FWD生命、日本ティーマックスソフトの『OpenFrame』を採用し、保険契約管理システムをクラウドに移行

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リホスト&リアーキテクチャ・ソリューション、各種ミドルウェア等のプロバイダである日本ティ―マックスソフトは、FWD生命保険株式会社が、日本ティ―マックスソフトのメインフレーム・ホスト・ソリューション「OpenFrame」を使用し、FWD生命保険株式会社のメインフレーム上で運用されている保険契約管理システムの「MicroSoft Azure」環境への移行を2023年3月に完了しましたことを発表いたします。

FWD生命保険株式会社(本社:東京中央区、代表取締役社長兼CEO:山岸 英樹、以下FWD生命)のメインフレーム上で運用されている保険契約管理システムの「MicroSoft Azure」環境への移行を、リホスト・ソリューション、リアーキテクチャ・ソリューションや各種ミドルウェア等のプロバイダである日本ティーマックスソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)、以下日本TmaxSoft)のメインフレーム・リホスト・ソリューション「OpenFrame」を使用し、2023年3月に完了したことをお知らせします。

■日本TmaxSoftのリホスト・ソリューション「OpenFrame」を活用し、メインフレーム上で運用されていた保険契約管理システムを「MicroSoft Azure」にクラウド移行

今回使用した日本TmaxSoftの「OpenFrame」は、メインフレームで稼働するアプリケーション資産とデータを、ビジネスロジックやアプリケーションロジックを変更することなくクラウド環境にすばやく移行するリホスト・ソリューションです。FWD生命は「OpenFrame」を活用し、メインフレーム上で運用されていた保険契約管理システムを「MicroSoft Azure」上のグループ会社共通のプラットフォームに移行させることができました。これにより、保守運用コストの削減やシステム運用の簡素化、オープン上での他システムとの連携などのさまざまなメリットを得ることができます。

2023年3月に正式に移行が完了し、「MicroSoft Azure」上での新システムの運用を開始しました。

新システム概念図新システム概念図

FWD生命代表取締役兼CEOである山岸は、「当社では、業務基盤の刷新を目的に本件を推進しました。安全性を確保しながらメインフレーム上で稼働する保険契約管理システムをクラウド環境に移行することで、大幅にシステム運用費を削減するとともに、システムの可用性、拡張性、俊敏性の向上を実現しました。当社はブランドビジョンである『人々が抱く”保険”に対する感じ方・考え方を刷新すること』を実現すべく、お客さま本位の業務運営方針として『6つの基本方針』を掲げており、本方針に基づく取組みの検証・見直しを定期的に行うことにより、継続的な取組みの強化・充実をおこなっております。」と述べています。

また日本TmaxSoft代表取締役:羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)は、「弊社はFWD生命様の脱メインフレーム・『MicroSoft Azure』移行において、弊社製品の『OpenFrame』をご採用頂きました。そしてこの度、PoC/機能開発/各種テストを経て移行が完了しましたことをご報告申し上げます。FWD生命様、Microsoft様をはじめとする本件に関わられた企業様には厚く御礼申し上げます。弊社は今後もメインフレームの「Microsoft Azure」移行とDX・AI推進に、『OpenFrame』を活用して貢献してまいります。」と述べています。

また、本マイクロソフト株式会社パートナー事業本部ISVビジネス統括本部ISVパートナー本部本部長 清水 豊様より、「日本マイクロソフトは、このたびのFWD生命様の保険契約管理システムの「Microsoft Azure」への移行を、大変嬉しく思っております。また日本TmaxSoft様の『OpenFrame』による企業のITシステムのメインフレームの「Microsoft Azure」への移行を歓迎いたします。メインフレーム上に構築された資産を、最新テクノロジーを用いて活用することは、将来へ向けたビジネス価値向上への取り組みとなります。長期間運用されてきたメインフレームのクラウド移行は、コスト削減やデータの利活用、AIなどの新技術活用を促進します。メインフレーム資産の「Microsoft Azure」への移行は、既存の資産と「Microsoft Azure」の最新技術との連携によるデータ活用の可能性や運用効率の向上等、「Microsoft Cloud」のメリットを基に企業価値最大化へ寄与します。今後も日本マイクロソフトは、日本TmaxSoft様との強力な連携により、メインフレームの「Microsoft Azure」への移行およびモダナイゼーションを推進し、お客様のビジネスの成長に貢献して参ります。」とのコメントを寄せて頂きました。

