粉体原料のロスを削減する新技術を展示!インターフェックスジャパンに出展します。

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工業用ステンレスタンク・撹拌装置メーカーの日東金属工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:大山 正記)は、2023年7月5日(水)~7日(金)に東京ビッグサイトで開催される医薬品・化粧品の研究製造展「インターフェックスジャパン」に出展いたします。この展示会でデモ運転する「エアレーションホッパー」は特許出願中の新技術を用いて粉体の排出をサポートします。
  • 粉を液体のように動かし粉詰まりを解消 原料ロス削減に寄与する「エアレーションホッパー」

エアレーションホッパーは、粉体の排出工程におけるボトルネックである粉詰まりを解消する新たなアタッチメントです。粉体原料が入った生産設備の排出口に接続して使用します。

円錐状のパーツ(=ホッパー)が二つ重なる構造を持ち、その内部にエアーを送り込むことで粉を液体のように動かし、排出を促します。粉体が設備内に残って排出しきれない状態を解消し、原材料のロスを削減します。

またハンマリングやノッカーのようにホッパーを叩いて排出を促す従来の方法に比べ、金属を叩く騒音が発生せず、設備の変形や損傷といったダメージも生じません。

  • 特許出願中の新技術を用いて高い洗浄性を実現 コンタミネーションを防止

今回展示するエアレーションホッパーは、粉体の流動化と同時に、洗浄性能の改善に焦点を当てた設計です。

二つ重なったホッパーのうち、内側のホッパーには細かな穴が開いています。その穴をエアーが通り、粉体を流動化・排出を促す仕組みです。従来品ではこの穴に粉体が入り込み、使用後の洗浄が難しいという課題がありました。

今回展示する新型エアレーションホッパーでは、穴の構造を入り組んだ形状からストレートに近い非常にシンプルな形状に改善。これにより粉体の残留を最小限に抑え、洗浄を容易にしました。

この洗浄性能の高さは、衛生管理が厳しい製薬業界や、複数の原料を使用する生産ラインにおいて、コンタミネーションのリスク低減という大きなメリットをもたらします。

この革新的な構造は新しい技術の活用により実現しており、特許を出願中です。

内側ホッパーの表面。従来品(左)は粗さの異なる金網が重なった構造で、形状が複雑。新型エアレーションホッパー(右)は表面の凹凸が少なく、内部の穴構造もシンプルで、洗浄性に優れています。内側ホッパーの表面。従来品(左)は粗さの異なる金網が重なった構造で、形状が複雑。新型エアレーションホッパー(右)は表面の凹凸が少なく、内部の穴構造もシンプルで、洗浄性に優れています。

  • インターフェックスジャパンでエアレーションホッパーをご覧ください

本製品は、2023年7月5日~7日に開催される医薬品・化粧品の研究製造展「インターフェックスジャパン」でご覧いただけます。会場では実機のデモ運転を致しますので、お越しの際にはぜひお立ち寄りください。

<その他展示予定製品>

・ダマになる・液面に浮く粉を均一に混合する装置

・泡立ちを抑えて混ぜるミキサー

・粉体や顆粒を保存容器のまま脱着・混合できる装置

・液体を効率よく温めるコンパクトな混合装置

<インターフェックスジャパン 概要>

日時:2023年7月5日(水) ~ 7日(金)10〜17時

会場:東京ビックサイト 東展示棟

■お問い合わせ
日東金属工業株式会社

https://www.nitto-kinzoku.jp/shop/pages/contact.aspx
sales@nitto-kinzoku.co.jp
TEL:048-996-4221

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