【新型コロナウイルス】◆前処理自動化システムによるPCR検査◆ 2022年7月開始

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PCR検査において感染リスクが伴う工程を自動化することで検査者を感染リスクから守り、作業負担を軽減します。クロス汚染の回避、トレーサビリティ確保にも配慮したシステムです。

【 2022年7月 人協働ロボットを用いた独自のPCR前処理自動化システムを運用開始】
一般財団法人材料科学技術振興財団(本部:東京都世田谷区 代表者:理事長 戸谷一夫 以下、MST)は、人協働ロボットを用いた独自の前処理自動化システムを導入し、本システムによる新型コロナウイルスPCR検査を7月から開始いたします。

今回導入するシステムは、検査者を感染リスクから守り作業負担を軽減することを目的に、衛生検査所としてPCR

検査を受託しているMSTが企画・考案しました。

ヤマト科学株式会社に設計・製作を委託し、株式会社デンソーウェーブ社製人協働ロボットCOBOTTAⓇを用いPCR検査前処理工程の自動化を実現しています。

本システムが担う工程の品質・精度を確保するため、検査者の作業動作を解析し、クロス汚染を回避するための注意点をシステムに反映しています。加えて、二次元コードによる検体管理を行い、トレーサビリティを確保します。

MSTはPCR検査サービスを通じ、コロナ禍における国民生活および経済活動の維持・活性化に貢献していきます。

 

※COBOTTAⓇは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

【 PCR検査前処理自動化システムの特徴 】

  1. ClassⅡ安全キャビネット内に設置した3台のロボットにより、検査者による前処理作業を忠実に再現
  2. 形状の異なる数種類の検体採取チューブに対応
  3. 3分/検体の処理能力(1日160検体~320検体)
  4. メンテナンス性に優れる
  5. 安全キャビネット内に収まる省スペース設計

【MSTの概要】透過電⼦顕微鏡など最新の分析装置を世⽥⾕区のラボ内に多数保有し、分析のご要望にお応えします。半導体・電池などのエレクトロニクス分野、医薬品・化粧品・⾷品・環境などのライフサイエンス分野、薬毒物・病理学などの⽣化学分野(世⽥⾕保健所 衛⽣検査所登録:平成22年)に幅広く対応しております。⽬的に応じた分析プランのご提案をいたします。    

  1. 商号 ⼀般財団法⼈材料科学技術振興財団 ※
  2. 代表者 理事⻑ ⼾⾕⼀夫
  3. 所在地 東京都世⽥⾕区喜多⾒1-18-6
  4. 設⽴年⽉ 昭和59年(1984年)8⽉
  5. 主な事業内容 エレクトロニクス・ライフサイエンス・⽣化学分野の受託分析サービス
  6. URL https://www.mst.or.jp/
  7.  E-mail info@mst.or.jp

 ※「材料設計理論に基づいた新材料の創製に関する総合的な研究開発の推進について」という政府諮問を受けた航空・電⼦等技術審議会(当時)の答申に基づき、政策の⼀端を担う⽬的を持つ公益法⼈として、当財団は設⽴認可されました。

MST本部MST本部

◆ 本リリースに関しての問い合わせ先 ◆
⼀般財団法⼈材料科学技術振興財団
分析評価部 KB 高橋 圭佑/山口怜恵
TEL:0120-727-551 / 03-3749-2525
E-MAIL:DNA-info@mst.or.jp 
URL:https://www.mst-covid19-pcr.com/

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