堺アルミ、予測AI「xenoBrain」でアルミ価格やアルミを使う製品需要を予測し、精度の高い販売計画の実現をめざす

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株式会社xenodata lab.(本社:東京都台東区、代表取締役社長:関 洋二郎、以下「当社」)が運営するAI経済予測プラットフォーム「xenoBrain(ゼノブレイン)」を堺アルミ株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:細井 隆広)に導入いただきました。

 

 

 

  • 導入の背景​

堺アルミ株式会社は、アルミニウム電解コンデンサ用箔において独自の精製技術を活かした国内唯一の一貫生産体制により高い性能と品質を実現し、世界ナンバーワンの市場シェアを有しているリーティングカンパニーです。堺アルミ株式会社の事業はアルミ相場の影響を受けるため、会社の業績に直結することになる「先行きをどう予測するか」という課題を重要なテーマとして掲げておられます。昨年はウクライナ情勢もあり相場の先行きの不透明さが増す中でより有用な予測情報を模索されていた中、日経新聞のxenoBrainの記事で紹介されていたxenoBrainが示す予測精度(例えば相関係数の高さ)に魅力を感じていただき、導入に至りました。
 

  • 堺アルミ株式会社 営業部 了木 隆広氏・山本 雅也氏のコメント
アルミ価格に関しては、購買調達や相場に関する経営陣への報告の参考にしています。xenoBrainの相場予測をもとに指値を決めるということはしていませんが、長期的に上がるのか下がるのかというトレンドを認識することが判断材料の一つになっています。
当社の主力製品であるアルミ電解コンデンサ向け高純度アルミニウム箔の需要については、鉱工業生産指数予測を当社で加工をすることでその先行きを把握し、販売計画を立てたり、その計画にブレがないか見直しをしたりということを定期的にしています。実際に、昨年の予算策定時にはxenoBrainを用いて今年の市場を見据えて計画を立てることができました。電子部品業界は需要のボラティリティが大きいため、経済予測の販売予算や計画への活用は依然模索中ではありますが大きな意味があると思っています。
xenoBrainを強化情報の一つとして活用し策定した販売計画をもとに生産計画や調達計画が立てられているので、結果的にxenoBrainの経済予測を会社全体の経営判断に活用していると言えます。ただし、その取り組みは今期から始めたことですので、今年一年実行した後に改めて振り返り、課題抽出、その改善に取り組みたいと考えています。

当社ホームページにて堺アルミ株式会社の活用事例を掲載しております。
サービス導入後の効果や活用方法をご確認いただけます、是非ご覧ください。
https://service.xenobrain.jp/article/posts/usecase-sakaial
 

  • 経済予測プラットフォーム「xenoBrain」サービス概要について

経済ニュースや企業開示資料、統計を独自のAIで解析する事で、様々な経済情報を予測する経済予測プラットフォームです。経済事象と経済事象のつながりを解析し、企業業績、素材価格、業界需要、統計などの予測を提供することで事業会社の経営意思決定や金融機関のの業務効率化をサポートします。米国ダウ・ジョーンズ社や時事通信社といった大手メディア、帝国データバンクとの提携により信頼性の高い情報を収集・解析しています。
・提供開始(正式版):2019年6月
https://service.xenobrain.jp/
 

  • 株式会社xenodata lab.会社概要

会社名:株式会社xenodata lab.
所在地:〒110-0015 東京都台東区東上野3-10-4 グローシア上野302
設立年月日:2016 年 2 月 12 日
代表者:代表取締役 関 洋二郎
https://www.xenodata-lab.com/
 

  • 本リリースに関するお問合せ

株式会社xenodata lab. 広報チーム
Email:pr@xenodata-lab.com

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