本サービスのポイント 企業からデータセット*をお借りし、LeapMindが学習と評価を代行。AI導入における企業の下記の課題を解消 ・概念1実証(PoC)から実用化までのステップが分からず踏み出せない ・独自のデータセットで学習した結果を見てみたいが工数が割けない ・制度改善するためのハイパラメータ修正の目安がわからない ・ライセンス契約締結に手間がかかる *AI技術を活用するためには、用途に応じたデータセットが必要となります |
人手不足などを背景にAIの活用が注目される一方、日本企業のAI導入は他の先進国に比べて遅れているのが現状です※1。実導入の前段階である概念実証(PoC)は、ライセンス契約締結の手間や、検証に必要となる工数の多さなどが懸念材料となり実施に至らないケースが多く、導入への課題となっています。一方で、実導入前のPoCでは作成したデータセットが課題に対して適切かどうか、実際にAIモデルに対して学習し検証する必要があります。
本サービスは、混雑状況分析の人数カウントや転倒検知などに活用可能、かつ汎用性の高いFPGA上で高速な物体検知が行える製品として認識されているディープラーニングモデル「Efficiera® 物体検知モデル」を対象に、顧客企業よりデータセットをお借りして学習と評価を実施します。レポートの提供にライセンス契約は不要です。FPGA上で動作するデモプログラムもオプションにて提供可能なほか、デモから実運用への移行を希望される場合には顧客企業に伴走するサポート体制を構築いたします。一連のサービスによってエッジデバイスへのAI導入ハードルを下げ、国内のAI普及を促進します。LeapMindではさらに、本PoC代行サービスを、他のディープラーニングモデルへも展開する準備を進めております。
LeapMindは今後も「次世代の情報端末を実現するためのキーテクノロジーを提供する」というビジョンのもと、エッジAIの実用化による人々のより便利な暮らしの実現に貢献していきます。
※1情報処理推進機構(IPA)「AI白書2020」によると、国内のユーザー企業でAIを導入しているのは4.2%
Efficiera PoC代行サービス概要
<ポイント>
・データセットをお借りして、LeapMindが学習と評価を実施
・レポートの提供にライセンス契約は不要
・FPGA上で動作するデモプログラムも提供可能です※オプション
・デモから実運用への移行も可能
<顧客企業にご準備いただくもの>
・データセット:学習・検証・テスト用
・評価の目的と優先度
<LeapMindが提供するもの>
・レポート:データセットの統計情報、評価条件・推論精度・推論速度
・推論結果例:バウンディングボックスを描画した画像または推論結果のテキストデータ
本サービスに関してはこちら( business@leapmind.io )までお問い合わせください。
・Efficiera FPGA Partner Program※2参画企業PALTEK様からのエンドースメント
株式会社PALTEK https://www.paltek.co.jp/index.html
(半導体製品販売、所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:福田 光治)
「当社ではFPGA及びSoCをベースとした評価ボードやエッジAI向けに適応型システム オン モジュール等を取り扱っており、小型なSoCにAI処理機能を実装されたいお客様には実装容量が小さい特徴を持ったLeapMind社のIPである「Efficiera®」をご提案差し上げるケースが御座います。
その際にIP自身の性能面や精度面、実際のデータを使用した場合にどうかという議題がお客様から寄せられていましたが、今回新たに用意された「Efficiera PoC代行サービス」により、今後のAI開発がより一層加速していくと期待しております。第1弾の物体検知から広がり、今後さまざまなモデルに対する検証サービスを展開して頂ける事も期待しております。」
※2顧客課題を解決可能なAI搭載製品・ソリューションの共創を目的とするプログラム
■「Efficiera®」について
「Efficiera®」は、FPGAデバイス上もしくはASICデバイス上の回路として動作する、CNNの推論演算処理に特化した超低消費電力AI推論アクセラレータIPです。量子化ビット数を1~2ビットまで最小化する「極小量子化」技術によって、推論処理の大部分を占めるコンボリューションの電力効率と面積効率を最大化するため、最先端の半導体製造プロセスや特別なセルライブラリを使用する必要がありません。本製品を利用することで、家電製品などの民生機器、建設機械などの産業機器、監視カメラ、放送機器をはじめ、従来は技術的に困難であった電力とコスト、放熱に制約のある小型機械やロボットなど、様々なエッジデバイスへディープラーニング機能を組み込むことができます。ディープラーニングモデルは、「物体検知」と「ノイズ低減」、「異常検知」の3種類を提供しています。
製品公式サイトURL:https://leapmind.io/business/ip/
■LeapMind株式会社について
「機械学習を使った新たなデバイスを、あまねく世に広める」を企業理念に2012年創業しました。累計調達額は49.9億円に達しています。ディープラーニングをコンパクト化する極小量子化技術に強みを持ち、製造業を中心に150社を超える実績を保有しています。次世代の情報端末を実現するためのキーテクノロジーを提供するために、その実現に必要なソフトウェアとハードウェア両面の開発に取り組んでいます。
本社 :〒150-0044 東京都渋谷区円山町28-1 渋谷道玄坂スカイビル 3F
代表者:代表取締役CEO 松田 総一
設立 :2012年12月
URL :https://leapmind.io
* プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。
製品、サービスに関するお問い合わせ先
LeapMind株式会社
Efficiera事業部 Business Development Team
TEL:03-6696-6267
メール:business@leapmind.io