斜頭や絶壁頭など赤ちゃんの“頭のかたち”を矯正するヘルメット「Qurum (クルム)」、大阪府済生会吹田病院にて取扱開始。

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 株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(所在地:東京都中央区、代表:大野秀晃)が開発した、赤ちゃんの“頭のゆがみ”を矯正するヘルメット「Qurum」(以下「クルム」)が、大阪府済生会吹田病院にて取扱が開始したことをお知らせ致します。

【赤ちゃんの”頭のゆがみ”を矯正するヘルメット「Qurum (クルム)」とは】
 「Qurum (クルム)」は、赤ちゃんの“頭のゆがみ“を矯正するヘルメットを累計11,000個(※1)以上の製造実績を誇る、ジャパン・メディカル・カンパニーが、脳神経外科、小児科、新生児科、小児外科、形成外科の先生方からの監修を受け、従来の医療的デザインとは一線を画す、日常にとけこむデザインを目指して開発した日本製ヘルメットです。

▼クルムの特徴
①赤ちゃん想いのデザイン
3Dプリンタによる、強度と軽さを両立した構造。 首が座っていない低月齢から装着できます。
一人ひとりの頭にあわせた、オーダーメイド。デザインやカラーも日々の生活にフィットします。

②ムレにくい、お手入れしやすい。
内部には、特殊なクッションフォームを採用。
手術台をはじめ、医療現場でも使用される安心素材です。
高い通気性で、ムレにくい。ヘルメットシェル・クッション自体も水洗いができ、常に清潔な状態を保てます。

③成長にあわせたヘルメット調整も、かんたんスムースに。
素材や構造などあらゆる点において、日本の気候や日本人の赤ちゃんの体格を考え抜いた作りになっています。
クオリティにこだわった日本製ヘルメットです。また、お子様の成長に合わせたクッション調整ができます。

 「クルム」に同じ形はひとつとしてありません。ひとりひとり異なる赤ちゃんの頭の形を正確に計測し、3Dプリンティング技術を活用したオーダーメイドで提供しています。2021年2月に医療機器承認(※)を取得。

■大阪府済生会吹田病院 小川 哲先生のコメント

 

主な資格
小児科科長 兼 新生児集中治療室科長
日本小児科学会認定 小児科専門医
日本小児科学会 代議員
日本新生児成育医学会 代議員
日本周産期・新生児医学会・同学会指導医
日本周産期・新生児医学会認定周産期(新生児)専門医
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター

 ヘルメット治療は大阪を始めとする近畿や西日本ではあまり普及しておらず、また全国規模でみても大学病院か開業医さんが主流で、市中病院の小児科で頭蓋の変形に対応し、治療できる病院はありません。赤ちゃんの頭の形で悩んでいる親御さんの受け皿になれたらということで、小児科の中に頭の形全般について保険診療で診察する「頭の相談外来」、治療を希望される方のために「頭のかたち外来」を開設しました。
ささいな悩みでも構いません。当院は治療ありきではないのでお気軽にご相談しに来てください。
お待ちしております。

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<小児科 頭の相談外来/頭のかたち外来について>
対象:2ヶ月齢~
外来日:火水木 午前 一般外来(頭の相談)※完全予約制
担当医師:小児科 小川哲先生
詳細はこちら↓
https://www.suita.saiseikai.or.jp/department/pediatrics/head_shape/
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<大阪府済生会吹田病院について>
 大阪府済生会吹田病院は大阪府がん診療拠点病院の指定、大阪府地域周産期母子医療センター等の認定を受け、高度の医療レベルで、がん医療、救急医療、小児・周産期医療、生活習慣病とそれらに関連する疾患に対して積極的に取り組んでいます。また、平成21年より地域医療支援病院の承認を受けており、地域で開業される先生との病診連携、他病院との病病連携をさらに進め、病院完結型ではなく地域完結型の医療を目指しています。

<株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーについて>
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャーです。テクノロジーによって「世界にまだない選択肢」をつくることを目指しています。

■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
■設立:2018年5月
■代表:大野秀晃
■事業内容:医療機器の開発・製造・販売
■URL:https://japanmedicalcompany.co.jp

※1 : 2023年1月、当社調べ
※2:医療機器承認番号:30300BZX00028000

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