屋久島町は、鹿児島県大隅半島の南方沖より約60kmの海上に位置し、「ユネスコ世界自然遺産」に登録された原生的で豊かな自然資源を保有する自治体です。既に多くの観光客が訪れ人気の高い屋久島町ですが、自然遺産にとどまらないローカルの魅力の発掘と継続的な発信をする仕組みづくりが模索されています。
本ワークショップは、学生やシニアなど全ての町民を対象として、情報発信の専門家から地域の魅力の発掘発信方法を教えます。この取り組みは、JTBと協力して行う「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」の一環として実施され、地域レポーターがふるさと納税返礼品を含む地域の魅力の発掘・発信を継続的に行う仕組みを地元に作ることで、ふるさと納税を切り口とした地域活性化に寄与します。発掘された屋久島の魅力は、JTBのふるさと納税サイト「ふるぽ」で発信されます。
詳細はこちら:https://furu-po.com/spage.php?nm=project_yakushima01
- ローカル情報発信のプロから直接学ぶ「屋久島町ローカル魅力発掘発信ワークショップ」開催
鹿児島県屋久島町と合同会社イーストタイムズは、株式会社JTBと、地元住民に記者の手法を伝授し、その土地の魅力を発掘発信する「屋久島ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を開催します。本ワークショップは、第1回を2022年10月22日(土)に、第2回を11月19日(土)にそれぞれ開催します。
ローカル情報発信の専門家である合同会社イーストタイムズ代表の中野宏一が講師を務め、参加者はプロから直接ローカルの魅力の発掘・発信方法を学びます。参加者から発掘された屋久島町の魅力は、JTBのふるさと納税サイト「ふるぽ」で発信するとともに、屋久島町の返礼品につなげていきます。また、イーストタイムズが運営するローカル情報メディア「ローカリティ!」と連携することで、ワークショップ後も参加者が地域の魅力発掘発信レポーターとなり、主体的に情報発信を続ける仕組みを提供します。
参加対象は、地元高校生からシニアまで全ての町民はもちろん、屋久島町を”ふるさと”だと想う人であれば地域外からもオンラインでご参加いただけます。
- 地域住民が自然遺産だけにとどまらない屋久島の魅力の発掘発信する仕組みの構築を目指す
縄文杉や白谷雲水峡で有名な屋久島は、1993年、青森県の白神山地と同時に、日本初となる「ユネスコ世界自然遺産」に登録されました。一躍脚光を浴びた屋久島には観光客が押し寄せ、多くの屋久島ファンを生みました。
屋久島町では、そんな恵まれた自然資源を活かしつつ、ぽんかんやたんかん、トビウオやサバなどの特産品を原材料として使った屋久島独自のグルメを商品開発する取り組みや、通信環境を含めたテレワーク環境を整備したワーケーションの誘致の検討など、更なる魅力の発掘と継続的な発信をする仕組みづくりが模索されています。
本ワークショップは、地元の魅力を地域住民とともに、地域内外の人へ向けて発掘・発信する人材を育成することを目的としています。また、ワークショップ終了後は、全国にいる「地元好き」が集うメディア「ローカリティ!」と連携し、地元住民視点でふるさと納税返礼品の魅力を継続的に発信する仕組みを取り入れます。そして、ふるさと納税寄附拡大を目指しながら、学んだ魅力発掘発信方法を持って、継続的に返礼品の魅力を発信していきます。
- 地元の魅力を再発見し、地域の魅力を継続的に発信する住民記者誕生へ
本ワークショップは、全2回で構成されます。第1回は、地域の魅力を再発見し、全国の人に伝える手法を学びます。第1回から第2回の間に、参加者は街を歩いて地域の魅力を発掘します。第2回のワークショップでは、発掘してきた魅力を元に「魅力発掘発信レポート」、略して「ハツレポ」を作ります。
地域の魅力が詰まった「ハツレポ」は、プロの手による校閲・編集を経て、JTB「ふるぽ」内の特設ページに掲載。一部の産品は、ふるさと納税の返礼品としての登録も目指します。あわせて参加者は、「ローカリティ!」のレポーターとなり、継続的に屋久島の魅力の発掘発信を続けていきます。
- 過去開催のワークショップ参加後に地元住民が寄稿した「ハツレポ」と返礼品
秋田県大仙市で開催されたワークショップ参加者が、その後、地元で育まれた返礼品の魅力を発信しました。古くから伝わる先人の知恵や、地域特性を最大限に生かした製造過程、伝統を守る思いなどが丁寧に綴られています。
返礼品:【ふるさと納税】「いぶりがっこ一本漬け」桜食品
(秋田県大仙市)
https://furu-po.com/goods_detail.php?id=496113
- 「屋久島ローカル魅力発掘発信ワークショップ」概要
【開催日時】
第1回:2022年10月22日(土) 13:30〜16:30(開場13:00)