■「OpenFrame」:脱レガシー・クラウドへの移行を実現するソリューション

日本TmaxSoftは、脱レガシー・モダナイゼーションソリューションの「OpenFrame」を提供することにより、ユーザー企業の脱レガシー、クラウドへの移行を実現します。「OpenFrame」で提供するリホスト・ソリューションは、メインフレーム・モダナイゼーションの手法の中でも最も安価に※1、そして短時間に脱メインフレーム・クラウド移行を行う手法です。「OpenFrame」は、メインフレーム上で稼働する既存のアプリケーション資産を修正せずにオープン環境に移行することができ、多数の大手企業や政府機関、官公庁等に採用されてきました。メインフレームで稼動するオンライン処理やバッチ処理等の業務で使用されているCOBOL、PL/I、アセンブラ及びJCL資産を再開発することなく、現有の資産をそのままクラウド環境に移行でき、メインフレームと同様の環境を実現します。

※1)日本TmaxSoftと「OpenFrame」導入企業におけるクラウド移行検証による。

■当事会社の概要

【FWD生命保険株式会社の概要】

本社所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-2-5 日本橋本町二丁目ビル

URL:https//www.fwdlife.co.jp/

代表:代表取締役社長兼CEO 山岸 英樹

事業内容:生命保険業

【日本ティーマックスソフト株式会社の概要】

本社所在地:〒105-0011 東京都港区芝公園2-3-6 PMO浜松町II 8F

URL:https://www.tmaxsoft.co.jp/

代表:代表取締役社長 羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)

事業内容:ITソフトウェア販売とSI業務・サービス業務

■FWD生命保険株式会社について:

FWDグループは、アジアの10の地域、日本、香港・マカオ、タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、

ベトナム、マレーシア※、カンボジアに展開しています。

FWD生命は「人々が抱く“保険”に対する感じ方・考え方を刷新すること」をビジョンに掲げ、1996年8月の創業以来、常にお客さまの視点で考え、シンプルでわかりやすく独自性豊かな商品・サービスを提供し、FWDグループの一員としてアジアを代表する保険会社になることを目指しています。

2023年1月4日に発表されたオリコン顧客満足度®調査において、収入保障型生命保険商品ランキングで

『FWD収入保障』が3年連続1位に選ばれました。

FWD生命に関してより詳しく知りたい方は、www.fwdlife.co.jpをご覧ください。

※マレーシアではタカフル保険を扱っています。

■日本ティーマックスソフト株式会社について:

日本ティーマックスソフト株式会社は、韓国TmaxSoft社の日本法人として2000年に設立されました。

韓国TmaxSoft社で開発されている脱レガシーモダナイゼーション・ソリューション「OpenFrame7」・

「OpenFrame21」及びデータベース「Tibero RDBMS」、TPモニター「Tmax」、Webアプリケーションサーバ

「JEUS」など、ユーザシステムの中核を担うミドルウェアや各種ソリューションの販売及び技術サポート等を

行っています。

【お問い合わせ先】

●FWD生命保険株式会社/広報担当:

TEL:(03)6775-8740/FLI_cc.jp@fwd.com

●日本ティーマックスソフト株式会社/広報担当:

TEL:(03)6403-1532/marketing@tmaxsoft.co.jp

※Tmax OpenFrame、Tmax、JEUSは、TmaxSoft Co.Ltd.の登録商標または商標です。

※Tibero RDBMS、ZetaDataは、TmaxData Co.Ltd.の登録商標または商標です。

※Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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