家庭用燃料電池「エネファーム」が「コージェネ大賞2022」技術開発部門 特別賞を受賞

この記事は約4分で読めます。

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(以下、コージェネ財団)が主催する「コージェネ大賞2022」技術開発部門において、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」(※1)2021年度モデル(以下、エネファーム)で特別賞を受賞しました。
これからも家庭での省エネを促進しCO2排出量を削減する機器として、また、もしもの時の安心・快適なくらしを実現する機器として貢献していきます。

【受賞製品の概要】
■受賞テーマ
LPWA無線通信を利用したクラウド型家庭用燃料電池「エネファーム」の開発

■開発コンセプト
本製品では、レジリエンス機能の向上を目的として、セルラー方式のLPWA(Low Power Wide Area)通信機能(※2)を搭載、エネファーム全台数を常時クラウド接続することにより、運転計画に気象予報データを活用するものとしました。これにより、太陽光発電を併設する住宅においては、株式会社ウェザーニューズが提供する「1 kmメッシュ天気予報」をもとに日々の運転計画を作成して発電を行うことができるようになりました。また、「停電リスク予測API」を受信した場合には、自動的に発電モードを切り替えて停電に備えることができ、深夜などエネファームが運転を停止している時間帯に停電が発生した場合においても外部電源による再起動が不要になり、停電発生時でも安心して電気をお使いいただけます(※3)。

【コージェネ大賞とは】
新規性・先導性・新規技術および省エネルギー性等において優れたコージェネを表彰することにより、コージェネの社会的認知を図るとともに、より優れたコージェネの普及促進につなげることを目的として、財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(以下、コージェネ財団)により創設された表彰制度です。

参考URL https://www.ace.or.jp/web/gp/gp_0010.html

■[参考]パナソニック製エネファーム2021年度モデルの本受賞を含む、これまでの受賞内容
(賞名称/主催団体、受賞年月順)
1. 第7回 ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)最優秀賞/一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会
2. 防災防疫製品大賞2021 日本防災産業会議賞/一般社団法人防災安全協会
3. 2022年度技術大賞/一般社団法人日本ガス協会
4. コージェネ大賞2022 技術開発部門 特別賞/財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター

※1:エネファームは、東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、ENEOS株式会社の登録商標です。開発にあたっては、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られた成果を一部活用しています。

※2:携帯電話の通信網を用いた LPWA 規格の1つで、既存の LTE 基地局をベースに全国エリアをカバーしているため、対応エリアが広域な通信方式です。LPWA通信によるネットワークサービス(停電そなえ発電の自動切り替え、おてんき連動)は、初期設定開始後10年間のご利用が可能です。

※3:停電時の発電には、都市ガス(13A)またはLPガスと水道が供給状態にあることが必要です。停電そなえ発電は停電時の発電を保証するものではありません。

タイトルとURLをコピーしました