社内外での安全なPC利用を実現するデータレスクライアントCACHATTOSecureContainer AD提供開始

この記事は約4分で読めます。
法人向けリモートアクセスサービス「CACHATTO」を開発・提供するe-Janネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:坂本史郎)は、2021年発売のデータレスクライアント製品「CACHATTO SecureContainer(カチャット セキュアコンテナ)」の機能を改善・強化し、Microsoft社の「Active Directory(以下、AD)」との連携による端末管理にフォーカスした新製品として「CACHATTO SecureContainer AD(カチャット セキュアコンテナ エーディー)」の提供開始を発表します。 本製品では、ADで設定したグローバルポリシーがログイン時に適用されるため、組織のIT管理者は社内外で利用するPCのユーザーとデバイスを一括管理することができます。さらに本製品のデータ保護機能と専用の新方式VPN機能との組み合わせにより、社内外で利用するPCを1台に集約し運用することができます。本製品の提供開始は2023年11月1日(水)を予定しております。

  • リリースの背景

Window 10のサポート終了が近づく中、企業では利用しているPCのWindows 11へのPC更新が喫緊の課題となっています。一方、今後のハイブリッドワークを前提としたリモートアクセス環境の最適化に向けて既存のVPN機器の更新を行うか、リモートデスクトップ環境の見直し、あるいはVDI/DaaSへの移行をするか、等の様々な選択肢を検討しなくてはならないこともIT管理者を悩ませています。
それらの課題に向け、新方式VPNにより安全かつ柔軟なリモートアクセス環境が実現でき、PCに業務データを残さないセキュリティと、通常のPCと変わらない操作性を兼ね備えることで社用PCに最適な次世代ソリューションを提供することを企図し、開発いたしました。

  • CACHATTO SecureContainer AD 概要

PC上に生成する隔離業務領域のデータ保護と業務終了時の隔離領域削除により、端末からの情報漏洩を防止するデータレスクライアント製品CACHATTO SecureContainer(従来製品)に、デバイスとユーザーの管理・認証・利用範囲の制御を行う基盤であるADとの連携機能を追加したことで、ADでのユーザー認証に加えて、ADにて設定されたセキュリティポリシーによる端末の管理を実現しています。

また、従来製品は業務利用(SecurContainerによるデータ保護)時と、それ以外の利用時での環境切り換え操作を必要としていましたが、本製品ではPC起動時にSecurContainerも自動起動することで常にデータを保護したいというニーズに対応しました。これにより、社外でPCを起動すれば、データが保護されるセキュアな環境から標準装備の非公開型VPN機能であるCACHATTO Private Connect(カチャット プライベート コネクト)で社内ネットワーク環境に自動接続され、社外からも社内同様の業務を快適に行えます。

提供開始:2023年11月1日(水)

価格:基本料金 月額10,000円、利用料 1ユーザー月額1,500円

製品サイトhttps://www.cachatto.jp/csc

※従来製品は、「CACHATTO SecureContainer Switch(カチャット セキュアコンテナ スイッチ)と改称し、引き続き提供いたします。

  • CACHATTOについて

2023年9月時点で国内1,600社80万人を超えるユーザーが利用する法人向けリモートアクセスサービスです。「端末にデータを残さない」という特長により、金融業界や自治体・官公庁などの業種でも、テレワークにおけるセキュリティリスクを最小限に抑えられることが決め手となり、「スマートデバイス用リモートアクセスツール」市場および「セキュア・ゲートウェイ/ブラウザ」市場において12年連続トップシェアを占めています。

製品サイト:https://www.cachatto.jp/

  • e-Janネットワークス株式会社について

e-Janネットワークス株式会社は、2000年3月に設立以来、『テレワークにセキュリティを』を標榜し、テレワークプラットフォームCACHATTOおよび関連製品の企画・開発・販売・運営を中心として事業を展開しています。

代表者名:     代表取締役 坂本史郎

従業員数:     130名(2023年4月1日現在、パートタイム従業員含む)

URL:          https://www.e-jan.co.jp/

タイトルとURLをコピーしました