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千葉大学のサステナビリティレポートについて
千葉大学は国際規格ISO14001を学生主体で取得して以来、継続して認証を取得しており、その運用を学生の実務教育の機会ととらえています。2004年度から発行している環境報告書(2019年より「サステナビリティレポート」)も、環境ISO学生委員会の学生が編集長・副編集長を務め、学生が分担して原稿の構成・取材・執筆・校正を行って原案を作成しています。今年は11人の編集部、43人の執筆担当者、1人のデザイナーの学生が関わって制作しました。 本レポートは9月26日に大学のWebサイトにて公開したほか、冊子でも制作しています。
「千葉大学サステナビリティレポート2023」(PDF)はこちら
https://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/files/2023_all.pdf
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各章の主な内容
はじめに
環境・エネルギー方針/学長からのメッセージ/SDGsと千葉大学の意識/長期ビジョン/特集:緊急節電対策、「千葉大学キャンパスマスタープラン2022」を策定等/千葉大学の環境マネジメントシステムの概要 など
第1章 総合大学としての特色を活かして~SDGsに貢献する人材の育成~
特集:再生可能エネルギーに関する研究の促進等/SDGs・環境に貢献する最先端の研究/大学での環境教育/附属学校における環境教育・活動 など
第2章 サステナブルキャンパスを目指して~4つの柱で快適なキャンパスライフを~
「脱炭素」「循環型」「自然共生」「安心安全」の4つの側面からの環境やSDGsへの取り組みと環境負荷に関するデータ/大学を支える事業者のSDGs・環境への取り組み
第3章 千葉大学が誇る学生主体の環境活動~大学から、地域・社会・世界へ~
特集:千葉大祭における環境活動、墨田区と連携したSDGs 啓発活動/企業・行政と連携したSDGs活動/地域社会との交流 など
第4章 誰一人取り残さない社会の実現に向けて〜SDGsの社会的側面の取り組みについて〜
大学・学生活動における社会的な取り組み
第5章 環境マネジメントシステムの運用状況
内部監査結果/環境目的・目標と達成度評価/法規制の順守状況/物質収支/環境会計
第6章 環境報告書の基本項目
第三者意見/環境ガイドライン対応表/編集後記
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編集長のコメント
環境ISO学生委員会 サステナビリティレポート2023編集長 松本梨花(工学部3年)、北原隆明(工学部3年)
多くの方のご協力のもと、無事サステナビリティレポート2023を発行でき大変嬉しく思っており、感謝しております。本レポートでは、千葉大学の持続可能な社会に向けた多岐にわたる取り組みを、いかにわかりやすく伝えられるか工夫しました。その1つとして、目標ごとの目次を作成したことで、興味のある内容から読みやすくなっています。魅力の詰まった本レポートを、より多くの人に手にとってもらえるよう願っています。
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デザイナーのコメント
工学部総合工学科デザインコース4年 佐治奈津子
「千葉大学サステナビリティレポート2023」のデザインは「補完」をテーマにしました。これは、千葉大学の学生が自分に出来る行動をすることで目標の達成を目指す様子を、足りない部分を補い合って完全なものにするという言葉に例えたものです。その想いから「パズル」をモチーフとして採用しました。SDGsカラーのパズルは、足りないピースをみんなで埋めていくというイメージを表現しています。また各章の目次では、ピースが増えパズルがだんだんと完成していく様子を表現しました。
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過去の実績
千葉大学の環境報告書/サステナビリティレポートは、過去4回(2007年、2015年、2018年、2019年)、優れた環境報告書等や環境経営レポートを表彰する「環境コミュニケーション大賞」の環境報告書部門において、環境配慮促進法特定事業者賞を受賞しています。
2015年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000015177.html
2017年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000015177.html (優良賞)
2018年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000335.000015177.html
2019年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000398.000015177.html
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千葉大学環境ISO学生委員会とは
千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年生まで約250名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
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本件に対するお問い合わせ先
千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572
◆千葉大学の環境への取り組み
https://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/chiba_u_csr.html