このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- 【オンラインさばける塾in静岡県】イベント概要
・開催概要:”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、
①海にまつわる講義を受ける
②キンメダイをさばく
③キンメダイの煮つけ作る
④美味しいキンメダイを味わう
以上を実施。
・日程:2023年3月5日(日)10時~14時00分
・イベント形態:オンライン
・参加人数:10名(小学3~6年生)
・講師:中央調理製菓専門学校 学校法人鈴木学園 髙野信広先生
・主催:海と日本プロジェクトin静岡県実行委員会/⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
・共催:日本財団 海と日本プロジェクト
・協力団体:伊豆漁業協同組合・有限会社渡辺水産
- 「キンメダイの生態・下田港のセリ」のお話を聞いて、キンメダイについて学習しました!
普段は、各地域の料理教室や調理師専門学校で実施する「日本さばける塾」ですが、今回は、静岡県内どこでも参加できるよう、中央調理製菓専門学校 学校法人鈴木学園からオンラインで開催いたしました。参加したのは、静岡県内の西部から東部までの10名の小学生です!
魚をさばく前に伊豆漁業協同組合中川裕介さんより今回さばくお魚である「キンメダイの生態」をクイズを交えながらお話していただき、普段下田港で行うセリについての仕組みについて学びました。子どもたちは、イベントを通して魚をさばく楽しさや技術を学ぶだけでなく、魚についての学びを通し、参加者は理解を深めました。
- 「キンメダイ」をさばいて、キンメダイの煮つけに挑戦!
後半はいよいよさばける体験として、「キンメダイ」をさばきました。ほとんどが初めての「さばける体験」。まずは、中央調理製菓専門学校 学校法人鈴木学園 髙野信広先生によるデモンストレーションを通して魚をさばく行程や、きれいにさばくコツを教わりました。それを踏まえたうえでお家でいよいよ実践!ひとりひとり学んだポイントを振り返り、時には先生に質問しながらキンメダイのさばきに挑戦しました。苦戦するときもありましたが、全員がキンメダイを上手にさばき、美味しいキンメダイの煮つけが出来上がりました。
- 参加児童の声(対象:小学3年生~6年生)
・(小学6年生男子)今回自分の卒業記念にという思いで参加いたしました。普段から釣りに行くことが好きで、魚が大好きなので自分でもさばけるようになりたいなという思いがありました。どうなるか不安ではありましたが、先生のお話を聞きながら調理できて嬉しかったです。自分で調理したキンメダイはとってもおいしかったです。
・(小学5年生女子)いつも給食でキンメダイが出ると嬉しいです。自分でさばいたこともないし、煮つけを作ったこともないのですが、普段したことがないので思い切って参加してみました。魚自体が骨が硬くておろすのが大変だったけど、美味しいキンメダイを作れてよかったです。
・その他
他のお魚をさばけなかったことがあったので不安でしたが、今回さばけて良かったです。
他のさかなもさばいてみたい!
<団体概要>
団体名称:日本さばけるプロジェクト実行委員会
URL:http://sabakeru.uminohi.jp/
活動内容:日本さばける塾に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/