茨城県大子町が「スケッター」導入 地域人材のシェアで人手不足解消を目指す

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介護福祉特化のお手伝いプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは2023年1月から茨城県大子町と連携し、町内の介護施設における周辺業務をサポートする地域人材のマッチングを促進させる。

スケッタープラットフォームを通じて、地元の大子清流高校と連携するほか、社会福祉協議会のボランティア団体などとも連携し、学生層とアクティブシニア層が空き時間でより気軽にお手伝いに行けるスキームを構築する。

そのほか、大子町の公式HPや広報誌、医療機関等に設置予定のデジタルサイネージなどを活用し、スケッター案件(お手伝い情報)の周知活動も順次スタートさせる。

●スケッターについて

「スケッター」は、令和時代の互助インフラ構築を目的に、2019年にリリースされたすきま時間のお手伝いプラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが最大の特徴で、職場体験ツールとしても活用されている。登録者約4000人のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、あらゆる業界からの参加者を増やし続けている。学生や20〜30代の登録者が多く、「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」関心層を惹きつけており、スケッターをきっかけに異業種からの転職も数多く誕生している。

「スケッター」▼
https://www.sketter.jp/about/

この他にもプラスロボは、神奈川県川崎市社会福祉協議会の福祉人材バンク、広島県府中市、静岡県西伊豆町とも連携中。市や町の学校とも連携し、これまで福祉と関わりのなかった潜在的関心層の掘り起こしに注力している。

 

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