建築VRのジオクリエイツ・木質建材のエスウッドと共同で、令和4年度の林野庁の補助事業2件の採択によりVRと脳波等を用いた実証実験を開始

この記事は約4分で読めます。
VRで視線脳波等を解析し、空間体験価値を定量化する「ToPolog(トポログ)」の開発・運営を⾏う株式会社ジオクリエイツ(本社:東京都港区 代表取締役:本田司)は、木質建材メーカーの株式会社エスウッド(本社:岐阜県各務原市 代表取締役: 長田剛和)と共同で、令和3年度に引続き、VRと視線脳波計測を用いた実証実験を開始したことをお知らせいたします。
本プロジェクトは、林野庁の補助事業、SUSTAINABLE FOREST ACTION 2022(以下、SFA2022、https://action.sustainable-forest.com/)と令和4年度内外装木質化等の効果実証事業(https://www.howtec.or.jp/publics/index/377/)の2件の採択を受けて実施するものです。

■SFA2022における実施内容 

実施名目:生産者から消費者までを建築VRで繋ぐ空間価値の定量化事業
実証概要:エスウッドが開発製造する木質建材ストランドボードのプロトタイピングや、様々な現地と現地撮影や設計要件を考慮したVRによる実験
実験目的:木造建築・木質化空間における効果測定・感情推定AI開発の評価指標策定
実験期間:2022年9月3日~11月5日(11月5日にデモデイ開催予定)
実験場所:森林や木造建築の現地やVRを想定
実験方法:現地とVRにおける視線と脳波等の計測

■令和4年度 内外装木質化等の効果実証事業における実施内容

 

実施名目:コワーキングスペースにおけるVRと現地滞在時間計測を用いた内外装木質化の経済指標調査
実証概要:コワーキングスペース実店舗で木質化前後で現地滞在時間の計測を実施し、木質化が売上・顧客単価・滞在時間・視線や脳波に影響を与えているかを実験
実験目的:KPIツリーの構築・感情推定AI開発のための評価指標の策定
実験期間:2022年10月1日~2023年2月28日(予定)
実験場所:コワーキングスペースの内外装木質化前後の現地とVR
実験方法:一般来訪者の滞在時間計測、滞在時間が長い席短い席の現地とVRで視線と脳波等の計測
被験者数:20名(現地・VRの実験含む)

■株式会社ジオクリエイツのVRツール「ToPolog(トポログ)」について

ToPologは、VRのソフトやデバイスを限定せず、VRやデジタルツインに関連付けて空間体験データをクラウドに保存することができるSaaS型ツールです。CAP・360・WEBの3種のモードを備えており、設計検討や現地調査や現地運用のVRから、視線や脳波を、実測やAI推定することで、空間体験価値を定量化し、デザインの効率や品質を向上させることができます。

■株式会社ジオクリエイツ会社概要
[会社名]株式会社ジオクリエイツ
[代表者]本⽥ 司
[設⽴]2012年6⽉15⽇
[資本⾦]1億4050万円(資本準備⾦含む)
[所在地]東京都港区西新橋1−7−5 BIRTH TORANOMON
[URL] https://geocreates.net/
[事業内容]VR⽤SaaS「ToPolog」開発・運営、VR/ARサービスの企画・開発

■株式会社エスウッドの「国産材ストランドボード」について

岐阜県の木質建材メーカーでもあるエスウッド社が開発した「国産材ストランドボード」。国土交通大臣認定 不燃材料の認定を取得しており、公共施設をはじめ、店舗、オフィス等の内装や家具・什器の仕上げ材として採用実績が豊富です。また、SDGsの目標達成のため、廃棄物を減らす・活かす実践事例として、木質建材のアップサイクル技術の確立に向けて、プロトタイプの試作伴走の開発から、製作実践まで、多くの案件を取り組んでいます。

■株式会社エスウッド会社概要
[会社名]株式会社エスウッド
[代表者]長田 剛和
[設⽴]平成11年12月28日
[所在地]岐阜県各務原市須衛町7-74-5
[URL] https://s-wood.jp/
[目的]岐阜県産間伐材など地域材の需要拡大のための技術開発及び共同加工
[公的補助] 国及び岐阜県の推進する「平成11年度間伐材等利用開発推進事業」により、国産初のストランドボード製造ライン設置資金の45パーセント補助を受けて事業をスタート。

■本実証実験・ToPolog(トポログ)に関するお問合せ
株式会社ジオクリエイツ
担当:本⽥、浅井
電話番号:03-6435-0743
メール:contact@geocreates.net

タイトルとURLをコピーしました