“畳と箪笥”のコラボレーション!? 「アナログ」なクリエイター達によるサウンド&アートインスタレーション

この記事は約10分で読めます。
創業60周年を迎えた株式会社オーディオテクニカは、新たな企業メッセージ「もっと、アナログになっていく。」の元、2022年11月4日(金)~ 6日(日)の3日間、「アナログ」を巡り、感性を刺激する『Analog Market』を開催。今回は第3弾として【Area3/Gallery】サウンド&アートインスタレーションを発表いたします。

■会期:2022年11月4日(金)~6日(日)青山・表参道・原宿エリアの3会場で開催 
■入場料:無料 
■特設サイト:https://www.audio-technica.co.jp/analogmarket/ 

 

  • Analog Marketとは

レコードを中心に、骨董/アンティーク、古着、アート、インテリア、観葉植物、オーガニックフードなど、つくり手の魂のこもった、様々な「アナログなもの」を体験できるアナログな蚤の市 「Area1/Shopping & Workshop」をはじめ、ハイエンドリスニング体験ができる「Area2/Deep Listening」、サウンド&アートインスタレーションが楽しめる「Area3/Gallery」の3会場で開催。五感を通してお楽しみいただけたら幸いです。 

 

  • イベント第3弾 追加情報

【Area3/Gallery】サウンド&アートインスタレーション  
会場:STUMP BASE 

 

 

■アナログなクリエイター達による、”畳と箪笥” サウンド&アートインスタレーション 
アナログなクリエイターたちと一緒に、新たな創造性を掻き立てる空間をご用意。 
アナログ・シンセサイザーの名機であり、スロッビング・グリッスルが愛用したことでも知られる「ROLAND System 100M」と、熊本県八代産の天然い草を使用した伝統的な製法の畳に現代のテクノロジーを融合させたサウンドシステム「TTM-V20」。  
今回、この2つのアナログプロダクトに、実際の古民家から発掘された古道具をアレンジし、”時を経過したアナログ”と、”これからの時を刻むアナログ”が融合したサウンド&アートインスタレーションを創りました。 
ここでしか味わえないアナログの表現を是非体感してください。 
 
<サウンド・シンセサイザー:Galcid + Hisashi Saito> 

 

・Galcid  
Lenaによるアナログシンセザイザー、ユーロラックを使いこなした「完全即興スタイル」のソロユニット。10社の海外undergroundレーベルと契約し、デジタル配信だけでは無く、毎回12inch Vinylを発売。Boiler RoomやMutek.jpへの出演をかわきりに幾度のワールドツアーを成功させる。2020年7月にはドイツの実験音楽の老舗レーベル、ミルプラトーとダンスミュージックの老舗、Force Inc.でもリリースし話題に。2021年3月にはセカンドアルバムを発表し、Disk Unionではエレクトロニック・ミュージック部門で予約段階でソールドアウト、レコードでありながら1位を獲得する。 
URL:https://galcid.com/ 

 ・Hisashi Saito 
1991年『GULT DEP』でビクターエンターテインメントよりメジャーデビュー。日本でのシンセサイザーマエストロとしての地位を確立し、「シンセ番長」という愛称を持ち、様々なジャンルで制作、執筆を行う。 Galcidのサウンドプロデューサーを務める傍ら、Roland社を始めとする楽器のプリセット音を始め、人気のAIRAシリーズやBoutiqueシリーズ立ち上げ時よりアーティストとしてディレクターに携わり、その中でもTR-8はベストリズムボックスで選ばれる。即興電子サウンドはカール・ハイド(アンダーワールド)、ダニエル・ミラー、クリス・カーターなど世界の強豪達から絶賛を受け、坂本龍一氏がディレクションするSKMT picksにgalcidの曲が選ばれるなど世界的な評価を受ける。 
URL:https://www.hisacid.com/ 

