山梨県民の安全・安心の実現に向けた各種特殊詐欺対策の取り組みと「山梨テクノICTメッセ2022」でのデモンストレーション展示について

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東日本電信電話株式会社 山梨支店(支店長:横山 明正 以下、NTT東日本 山梨支店)は、高齢者の特殊詐欺被害の未然防止に向けて、警察機関および自治体等と連携を図り、各種取り組みを行っています。
1.本取り組みの背景と目的
全国的に問題となっている電話による特殊詐欺被害の手口が年々巧妙になっており、残念ながら山梨県においても被害件数が高い水準となっています。特に、被害者の多くが電話を連絡手段として被害に遭っており、更には被害者の殆どが高齢者という実情から、被害対象者への防止対策のあり方が課題として挙げられています。 
NTT東日本 山梨支店では、特殊詐欺被害撲滅に向けて、警察機関および自治体と連携を図り、山梨県民の安全・安心の実現に向けた各種取り組みを展開しています。

2.主な取り組み概要
(1) 山梨県警察様との「地域の安全・安心に関する協定」に基づく取り組み
      2021年11月より山梨県警察様と「地域の安全・安心に関する協定」を締結し、故障修理訪問時に「特殊詐欺
      被害の注意喚起チラシ」や「171災害用伝言ダイヤルポケットマニュアル」を配布する等の、安全・安心な県
      民生活の実現を目指した取り組みを進めています。
(2) 笛吹市における特殊詐欺対策アダプタを活用した取り組み
      笛吹市様および笛吹警察署様では、特殊詐欺被害の未然防止に向け、2022年11月より、AIによる通話録音デ
      ータ解析が可能なNTT東日本の通話録音機能付き端末(以下特殊詐欺対策アダプタ)を活用した取り組みを開
      始し、笛吹市様においては端末の取付費用を補助する事業を展開されています。
(3) 電話にAI・クラウド技術を組み合わせた「シン・オートコール」※を活用した地域の安全・安心対策のご紹介
      地域住民の皆さまが使い慣れている「電話」を活用した、新しい形での安全・安心対策(例:特殊詐欺被害防
      止訓練、広域注意喚起、災害時の避難誘導・安否確認)が実現できる「シン・オートコール」※の活用方法に
      ついて、自治体、警察機関、関係機関等の皆さまへご紹介しています。

3.「やまなしテクノICTメッセ2022」でのデモンストレーション展示について
NTT東日本による特殊詐欺対策の取り組みについて、「やまなしテクノICTメッセ2022」(2022年11月11日(金)
12日(土)  於:アイメッセ山梨)NTT東日本 山梨支店ブースにてデモンストレーションによる展示を行います。
<展示内容>
・特殊詐欺対策アダプタの活用による特殊詐欺対策(笛吹市様事例)
・「シン・オートコール」※を活用した特殊詐欺被害防止訓練
・「シン・オートコール」※を活用した災害発生時の広域注意喚起

4.今後の展開
NTT東日本では、今後も自治体、警察、関係機関等の皆さまと連携しながら、ICT、AI、デジタル技術等をうまく活用して、山梨県民の皆さまの安全・安心に向けて取組んでまいります。

※「シン・オートコール」はNTT東日本の登録商標です。機能または仕様の一部は特許出願中です。
詳細は別紙をご確認ください。

【別紙】各種取り組み詳細
(1) 山梨県警察様との「地域の安全・安心に関する協定」に基づく取り組み
・高齢者等を狙った電話詐欺をはじめとする各種犯罪被害防止のための広報啓発を行う。
・地域での事件・事故等の発生や前兆事案、不審者に関する情報などを認知した場合には警察へ通報する。
・子どもの安全を守るため、子どもが緊急避難を求めてきた場合には、迅速に保護するとともに110番通報など
   の必要な措置を行い、子どもの安全を確保する。
・NTT東日本は地域の安全のため、弊社が所有する設備に関係して、点検等および不安全状況の解消に努める。

(2) 笛吹市における特殊詐欺対策アダプタを活用した取り組み
特殊詐欺対策アダプタが録音した内容をクラウド上へ転送し、特殊詐欺AIが解析します。特殊詐欺であると疑われる場合には、ご本人へ注意を促す連絡が入ると同時に、親族や笛吹警察署様へ連絡が入ります。これにより、ご本人や親族、笛吹警察署員が詐欺の可能性を未然に察知することが可能となります。
勧誘の電話や迷惑電話についても、その番号を特殊詐欺対策アダプタへご登録いただくことで着信をブロックすることが可能となります(拒否リスト機能)。

<笛吹市における取り組みイメージ>

(3) 電話にAI・クラウド技術を組み合わせた「シン・オートコール」※を活用した地域の安全・安心対策のご紹介
「シン・オートコール」※とは、AIによる音声読み上げや録音した肉声で固定電話などへ一斉情報伝達ができる仕組み。
特殊詐欺対策や災害発生時の避難誘導・安否確認などに活用でき、高齢者などのスマートフォンを持たない世代や防災無線が聞き取りにくいエリアでも固定電話など使い慣れた手段で情報伝達が可能。
また、自動で電話を発信するだけではなく受付も可能で、応答状況を自動記録し可視化することができる。
①「シン・オートコール」※を活用した特殊詐欺被害防止訓練の一例
<取り組み概要>
詐欺を模した電話やSMSを訓練参加住民に対して一斉発信し、着信した参加住民が詐欺手口に誘導されてしまうかを確認し、確認結果が後日訓練参加住民やそのご家族にフィードバックされることで、改めて特殊詐欺対策への意識を高めてもらう機会としています。
また、訓練結果を収集・データ化することで、現在の特殊詐欺対策の有効性検証や新たな対策の検討に貢献します。

<特殊詐欺被害防止訓練の一例イメージ>

②「シン・オートコール」※を活用した特殊詐欺発生時の広域注意喚起例
<取り組み概要>
特殊詐欺対策アダプタの検知メール通知機能を「シン・オートコール」※と連携させ、検知メールに記載された特殊詐欺対策アダプタ設置宅の電話番号から設置宅の地区を特定し、当該地区の住民、交番、銀行などへ一斉に注意喚起を発信し、広域防御の仕組み作りに貢献します。

<特殊詐欺発生時の広域注意喚起への活用イメージ>

 

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