ソウルオブジャパン株式会社が三重県津市において日本最大級の陸上養殖設備工事に着工

この記事は約4分で読めます。

ソウルオブジャパン株式会社
2023年4月17日

ソウルオブジャパン株式会社三重県津市において日本最大級の陸上養殖設備工事に着工

ソウルオブジャパン株式会社は、三重県津市にある当社三重工場敷地において、日本最大級のアトランティックサーモン閉鎖型陸上養殖施設の建設工事を開始いたします。

着工に伴いまして、次のとおり地鎮祭を執り行います。祭事中の取材(撮影など)も承ります。

日時   4月24日(月)
神事  午前11時より11時30分(工事現場)  ※直会の予定はございません 
場所  三重県津市森町5000-2(ニューファクトリーひさい工業団地内) 

当施設の概要
敷地面積は約14ヘクタール。建設建物は全棟を合わせ延床面積70,000平方メートル程度となります。主要な建築8棟。最大床面積の棟は約16,500平方メートルです。その中に養殖施設(水処理施設含む)として6棟、食品加工場・管理棟を、地上2階建、主に鉄骨構造で建築します。

今回の着工に際しては、まず最初に卵を受け入れる施設(孵化施設、4,400平方メートル)を先行して建設し、その後魚の育成に合わせて順次、後続の建物の建設を予定しています。

 

 

 

 

代表取締役社長 エロル・エメドよりコメント
当社は、この新工場建設により、今後お客様に高品質で鮮度の良い製品を提供できるようになり、日本の食料自給率の向上に努め、地域社会に貢献していくことを目指してまいります。また、今後も当社は社会に貢献する企業として、一層の発展を目指してまいります。

環境と魚に優しい地上型循環式養殖方式(RAS)
弊社の最先端閉鎖循環陸上養殖技術は、海面での養殖と異なり、生産効率や環境への影響の観点から、適切にコントロールされたクリーンな環境の工場内で、高度な水質管理と魚の健康管理を行いながら卵の孵化から成魚まで一貫した養殖を行う革新的な技術です。これにより、安全で安心できる国産アトランティックサーモンを安定的に生産できます。環境や魚の健康に影響の恐れがある薬品やホルモン剤などは一切使用しません。RAS方式による養殖施設は世界各国でも建設が進められています。

安全な食料の自給へ貢献
人口増加や魚食文化の広がりから世界的にサーモンの需要増加が見込まれる一方で、海面での養殖は天候条件等適した漁場が限られており、陸上の大型水槽で養殖する「陸上養殖」が今後の安定供給に寄与する手法として期待されております。アトランティックサーモンは低水温での飼育が必要なため、現在はノルウェーやチリ等の海で養殖され日本に輸入されておりますが、陸上養殖による水温コントロールを通じて日本で養殖し、鮮度の良い製品を流通させることが可能となります。
寿司や刺身で大変人気のあるアトランティックサーモンの養殖・加工のため、日本最大級の工場建設を三重県津市で開始いたします。日本のタンパク質自給率は50%以下とされる中、全量を輸入に頼っていたアトランティックサーモンを日本国内で安定的に生産することで社会貢献して参ります。

【会社概要】
会社名:ソウルオブジャパン株式会社
本社所在地:東京都港区南青山一丁目15番3号
創立:2018年10月
事業内容:アトランティックサーモンの陸上養殖(RAS式)・加工事業、輸入販売事業
代表者:代表取締役社長 エロル・エメド

*RAS:Recirculating Aquaculture System

【報道関係の皆様からのお問い合わせ先】
ソウルオブジャパン株式会社
TEL:03-6379-2480  email : info@soulofjapan.co.jp
 

タイトルとURLをコピーしました