IoT重量計で在庫管理・発注自動化を実現、スマートショッピングの「スマートマットSIM版」にSORACOMが採用されました

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​IoTプラットフォームSORACOMを提供する株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、以下、ソラコム)は、株式会社スマートショッピングのIoT在庫管理・発注自動化ソリューション「SmartMat Cloud(スマートマット クラウド)」の新製品であるIoT重量計「スマートマットSIM版」に、SORACOMが採用されたことをお知らせします。

SmartMat Cloudは、IoT重量計「スマートマット」の上に載せた実在庫を見える化、在庫管理・発注をクラウド上で自動化するDXソリューションです。従来、多大な人手を掛けていた棚卸、人手では不可能だったリアルタイムでの実在庫把握など高度な員数管理、さらに発注まで完全自動化することで省人化・高度化を実現します。

「スマートマット」は、ネジなどの小さい部品から、パレット管理の重い資材まで、様々な重さの在庫に対応し、オフィス・飲食店・工場・病院・ホテルなど幅広い業界で、すでに3万台以上の利用実績があります。

利用例:様々な部材の在庫をリアルタイム管理利用例:様々な部材の在庫をリアルタイム管理

 

これまで提供していたWi-Fi版のスマートマットでは、ネットワーク環境がない場合は専用ルーターとともに提供していました。この度、通信内蔵の「スマートマットLTE版」の提供を開始しました。

■SORACOMの活用
デバイスに通信を内蔵、シンプルな設置・導入を実現
スマートマットLTE版は、データ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」のplan01sが内蔵されているため、在庫管理したい品の下に設置するだけで利用できます。利用したい場所のネットワークの敷設状況によらず、複数拠点の在庫の一括管理や、客先にある預け在庫のリアルタイム把握など、リモート管理を始めやすくしています。

SORACOMサービスで、シンプルなデバイス設計でクラウド連携
スマートマットが計測したデータは、SORACOMを経由して、クラウド上のSmartMat Cloudに蓄積、分析されます。データ転送支援サービスSORACOM Beamを用いて、プロトコル変換やクラウド連携に必要なクレデンシャルの一括管理・付与しています。これにより、デバイスへの鍵配布を不要にし、シンプルなデバイス設計と省電力化を実現しました。また、サービス運用時は、SORACOM APIを用いて利用状況にあわせた回線管理を効率化しています。

株式会社スマートショッピング 代表取締役 林 英俊様のコメント
「SmartMat Cloud」は、様々な現場において実在庫管理や発注の自動化ソリューションとして活用が進んでいます。この度、お客様からも多くのご要望をいただいていた、通信搭載の「スマートマットLTE版」を提供開始しました。より多くの現場に、リアルタイム在庫管理を活用いただけるよう、ソリューションを拡充していきます。

詳細は、株式会社スマートショッピングのウェブサイトをご覧ください。
販売サイト:https://smartshopping.co.jp/
 

  • IoTプラットフォームSORACOMについて

IoTプラットフォームSORACOMを通じてIoT通信とインターネットに「つなぐ」システム構築に必要なサービスを提供しています。SORACOMの利用で、少ない初期費用でIoT活用のアイデアをスピーディに実現でき、20,000超の様々な業界・規模のお客さまがビジネスの進化に利活用しています。

ソラコムコーポレートサイト https://soracom.com

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