Nothing Phone (2)を日本では7月25日(火)より一般発売

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英国のコンシューマー・テクノロジー・ブランドNothing(https://jp.nothing.tech/)は、待望の第2世代フラッグシップモデルのスマートフォン、Nothing Phone (2)の発売を本日発表しました。

スマートフォンの使い方をよりマインドフルにするために設計されたPhone (2)は、背面に新しいGlyph Interfaceを導入したことで、ユーザーは主要な情報に一目でアクセスすることが可能となり、画面の操作を最小限に抑えることができます。また、Nothing OS 2.0が刷新され、実用性に根ざしながら気を散らすものを軽減するように設計されています。これによりNothingのユニークな美学を体現し、高速でスムーズなエクスペリエンスを提供します。最高クラスのSnapdragon® 8+ Gen 1 Mobile Platformを搭載したPhone (2)は、Nothing史上最もプレミアムなスマートフォン体験を可能にします。忠実度の高い写真撮影を実現する高度なアルゴリズムを備えたパワフルな50MPデュアル・リアカメラと、LTPOを搭載した見事な6.7インチOLEDディスプレイを搭載しています。

【Nothing 創業者兼CEO Carl Peiからのコメント】

Phone(2)では、ハードウェアとソフトウェアの設計革新を通じて、より意図的なスマートフォンの使用を奨励しながら、最高の機能を提供します。スマートフォンは私たちの生活に欠かせないツールですが、ますます気を散らす存在となり、私たちの存在感や創造性を低下させています。

  • アイコニックなデザイン

Nothingは、細部までこだわり抜いてPhone (2)を設計し、第1世代のスマートフォンであるPhone (1)の洗練されたバージョンを提供します。Phone (2)は、各コンポーネントの形状、色、ポジショニング、テクスチャを注意深く考慮し、調和された対称的なデザインアプローチによって実現した、より強化された美しさを示しています。さらに、ミッドフレームが1mm薄くなり、ゆるやかなカーブを描いて隆起したガラス張りの背面を採用したことで、より人間工学に基づいたハンズオン体験を提供します。

  • 新しいGlyph Interface

Nothingスマートフォンのデザインの要であるGlyph Interfaceは、常にスクリーンを見ずとも必要な情報を提供することで、ユーザーが日常生活により集中できるように設計されています。さらに、ユーザーは連絡先やアプリにパーソナライズされた光と音のシークエンスを割り当てることができ、着信通知を一歩先取りすることができます。

Phone (2)では、Glyph InterfaceのLEDセグメントの数を増やすことで、カスタマイズ性と機能性を向上させました。LEDを使って、デリバリーサービスの視覚的なカウントダウンや進捗トラッカーとしても使用できるようになりました。また、音量チェッカーやタイマーなどの追加機能も搭載。新機能Essential Glyph Notificationを使用すると、ユーザーは大事な通知を見逃すことなく集中し続けることができます。特定の連絡先やアプリからの通知を受信すると、スマートフォンを開くまでGlyph Interface がライトで通知します。

新機能Glyph Composerを通じて、ユーザーは自分だけのGlyph Ringtoneを作成し、体験をさらにパーソナライズすることができます。

  • Nothing OS 2.0

気を散らすものを減らし、意図的なスマートフォンの使用を促したいという願いから生まれたNothing OSは、Nothingのデザイン美学を体現しながら、実用性に根ざした高速でスムーズなユーザー体験を提供します。

Nothing OS 2.0は、新しいモノクロームレイアウトとアプリのラベルを削除できる機能により、ユーザーはより直感的に操作できるようになっています。ウィジェットを使ってホーム画面とロック画面のユーティリティが再構築され、ロック画面にお気に入りのウィジェットを追加すれば、ロックを解除することなく、利用したい機能にアクセスできます。Nothing OS 2.0では、グリッドデザイン、ウィジェットのサイズ、カラーテーマをカスタマイズできるほか、新しいフォルダレイアウトやイラストのカバーを導入しています。

Nothingは、高速でスムーズなユーザー体験を提供することを第一に考え、ソフトウェアを最適化し、Phone (2)でアプリを開く速度をPhone (1)の2倍まで高速化するとともに、500以上のトランジションとアニメーションを改良しました。

  • カメラのアップグレード

Phone (2)は、Nothing史上最もプレミアムなスマートフォンのカメラ体験を提供するもので、32MPのフロントカメラと先進的な50MPセンサーを2つ備えたデュアルリアカメラシステムを搭載。メインセンサーはSony IMX890にアップグレードされています。