 
<畳:鼓動する畳 TTM-V20> 

振動スピーカーを畳の内部に6機搭載し、畳に「ごろ寝」することで音と振動を全身で感じることができる「鼓動する畳」。畳と接触した身体の部位から音の振動を感じ取ることができ、体験シーンに合った音源を作ることで、休憩所でのリラックスシーンから迫力ある音楽や映像作品の鑑賞まで、さまざまな用途での活用が可能。 ⽇本⼀を誇る畳の産地、熊本・⼋代発の新商品開発プロジェクト「YATSUSHIRO TATAMIx」の第一弾プロダクト。 
URL:https://yatsushiro-tatami.jp/tatamix/ttm-v20/ 

 

<箪笥:循環ワークス> 
●循環ワークス  

静岡県沼津市の鯖節工場だった場所を拠点に、環境に寄り添い「もの」や「人」を循環させて、よりよい生活の仕組みを考える “循環工場” として、電力は100%自給し、古物や古民具の回収・販売、環境に寄りそったワークショップ、地球と体に優しいカフェ運営など、可能な限り自然環境に負荷を与えない持続可能な生活を発信している。実際に解体される古民家などから次世代に循環することができる古物を発掘する活動をしており、それらを作品の一部として展示。 
URL:https://junkanworks.com/ 

 

 

<映像: Colo Müller (COSMIC LAB) > 
ライブビジュアル・ラボラトリー”COSMIC LAB” を主宰。ダンスフロアから世界遺産までを舞台に、可視と不可視が交わるオーディオ・ヴィジュアルの体験を通じて、認知の拡張を探求する。20世紀末、”BetaLand”を結成してVJとしての活動をはじめる。近年、XR空間での様々なライブ体験を創出しており、∈Y∋(BOREDOMS)を中心に結成したプロジェクト ”FINALBY( )” (FUJIROCK 2021出演)や、Flying Lotus主宰「THE HIT」での長谷川白紙のXRVJなど数多く手掛ける。 
URL:https://cosmiclab.jp/

 

<音響: Whitelight > 
2010年6月設立。重力の束縛から魂を解放する事が目的。マルチチャンネル音響設計・演出、音源製作、サウンドシステム開発、等を行う。 
URL:http://whitelights.jp/ 

 
■スペシャル体験コンテンツ 
【箪笥シンセLIVE by Galcid + Hisashi Saito】 

モジュラーシンセサイザーをはじめとするアナログインストゥルメンツを巧みに駆使するアーティスト「Galcid」と「Hisashi Saito」による「箪笥シンセ」を鳴らす、スペシャルLIVEを開催いたします。 
 
11月5日(土) 17:00〜17:30 
11月6日(日) 17:00〜17:30 

 
【アナログなお茶会】※事前予約制※ 
茶の湯の基本を守りつつ現代に合った創意工夫を加えた独自のスタイルを構築し、多数の茶会をプロデュースする茶人 松村 宗亮や、永江 宗杏らによる「アナログなお茶会」を上記の特別な空間で実施。 それぞれ独自のスタイルや世界観で活動しており、2日間で違った演出をご用意いたします。音や映像に囲まれた非日常の空間で、一期一会の体験をお楽しみください。 
茶会企画・プロデュース:株式会社無茶苦茶 

 ■11/5(土) 
<茶人>松村 宗亮(裏千家茶道准教授 / 茶道教室 SHUHALLY 代表) 
13:00〜13:30/14:00〜14:30/15:00〜15:30/16:00〜16:30   

 ■11/6(日)  
<茶人>永江 宗杏(裏千家茶道准教授 / 茶道教室 春華庵 主宰)   
13:00〜13:30/14:00〜14:30/15:00〜15:30/16:00〜16:30 

・1回30分  
・定員:4名様/回  

 ※「アナログなお茶会」は事前予約制となっております。詳細は特設サイトをご覧ください。 
 URL:https://www.audio-technica.co.jp/analogmarket/ 
※靴を脱いで畳に上がるため脱ぎ履きしやすい靴をオススメいたします。 
※開始10分前のご来場ご協力をお願いいたします。 

