地域や人とのつながりを育む、家庭でも学校でもない子どもたちの居場所。千葉県茂原市に「子ども第三の居場所 杉の子kidsもばら」オープン!

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社会福祉法人信和会(本部:長南町 代表:杉田大樹)は日本財団の助成を受け、6月15日(木)に千葉県茂原市に「子ども第三の居場所 杉の子kidsもばら」をオープンしました。それに伴い、前日の6月14日(水)には、ローヴァーズ株式会社(本部:木更津市 代表:カレン ロバート)の協力のもと、拠点に隣接したローヴァーズスポーツパーク茂原で、ジェフユナイテッド市原・千葉で活躍した元プロサッカー選手の近藤直也さん、カレン ロバートさんを招き、開所式と「ウォーキングフットボールイベント」を開催しました。

<左:開所式の様子 右:近藤さん・カレンさんとのウォーキングフットボールイベント><左:開所式の様子 右:近藤さん・カレンさんとのウォーキングフットボールイベント>

開所式では、茂原市出身の社会福祉法人信和会代表の杉田大樹が、「以前は、近隣の家や商店など放課後に立ち寄れる場所があったが、今は地域のつながりが希薄になっている。杉の子kidsもばらが、地域の子どもたちや大人たちの拠り所になるようにしたい。」と挨拶しました。その後、「子ども第三の居場所 杉の子kidsもばら」の施設や活動を紹介したほか、テープカットセレモニーを実施しました。

「ウォーキングフットボールイベント」では、近藤直也さんとカレン ロバートさんが、”相手が保持しているボールを取らない“という日本独自のルールにより誰でも怖がらずにプレーできる、ウォーキングフットボールを通じて、子どもたちにチームワークの楽しさや意義を伝えました。そのほか、トークライブでは近藤直也さん、カレン ロバートさんが、子どもたちから寄せられた「プロサッカー選手になるにはどうしたらよいか」という質問に答え「プロサッカー選手になるためには、誰よりも努力することが重要だ。」と語りました。

「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的に、日本財団が中心となって2016年より全国に開設している、子どもたちが安心して過ごせる居場所です。「子ども第三の居場所 杉の子kidsもばら」は、茂原市で初めての子ども第三の居場所であり、天候に関係なく遊べる屋内遊具を設置したほか、図書スペースや自習室を設け、子どもたちが静かに勉強できる場所も用意しています。また、併設するカフェではコーヒーやジュース等を提供し、地域住民の交流を促します。開所日は火曜日・水曜日・木曜日(14:30~18:30)、土曜日・日曜日・祝日(13:00~17:00)、金曜日(17:00~19:00)で、地域の野菜を使用した食事の提供や、スポーツイベントの開催等を予定しています。

  • 「子ども第三の居場所 杉の子kidsもばら」施設概要

杉の子kidsもばら ロゴ杉の子kidsもばら ロゴ

所在地:〒297-0067 千葉県茂原市国府関1683-7

対象者:未就学児、小学生、中学生、高校生

開所日時:火・水・木 14:00~18:30

     土・日・祝 13:00~17:00

     金     17:00~19:00(子ども食堂)

  • 運営主体「社会福祉法人 信和会」について

信和会 ロゴ信和会 ロゴ

理事長:杉田大樹

所在地:千葉県長生郡長南町長南1980-2

設立:2004年9月

法人HP:http://www.shinwakaigo.org/

千葉県外房地域において「介護」「医療」「保育」「教育」など、地域が必要としている、福祉サービスを多岐に渡り提供している社会福祉法人です。『一人ひとりに向き合う』『地域に開かれた福祉施設』をモットーに、これまでの福祉の常識やイメージを変える、様々な新しいチャレンジと多様な働き方の提案を行っています。従業員の年齢層も20代が多く、活気のある法人です。

  • 「子ども第三の居場所」とは

子ども第三の居場所 ロゴ子ども第三の居場所 ロゴ

「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に162ヶ所設置され、全国500拠点の開設を目指しています。(2023年5月末時点)

子ども第三の居場所 | 日本財団
日本財団は「ソーシャルイノベーション」のハブとなり、子ども支援、障害者支援、災害復興支援など、よりよい社会づくりを目指します。あらゆる人や組織をつなぎ「みんながみんなを支える社会」を目指します。
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