アストロスケール代表取締役の伊藤美樹は、以下のように述べています。
「ADRAS-Jに係るアイネットのご支援に感謝いたします。ADRAS-Jのミッションは、軌道上サービスを確立する上でもとても重要なものです。このミッション、そして軌道上サービスを通じて、スペースサステナビリティの実現に貢献してまいります。」
アイネット代表取締役の坂井満氏は、以下のように述べています。
「アイネットはアストロスケールグループの創業間もない頃から今日まで、衛星開発、海外での打上げ、地上局運営、更には直接の出資を通じて密接な関係にあり、ADRAS-Jにおいても成功を目指してともに取り組んでいます。当社は17のSDGsにとどまらず、アストロスケールが提唱し、18番目のSDGsとも称されるスペースサステナビィティに、ADRAS-Jを通じて先進的に対応してまいります。」
アストロスケール について
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止(EOL*2)、既存デブリの除去(ADR*3)、故障機や物体の観測・点検(ISSA*4)、寿命延長(LEX*5)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。
本社・R&D 拠点の日本をはじめ、シンガポール、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。
アストロスケール本社ウェブサイトはこちら:https://astroscale.com/ja/
※1 CRD2:Commercial Removal of Debris Demonstrationの略称
※2 EOL:End-of-Lifeの略称
※3 ADR:Active Debris Removalの略称
※4 ISSA:In Situ Space Situational Awarenessの略称
※5 LEX:Life Extensionの略称
アイネットについて
アイネットは2021年4月に会社設立50周年を迎えた独立系上位のデータセンタープロバイダーで、東証プライム市場に上場しています。1977年に打ち上げられた気象衛星「ひまわり」の衛星運用業務から宇宙開発業務を開始し、現在に至る45年の間に多くの人工衛星のシステム/サブシステム設計、検査/試験、運用/評価解析を行ってきました。また、人工衛星が取得した画像データ/衛星状態データの処理ソフトウェア、ロケット打上げ管制装置の処理ソフトウェア等、数多くのソフトウェア開発も行っております。システム設計から自社データセンター利用による評価・解析まで、トータルサポートが可能となっております。
【アイネットホームページ】
https://www.inet.co.jp/
【宇宙事業ページ】
https://www.inet.co.jp/product/space/