 

以下、画像左から順に掲載。以下、画像左から順に掲載。

●松村 宗亮 
学生時代のヨーロッパ放浪中に日本人でありながら日本文化を知らないことに気づき、帰国後に茶道を開始。「SHUHALLYプロジェクト」として “茶の湯をもっと自由に、もっと楽しく” をモットーに茶道教室やお茶会を主宰。茶の湯の基本を守りつつ現代に合った創意工夫を加えた独自のスタイルを構築し、これまでに海外10カ国、首相公邸などから招かれ多数の茶会をプロデュース。コンテンポラリーアートや舞踏、ヒューマンビートボックス、漫画等、他ジャンルとのコラボレーションも積極的におこなう。裏千家十六代家元坐忘斎に命名されたオリジナル茶室「文彩庵」はグッドデザイン賞を受賞。 
https://shuhally.jp/ 

 ●永江 宗杏 
広告、雑誌などのモデルとして活躍しながらカナダ人の母と幼少期に始めた茶道の魅力を伝えようと初心者向けの茶道教室を2021年の春にスタート。アートやヨガのコラボなど新しいカタチを発信中。 
https://www.instagram.com/anna_clair_idea_0317 

協力:スペース大原 

http://www.spaceohara.com 

 
■Lovotic アート展示/レコード体験 
Audio-Technica主導のグローバルプロジェクトAnalogue Foundationから今年リリースされたSoundwalk CollectiveとCharlotte Gainsbourgによる「Lovotic」。 Atom™, Lyra Pramuk, Paul B. Preciado , Willem Dafoeも参加している作品。そのレコードとアート、ミュージックビデオを展示いたします。 

 

<Analogue Foundationとは> 
 

記憶に残る体験創出とアナログサウンドの探求を目的に始まった、Audio-Technica(以下、AT)発のグローバルプロジェクト。アナログという共通の価値観で繋がったファウンダーには、D’AngeloやErykah Baduのエンジニア/プロデューサーとして有名なRussell Elevadoと、Patti SmithやJean-Luc Godardとのコラボレーション作品で知られるサウンドアートユニットSoundwalk Collectiveが名を連ねている。これまでに、ロンドンの老舗クラブFabricのミュージックディレクターCraig Richards主催の<Houghton Festival>への参加や、ハイファイサウンドシステムを取り入れたロンドンでのポップアップイベント<Giant Steps>の開催、南米のアマゾンとNYのコンクリートジャングルを音で繋げるプロジェクト<Jungle-ized>への参加、Globe-Trotterとのコラボレーション<Listening Station>、今年2022年には、元RBMA(Red Bull Music Academy)のスタジオチーム統括のEric Breuerと共にベルリンにレコーディングスタジオをオープン。若手アーティストへの音楽制作ワークショップ等、世界中の様々な場所でアートと音楽の分野を中心に活動している。 
 URL : https://www.analoguefoundation.com/ 

 

  • Analog Market開催概要

■会期:2022年11月4日(金)~6日(日) 
【青山ファーマーズマーケット|国連大学前広場】11月5日(土)・6日(日)10:00 – 16:00 
【BA-TSU ART GALLERY】11月4日(金)13:30 – 20:00/5日(土)10:30 – 18:00/6日(日)10:30 – 17:00 

【STUMP BASE】11月5日(土)12:00 – 20:00/6日(日)12:00 – 19:00 
※上記の時間は若干変更する場合がありますのでご了承ください。 

■入場料:無料 
■特設サイト: https://www.audio-technica.co.jp/analogmarket/ 

■会場アクセス 
【青山ファーマーズマーケット|国連大学前広場】東京都渋谷区神宮前5-53-7 
【BA-TSU ART GALLERY】東京都渋谷区神宮前5-11-5 
【STUMP BASE】東京都港区南青山6-5-45 

タイトルとURLをコピーしました