■「働きがい認定」について
この調査は、従業員に会社の施策や精度の充実度、働きがい(満足度)についてアンケートを実施し、その結果をもとに、Great Place To Work®が「規定水準」をクリアしているかを審査します。
100では、46名にアンケートを配布し、37名から回答がありました。(回答率:80.4%)
■アンケートの実施方法
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調査対象:職場について感じている働く人の声
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回答者:社長、役員、従業員
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方法・構成:組織で働く人への意識調査(選択式設問 60問、自由記述式設問 2問、属性+認識を問う設問 8問)
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回答方法と所要時間:ウェブまたは紙での回答、所要時間 約15分
■「働きがいのある会社」の6つの尺度
従業員と経営者が互いに信頼し、尊重しあうような職場が「働きがいのある会社」には不可欠です。本アンケートでは、「信頼」「人の潜在能力の最大化」「価値観(バリュー)」「リーダーシップの有効性」「イノベーション」「財務的成長」の6つの尺度別に結果が分析されます。
特に信頼においては、従業員とマネジメントとの間にある高いレベルの「信頼」のことを指し、リーダーへの「信用」、従業員の「尊重」や「公正」な扱い、そして仕事への「誇り」と仲間への「連帯感」からなります。100の「信頼」は、以下のような結果となりました。
■調査結果による100の強み
実際に働く従業員が高く評価しているポイントです。(※GPTWが設定しているベンチマークとの差異が大きいもの)
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経営・管理層は、約束したことをきちんと果たしている。言うこととやることが一致している
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仕事と生活のバランスをとるように推奨されている
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この会社ならではの福利厚生やメリットがある
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働きに見合った報酬が支払われている
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会社が提供している商品・サービスは、顧客に「優れている」と評価されていると思う
従業員からのコメント:
「働きがいのある会社」であると感じるのはどのような点ですか?
■自分の仕事に対する評価が適切である
・若手でも正当に評価してくれるところ
・成果に対して正しく(きちんとした基準に則って)評価されている/成果を出せば認められる
・行動が見える化されているので周囲(社内/社外)の評価を受けやすく、向上心を高めやすい
■裁量権のある仕事ができる
・自身の選択や意思を尊重してもらえる
・自身の能力を発揮できる仕事ができる
・責任ある仕事を任せてもらえ、可能な限りの裁量権を与えてもらえる
■チャレンジできる環境である
・ステップアップの機会、新しいことへの挑戦の機会が常にある
・失敗を責めない、チャレンジすることへのカルチャーがある
・自らのキャリアにおいて新しい領域へ挑戦できている
・「自分の意志」で、前例のない「新しいチャレンジ」ができる環境がある
■充実した福利厚生と働き方の選択がある
・リモートや出社など、働く場所の自由度が高い
・ON・OFFの切り替えがはっきりしている
・人としての生活を尊重し、残業を0にする取り組みや休暇を取得する取り組みが積極的に行われている
■お互いを尊重する環境である
・一緒に働く仲間が、お互いを尊重しあえるような関係性にある
・経営層が自分たちだけが満足の行く仕組みや結果を拒み、従業員ファーストの意識を持っている
・課題や疑問があった場合に、それがマイナス要素を含むことであっても遠慮なく意見できる
・顧客、会社に貢献できていることを感じられる
■100の成長の機会
従業員からの評価が低い結果となった項目です。(※GPTWが設定しているベンチマークとの差異が大きいもの)
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経営・管理者層は、近づきやすく、気軽に話せる
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この会社に貢献していると思う
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この会社で自分らしくいられる
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仕事や部門が変わっても、誰でもなじめる雰囲気がある
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私の仕事は、「単なる職務」ではなく特別な意味を持っている
従業員からのコメント:
あなたの会社の働きがいをより高めるために、改善の権限が与えられ、何かひとつできるとすれば、あなたは何をしますか?
■教育・学びの機会を増やす
・個々のビジネスレベルアップのための取り組みを全社的に実施する
・トレーニングや研修プログラムを充実させる
・キャリアパスや成長の機会について、定期的なフィードバックやコーチングを行う
■メンター制度/相談しやすい雰囲気づくり
・職場のメンタルケア、業務に関係のないメンバーと接する機会を設けてメンタルサポートをする
・メンターによる目標管理設定をする、メンター制度を取り入れる
・困ったときに、気軽に相談できる空気感をつくる
■情報共有/チーム体制の強化
・メンバーがそれぞれ感じている会社の問題について議論する機会を設ける
・社内文化の強化を図るため、チームビルディング活動や社内イベントを充実させる
・組織の変革に伴い、情報の正確性を担保と、負荷をかけすぎない管理方法の検討・実装する
■業務改善
・採用基準の明確化と適材適所な人員の配置をする
・業務工数の急激な逼迫が起きないよう、工数や案件状況の管理を徹底する
・顧客アンケート等を通して率直な声を全社的に共有する等、社外からの評価を見える化して共有する
本調査で明らかとなった、100の「強み」と「成長の機会」を真摯に受け止め、より働きがいのある会社にするための改善を行ってまいります。
■Great Place To Work ® Institute Japanについて
Great Place To Work® Institute は、世界約100ヵ国に展開し、「働きがいのある会社」を世界共通の基準で調査・分析、各国のHPや主要メディア等で発表しています。米国では、1998年より「FORTUNE」を通じて毎年「働きがいのある会社」ランキングを発表しており、同国ではこのランキングに名を連ねることが「一流企業の証」として認められています。日本においては、株式会社働きがいのある会社研究所がGreat Place To Work® Institute よりライセンスを受け、Great Place To Work® Institute Japan(GPTWジャパン)を運営しています。
https://hatarakigai.info/
■株式会社100(ハンドレッド)について
株式会社100は、「半歩先をてらす」をミッションに、HubSpotを活用したRevOps(レベニューオペレーション)のソリューションパートナーとして、SMBからエンタープライズまで幅広い企業のビジネス成長をリードしています。HubSpotの5つのHub(Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub 、Operations Hub、CMS Hub)のすべてに精通し、顧客の課題やニーズに応じて、マーケティング・セールスの全体戦略やKPI設計、SalesforceとHubSpotのデータ連携・移行、HubSpotと外部サービスとのAPI連携開発、Webサイト制作、オリジナルHubSpot連携アプリケーションの提供など、さまざまなサービスを担当者目線で丁寧にご支援いたします。
2018年に創業し、2019年6月より、HubSpotの専門家・エキスパート集団として活動を開始。2020年に、日本企業で唯一の「Rookie of the Year(APAC)」を受賞。2022年、HubSpot国内トップパートナーとして「HubSpot Best Partner in Japan」を2年連続で受賞。「ITreview Grid Award 2023 Summer」において、HubSpot構築パートナーとして、5部門で最高位「Leader」を受賞。2023年7月、日本で初となるHubSpot Onboarding Accreditation を取得、同年8月、アジア初のHubSpot Elite Partnerに認定。Japan HUG(国内のHubSpotユーザーグループ)の運営事務局も手掛けています。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社100(ハンドレッド)
担当:若本