第2回:2022年11月19日(土) 13:30〜16:30(開場13:00)
【会場】
屋久島町役場本庁 やくしまホール(議場)
【募集定員】
先着30名(会場・オンライン合計)
※市外在住の方のご参加や、オンラインでのご参加も可能です
【応募期間】
2022年9月14日(水)~2022年10月19日(水)
【申込サイト】
https://furu-po.com/spage.php?nm=project_yakushima01
【参加費】
無料
【実施内容】
STEP.1 学ぶ 第1回:10月22日(土)
「ローカルの魅力」とは何か 地域や返礼品の魅力の発掘発信方法を学びます。
STEP.2 発掘
街を歩いて地元の「魅力」を発掘し、「ハツレポ」の準備をします。
STEP.3 発信 第2回:11月19日(土)
発掘してきた「魅力」をもとに「ハツレポ」を作ります
STEP.4 ふるさと納税サイト
住民が継続的に「ハツレポ」を作成し、一部はふるさと納税サイト「ふるぽ」に掲載して返礼品のPRに貢献するとともに、ワークショップ参加後も返礼品を通して継続的に地域の魅力を発信します
※ワークショップは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対策を講じて開催します。
※新型コロナウイルスなどの状況により、参加方法(会場またはオンライン)や実施内容変更の場合もあります。
- 講師紹介 合同会社イーストタイムズ 代表社員CEO 中野宏一
1984年秋田県湯沢市生まれ。埼玉県出身。東京大学公共政策大学院修了。朝日新聞校閲記者を経験した後、2015年震災報道・地域報道を行うため仙台でイーストタイムズ創業。Yahoo!ニュース記者として宮城に居ながらローカルニュースで数百万人に読まれるヒット記事を連発する。それらの経験を活かし、ローカルの魅力を市民自身の手でニュースにして発信する活動を開始し、SNSを活用したローカル情報発信の専門家として、全国60箇所2000人以上の市民記者を育成している。
- 「その土地を、ふるさとと想う人をつくる 〜 ローカル魅力発掘発信プロジェクト~」
JTBふるさと開発事業部と合同会社イーストタイムズが、「その土地を、ふるさとと想う人をつくる」ことを目標に、地方創生に取り組む自治体と地元の方々が一体となって、地域の魅力を発掘・発信し、ふるさと納税を通じてその土地を応援する人の輪を広げていく取り組みです。様々な社会課題と向きあう「Rethink PROJECT」も協力しています。2020年9月から始まった当プロジェクトは、2022年9月までの間に、全国13自治体で開催、参加者数は累計518名に上ります。発掘された魅力を発信する「ハツレポ」もふるさと納税サイト「ふるぽ」に多数掲載されています。
ローカル魅力発掘発信プロジェクト:https://furu-po.com/spage.php?nm=project_local
- 株式会社JTBが運営するふるさと納税サイト「ふるぽ」
JTBは、「旅の数だけふるさとが増えていく。ふるさと納税で旅に出よう」をコンセプトに、全国の自治体の魅力をふるさと納税サイト「ふるぽ」を通じて発信する事業を行っています。多くの方々が「旅」を通じて、自分の新しいふるさとを見つけ、増やしていくことを応援しています。
- 合同会社イーストタイムズ
合同会社イーストタイムズは、2015年、東日本大震災の復興途上にあった仙台で、震災報道と地域報道を行うため、元新聞記者らが立ち上げた会社です。代表の中野宏一はYahoo!ニュース記者として地域のニュースを全国に報道するうちに、地域には魅力がないのではなく、魅力が発信されていないだけだと気付くようになりました。そこで、2016年より地域の住民が作るニュースネットワークを構築し始め、そこで蓄積されたノウハウを活かし、2020年10月、全国各地の住民がその土地の魅力を発掘・発信するローカル情報プラットフォーム「ローカリティ!」をリリース。今後もローカルに埋もれた「驚き・発見・感動」を、その土地に生きる人々とともに、全国に向けて発信し続けていきます。
合同会社イーストタイムズ:https://www.the-east.jp/
ローカリティ! :https://thelocality.net/
- Rethink PROJECT
Rethink PROJECTは、「Rethink=視点を変えて、物事を考える」をキーワードにこれまでにない視点や考え方を活かして、パートナーのみなさまと「新しい明日」をともに創りあげていくために、社会課題と向き合うプロジェクトです。
Rethink PROJECT: https://rethink-pjt.jp/
■報道関係の方からのお問合せ先合同会社イーストタイムズ
TEL:03-6822-3656
MAIL:info@the-east.jp