ナイス株式会社（本社：横浜市鶴見区、社長：杉田 理之）は7月28日、宮崎県と「宮崎県産材の利用促進に関する連携協定」を締結いたしましたので、お知らせいたします。
宮崎県庁にて執り行った協定締結式の様子
左から河野俊嗣宮崎県知事、ナイス㈱杉田理之社長
本協定は、宮崎県と当社が連携・協力し、2050年カーボンニュートラルの実現やSDGsの達成、森林資源の循環利用等に貢献するため、県産材の利用を促進することを目的に締結したものです。
連携・協力事項
（１） 宮崎県内や都市部への県産材の需要拡大及び普及・PR
（２） 戸建て住宅・非住宅建築分野及び非建築分野への県産材の利用促進
（３） 宮崎県木材利用技術センターと連携した県産材を活用した製品開発
（４） 県産材製品の輸出促進
（５） 花粉の少ない苗木を活用した再造林の推進
当社は、宮崎県産飫肥(おび)杉の大径材の赤身部分のみを使用したオリジナル木材製品「ObiRED®」を開発、建築物等への利用を積極的に推進するなど、宮崎県産材の需要拡大に取り組んでおります。今年5月9日には、農林水産省とグループ会社５社とで「国産材の利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結しており、国産材取扱量を2022年度の40万㎥から2027年度には65万5千㎥にまで拡大していく方針です。
本協定の締結により、杉生産量が日本一を誇る宮崎県と更なる連携・協力を図り、県産材の積極的な利用の推進、適切な再造林の推進等を通じて、地球温暖化対策として重要な役割を担う森林資源の循環利用に貢献してまいります。
