深澤直人ワークショップ「私の思い描く海」参加募集

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一般社団法人3710Lab(みなとラボ)は、日本財団の助成のもと「海洋環境デザインワークショップ」を実施します。本ワークショップは、人間と自然・海洋環境との望ましい関係を築くためのデザインのあり方を実践的に探り、持続可能な世界を形作る担い手の育成を目指すものです。その第一弾として、深澤直人による「私の思い描く海」を、THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION との共催で行います。ワークショップへの参加者を下記の通り募集いたします。

私たちは、海を知らない

たとえば、360°海しかない景色を見たことのある人はどれくらいいるでしょう?

私たちが海と認識しているのは、海と陸の境界線を見ているだけかもしれません。

以前、綺麗な海岸線の海を訪れました。

見たこともないような美しい海岸線沿に、流木に混じって打ち上げられているのは、プラスチックの人工物です。

自然には存在しない色や形が「ここにあってはならないもの」と、自ら訴えているようにも見えます。

我々と、我々が作りだすものが、「そこにあっていいもの」になるように。

まずは、海を知ることから始めようと思います。

                                             ー深澤直人

【日程】

Day1:2023年 7月 13日(木)18:00~(予定)

Day2:2023年 8月 29日(火)18:00~(予定)

Day3:2023年 9月 29日(金)18:00~(予定)

※Day3 については第二回 国際海洋環境デザイン会議における成果発表

【場所】 NAOTO FUKASAWA ATELIER ※詳細は決定者にお知らせいたします。

【講師】 深澤直人

【募集人数】 10 名 ※応募者多数の場合は選抜となります

【対象者】 ・デザイナー  ・専門学校/大学卒業後〜35歳程度

【参加費】 50,000 円(税込/全3回)

【条件】

・デザインによる人間と自然・海洋環境との望ましい関係構築に思いがある方

・実施日程のすべてに参加し、探究成果を表現できること

・THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION の趣旨に賛同していること

※ワークショップの様子は撮影取材し公開することがあります。あらかじめご了承ください。

【応募方法】

ポートフォリオを下記アドレスまで送付ください。

※ポートフォリオには、ポートレート付きの履歴書とご自身のデザインや活動がわかる画像を入れてお送りください。

【送付先】

info@3710lab.com

【締め切り】

2023年6月30日(金)18:00 まで

【参加者決定のお知らせ】

2023年7月3日(月)にメールにてお知らせします。

参加が決定しましたら、2023年7月7日(金)までに参加費をお支払いください。

※ お支払い期日については応相談可能です

【実施主体】

主催:一般社団法人3710Lab

共催:一般財団法人THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION

助成:日本財団

【お問合せ先】

一般社団法人3710Lab  info@3710lab.com

深澤直人

1956年生まれ。1980年、多摩美術大学プロダクトデザイン学科卒業。同年セイコーエプソン入社。先行開発のデザインを担当。1989年渡米し、ID Two (現 IDEO サンフランシスコ)入社。シリコンバレーの産業を中心としたデザインの仕事に7年間従事した後、1996年帰国。IDEO東京オフィスを立ち上げ支社長として日本のデザインコンサルタントのベースをつくる。2003年独立し、NAOTO FUKASAWA DESIGNを設立。現在は、国内外の世界で70社以上のメジャーブランドのデザインや、日本国内の企業のデザインやコンサルティングを多数手がている。電子精密機器から家具・インテリアに至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。2012年より日本民藝館館長。多摩美術大学統合デザイン学科教授。

21_21 Design Sightディレクター。良品計画デザインアドバイザリーボード。 マルニ木工アートディレクター。日本経済新聞社日経優秀製品・サービス賞審査委員。毎日デザイン賞選考委員。2006年Jasper Morrisonと共に「Super Normal」設立。2010 年~14年グッドデザイン賞審査委員長。 2017年よりLOEWE クラフトプライズ 審査委員。2018年イサム・ノグチ賞受賞。ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(英国王室芸術協会)の称号を持つ。

一般財団法人THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION

デザインとは人間と環境とオブジェクトの相互の関係を適正に調和させ具体化することであり、相互の関係の媒介となり全体を調和させる手段である。デザインと科学の真の繋がりの姿を探究し、人間の営みの質の向上、統合された世界の調和、持続可能な次の世界の創造を目指す活動を通じ、その価値を社会に還元することを目的として2022年に設立。設立者・代表理事を深澤直人が務める。

THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION
一般財団法人THE DESIGN SCIENCE FOUNDATIONはデザインと科学の繋がりの探究に取り組むことを目的に2022年4月1日に設立されました。

みなとラボ

3710Lab は「海と人とを学びでつなぐ」をテーマに、海の遊びと学びを文化にすることを目指すプラットフォームとして2015 年に設立されました。2020 年より「海洋環境デザイン」として、海洋環境問題の解決や持続可能な共生のあり方を探るプロジェクトを展開。また2022 年7 月には、第一回 国際海洋環境デザイン会議を開催しました。2023年9月29〜10月1日に、第二回 国際海洋環境デザイン会議を開催いたします。また、2024年以降,

海洋環境デザインスクールの設立を構想中です。

みなとラボ(3710Lab)|海洋教育の次世代プラットフォーム
みなとラボ(3710Lab)は「海と人とを学びでつなぐ」をテーマに次世代の教育をデザイン、提供するプラットフォームです。

国際海洋環境デザイン会議

「国際海洋環境デザイン会議」とは増え続ける海洋ごみ問題や深刻化する海洋環境問題に対し、”デザイン” の分野からどのようなアクションができるのかを話し合い、具体的なアイデアを提案し、教育分野をはじめとする社会への実装を目指すものです。2022年7月に発足し、同年7月30日(土)東京都渋谷区にて「第一回 国際海洋環境デザイン会議」を開催しました。第一回開催時は、基調講演に深澤直人、登壇者にwe+、大城健作、倉本 仁、Sarah K、土田貴宏、山田泰巨、山野英之らを迎えました。第二回を、2023年9月29-10月1日に実施予定。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

CHANGE FOR THE BLUE | 海ごみゼロを目指して
企業や地方自治体などと連携し、この数十年で増え続けている海洋ごみ対策のための様々なモデルを作り、国内外へ発信していく取り組みです。

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