約くん」との連携により、入居申し込みから更新・退去まで一気通貫の顧客管理を可能にし、体験価値向上に貢献いたします。
(※1)出典:令和4年12月 東京都住宅政策本部:賃貸住宅トラブル防止ガイドライン p.1
◆「更新退去くん 」に関する不動産事業者様からのお問い合わせ
TEL : 03-6441-3954(土日祝日を除く10:00~18:00)
PC・スマホ :https://lp.itandibb.com/koushin-taikyo/#contact
◆ ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)概要
ITANDI BB +は、物件検索から内見、入居申込、契約、更新、退去手続きまでを一気通貫でサポートし、顧客管理機能も有する、不動産賃貸業務のDXサービス群です。withコロナ時代の新たな生活様式に対応した賃貸不動産業務の実現を推進し、現在、約2,000社の賃貸不動産会社で導入、約49,000店舗の仲介拠点で利用されています。
【サービス一覧】
顧客管理・自動物件提案システム「ノマドクラウド」
物件確認電話の自動応答システム「ぶっかくん」
賃貸住宅の内見予約WEB 受付システム「内見予約くん」
不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」
不動産関連電子契約システム「電子契約くん」
賃貸住宅のWEB更新・退去システム「更新退去くん」
原状回復工事の発注・管理システム「内装工事くん」
不動産関連業務の自動化システム「RPAくん」等
賃貸管理クラウド「ITANDI管理クラウド」(2023年春予定)
また、本日 PR TIMES STORYにて、管理会社、入居者、家主や工事業者間のコミュニケーションコストやタイムロスがかさむ更新退去業務をどのようにしてDX化させていったのかを、「更新退去くん」の開発チームを率いる兼田 健一郎が語るインタビューを公開します。
入居者探しから更新・退去まで、不動産賃貸業を一気通貫でDX。エンジニア兼田が語る『ITANDI BB+更新退去くん』の唯一無二の強み
◆ イタンジ概要
イタンジ株式会社は、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げ、不動産賃貸業における課題を解決するサービスを提供する不動産テック企業です。
主力事業である、賃貸管理会社・仲介会社向けSaaSサービスは、ARR前年比+70%(*1)と急成長。本サービスを通じた電子入居申込数は、年間約63万件(入居申込サービス利用数 2年連続No.1)、
入居申込関連書類のペーパーレス化により年間約500万枚の紙の削減を達成するなど賃貸不動産業界のDXを推進しています。(*2)
(*1)ARR:Annual Recurring Revenue(年間経常収益)。各四半期末の⽉末MRRに12を乗じて算出。MRRには、月額利用料金、従量課金、付帯事業の収益を含む。ITANDI BB+の2021年10⽉時点と2022年10⽉時点でのARRを⽐較
(*2)対象期間:2021年4月1日~2022年3月31日。No.1調査委託先:TPCマーケティングリサーチ株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:松本 竜馬)
社名:イタンジ株式会社
代表者:代表取締役社長執行役員CEO 野⼝ 真平
URL:https://www.itandi.co.jp/
本社:東京都港区六本⽊3-2-1 住友不動産六本⽊グランドタワー 40F
設⽴:2012年6⽉
資本⾦:3,600万円
事業内容:
・リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB (イタンジビービー)」の開発、運営
・不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)」の開発、運営・ネット不動産賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」の開発、運営