猛暑乗り越え大輪の菊105点が一堂に

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高槻市役所で、11月9日(木曜日)まで第55回高槻市菊花展が開催中。10月27日(金曜日)には、花や葉、茎などの状態から菊の美しさを競う審査会が行われ、高槻市長賞などの受賞作品が決まりました。

同展は、同市菊花協会が日本を代表する花である“菊”を多くの市民に鑑賞してもらおうと昭和43年から始めたもので、今年で55回目を迎えます。

今年は、同協会の会員14人が、1本の苗を3本に枝分かれさせる「3本仕立て」や、1輪の大菊を咲かせる「福助作り」など6部門105点が出品。11月9日(木曜日)まで、高槻市役所本館東玄関前の紫の幕とヨシズでつくられた屋形7棟に美しく並べられています。半世紀以上続く高槻の秋の風物詩に、多くの通行人らが足を止め、写真を撮るなどして楽しんでいます。

10月27日(金曜日)には、菊の花の大きさや花・葉の形、茎の太さなどから美しさを競う審査会が開催され、競技参加者が、5月から同展までの6カ月間、丹精して育てられた今年の課題品種黄天授の審査が行われました。

審査会の結果、高槻市長賞に大西憲一さん、議長賞に森厚三さん、教育委員会賞に廣瀬勝義さんが選ばれました。

同市菊花協会の藤森敏充会長は「今年は夏の猛暑が長期間続いた影響もあり、審査日に開花が間に合わない人も多いのではと思っていたが、見事に大輪の綺麗な菊を出品いただいた。展示を通して、多くの人に菊に興味を持ってもらえたら嬉しい」と話しました。

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