広島の精密鋳造メーカーが「原爆の日」に合わせて長崎までの道のり600kmを駅伝で繋ぐ!

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精密鋳造メーカーである株式会社キャステム(広島県福山市、代表取締役:戸田拓夫、以下「当社」) は、広島に本社を置く企業として戦争の絶えないこの現代に世界平和の思いを発信していきたいと、『広島-長崎 折り鶴駅伝 2023』を開催します。

【開催概要】

・イベント名:広島-長崎 折り鶴駅伝 2023

・開催期間:2023年8月5日(土)~8月9日(水)

・発着/通過予定日時:

 8月5日(土)  9:30 株式会社キャステム本社(広島県福山市)スタート

 8月6日(日)  6:00 広島平和記念公園通過

 8月9日(水)15:00 長崎平和公園ゴール

※本企画は、社内イベントの一環でランナーを募集するものではありません

  • 開催の背景

人類史上初めて原爆が投下された広島県に本社を置く企業として、戦争の絶えないこの現代に世界平和を発信するべく、精密鋳造メーカーである当社は、2021年、原爆の子の像のモデルとなっている佐々木禎子さんが病床最期に折られた折り鶴の金属量産化を実現しました。数に限りがあり、世界中から寄せられる寄贈依頼に応えられない状況にあった「禎子の折り鶴」を、最新のデジタル技術と精密鋳造技術で忠実に再現し、永遠の折り鶴「SADAKO」として世界中の人の手に届けることが可能となりました。

2023年5月に開催されたG7広島サミットでは、広島を訪れた各国の首脳をはじめ、サミット関係者に「SADAKO」が贈られました。また9月にはバチカン王国ローマ教皇の元へと寄贈される予定です。

こうしたご縁により禎子さんのご親族にも参加していただき、昨年2022年には広島平和記念公園から当社まで約135kmに渡る駅伝を開催しました。駅伝を通して、「人と人とを繋ぎ、平和への思いを繋ぐ」ことの重要性を再確認しました。

個々の力を合わせて全員で1つの目標を成し遂げる駅伝には、言葉よりも訴えかける力があるのではないかと考えています。原爆が投下された2都市を駅伝で結ぶという、誰もが無謀と思う、“真夏の600km完走”に挑戦することによってより強い世界平和への思いを訴えかけていきたいと企画しました。

  • 代表取締役 戸田拓夫 コメント

G7広島サミットにおいて、いつでも核戦争に応じられる核弾頭の発射装置が広島に持ち込まれた。核廃絶宣言など核兵器保有国がいっさい削減する気も無い中で彼らは平和資料館を見てどう思ったのだろう。当社は広島県にあるが福山市で原爆に関して何か強く意思表示をしている企業は見当たらない。ほとんどは傍観者という状態だ。

昨年、そんなことではいけないと考え広島の平和記念公園から弊社まで社員と関係者で折り鶴駅伝を行った。そんなことをして何か効果があるのか?何か起きたら責任を取れるのか?という否定論など検討に値しないと判断し敢行した。来年は長崎までやると宣言した。

真夏の8月5日に当社をスタート、6日早朝に広島平和記念公園を通過し、9日に長崎平和公園に到達できるのか、プロジェクトチームを作って検討を重ねた。そうした中、2月に私が肺炎で入院し、私自身が走るのはさらに厳しい状態になった。しかしそのことが逆にこのミッションはどんなカタチであろうと必ず果たす!という強い意志を持つに至った。箱根駅伝のように多くの観衆が応援してくれるわけでもない孤独な駅伝となるが、誇り高く強い意志をもって走りぬきたい。

  • 当日の走行状況をキャステム公式Twitterでツイート

https://twitter.com/castem_info/

@castem_info

是非、ハッシュタグ 「#折り鶴駅伝」 をつけて応援をお願いします!

▲イベントオリジナルTシャツを着用して走ります。

 もしお近くで見かけたら温かい声援をお願いします!

  • 駅伝の詳細について

・深夜にかからない時間帯にて、毎日約50名のランナーが交代して走行します。

・ランナー1名あたりの1日の平均走行距離は約3km(1.5kmを2回前後)を予定しております。

・伴走自転車と看護師が同乗する緊急対応車が同行し、安全対策や熱中症対策を徹底します。

・この駅伝開催に伴う道路規制はありません。交通の妨げとならないルートにて、交通ルールを順守して走行します。

・ランナーは、当社社員と佐々木禎子さんのご親族をはじめ、一部の関係企業と個人の皆様を含めた総勢142名で構成されています。

  • 関連URL

・「SADAKO」についてのプレスリリース

禎子さんが生前最後に折った平和の折り鶴。広島県の精密鋳造メーカーの技術により世界中の人の手へ
株式会社キャステムのプレスリリース(2021年8月5日 10時04分)禎子さんが生前最後に折った平和の折り鶴。広島県の精密鋳造メーカーの技術により世界中の人の手へ
G7首脳らが平和記念資料館で決意を示した机上に金属製の「禎子の折り鶴」
株式会社キャステムのプレスリリース(2023年5月22日 10時02分)G7首脳らが平和記念資料館で決意を示した机上に金属製の

・2022年開催 折り鶴駅伝レポート

キャステム折り鶴駅伝2022 | 株式会社キャステム
株式会社キャステムのWebサイト特集ページ。最新記事:20221206_キャステム折り鶴駅伝。広島平和記念公園から福山市キャステム本社まで、平和への願いとこころをタスキで繋ぐ『キャステム折り鶴駅伝2022』を実施しました。その他の記事『GOD DEATH GEAR Metallization Project』『禎子の折...

【株式会社キャステムについて】

ロストワックス精密鋳造・メタルインジェクション(MIM)の技術を用いて、半導体機器・工作機械・医療機器等あらゆる産業の精密部品の製造販売を主軸としています。その技術を活かし、2017年より個人のお客様を対象とした商品の企画・製造・販売を開始。有名スポーツ選手、アイドルの手型の金属オブジェやモンスターボール虫カゴ等、これまでに無いアニメ・漫画・スポーツ関連グッズを次々と生み出し、今大変注目を受けております。その他、紙ヒコーキ、コマ大戦、農業事業など、常に常識にとらわれないモノづくりへの挑戦を行っています。(https://www.castem.co.jp/

【本イベントに関するお問い合わせ先】

株式会社キャステム担当:石田

TEL:084-955-2221

E-mail:koho@castem.co.jp

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