先進の18ビットイメージシグナルプロセッサー(ISP)を搭載したPhone (2)は、Phone (1)に比べ、カメラデータを最大4,000倍処理する能力を備えています。これにより、Phone (2)は最先端のアルゴリズムを活用できるようになり、写真とビデオの両方で驚くほどの精度を実現しました。従来の3倍のデータをキャプチャする新しいAdvanced HDRアルゴリズムは、センサーのRAW領域内で露出レベルを変えながら8フレームを撮影します。これにより、フレームごとに最高のディテールが保存され、肉眼とほぼ遜色のない最終画像に仕上がります。なお、カメラ体験をさらに向上させるために、AI 技術を採用し、動く被写体をリアルタイムで正確にとらえることに特化した Motion Capture 2.0 を搭載。

メインリアカメラには60fps 4K ビデオカメラを搭載し、ビデオ撮影機能が向上されました。Action Modeにより、動いている被写体もシームレスな撮影が可能です。EIS(Electronic Image Stabilization)とOIS(Optical Image Stabilization)を内蔵しているため、手ブレの無い完璧で滑らかな撮影が期待できます。さらにフロントカメラを使えば、1080P 60fps の、より鮮明なセルフレコーディングが可能に。

  • プレミアムなパフォーマンス

Snapdragon® 8+ Gen 1 Mobile Platformと4700 mAhバッテリーを搭載したPhone (2)は、高速パフォーマンスと持続的なバッテリー寿命を実現し、ユーザーの日常生活をサポートします。ワイヤレスで高速充電が可能で、有線での高速充電ではわずか20分弱で50%の電力に達します。

Phone (2)は、ベゼルの幅を狭くし、6.7インチLTPO OLEDディスプレイを採用。120Hzから1Hzのリフレッシュレートに対応し、最適なバッテリー消費レベルまで調整できるため、スマートフォンを使用していない時間帯の消費電力を節約できます。

  • サステナビリティ

Phone (2)は、Nothingの継続的な持続可能性への取り組みの集大成です。前モデルと比較してより高度な機能とコンポーネントを搭載しているにもかかわらず、5kgのCO2削減を達成し、Nothingの長年にわたる持続可能性への継続的なコミットメントを実証しています。この成果には、以下のような主な取り組みが貢献しています:

・ミッドフレーム、ボタン、SIMトレイチップは100%リサイクルアルミニウム製

・プラスチック部品の80%にリサイクル素材とバイオ由来素材を使用

・9つの回路基板に100%リサイクル錫を使用

・メイン基板に100%リサイクル銅箔を使用

・28のスチールプレス部品に90%以上のリサイクルスチールを使用

・組み立て工程での埋め立て処分される廃棄物はゼロ

・最終組立プラントと再生アルミニウム製造プラントで100%再生可能エネルギーを使用

・FSC MIX認証(The Forest Stewardship Council)を取得した、再生繊維を60%以上使用したプラスチックフリーのパッケージを使用

  • 販売場所・価格

Phone (2)はホワイトとダークグレーの2色で、8GB/128GBは79,800円(税込み)、12GB/256GBは99,800円(税込み)、12GB/512GB109,800円(税込み)の3種類からお選びいただけます。

日本のお客様は、2023年7月21日(金)00:00よりPhone (2)をNothing.tech(https://jp.nothing.tech/)よりご予約いただけます。

一般発売は2023年7月25日(火)よりNothing.tech(https://jp.nothing.tech/)にて開始いたします。

新製品の詳細はNothing公式サイトにてご確認ください。最新情報は以下SNSからご確認いただけます。

Twitter:https://twitter.com/nothing

Instagram:https://www.instagram.com/nothing/

TikTok:https://www.tiktok.com/@nothing

  • Nothingについて

Nothingは、テクノロジーを再び楽しくするためにあります。2020 年にロンドンを拠点に設立。Phone (1) はTIME 誌の「Best Inventions of 2022(2022年の最も優れた発明品)」に選ばれました。最先端のデザインとユーザーインターフェースの革新を通じて、若くクリエイティブな人々のためのテクノロジー製品のオルタナティブなエコシステムを創造しています。Nothingの製品は、8,000人を超える個人投資家を含むコミュニティとの密な協力のもとに開発され、持続可能性を第一に考えて作られています。

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