このたび、その目玉企画の1つ『公開セカンドオピニオン』に元和歌山県立医科大学附属病院膵がんセンター長、現 紀和病院院長の山上裕機氏が登壇することが決定した。
10年生存率6.5%と他のがん種に比べて難治性がんの代表とされるすい臓がん治療に長年携わってきた山上浩機氏は、これまですい臓がん治療の強化と発展のために尽力してきたことは、今さら説明する必要はないだろう。穏やかな人柄だが、たとえば一向に腰を上げようとしないPMDAなどの当局と熾烈なまでに交渉を重ねて今日、すい臓がん治療の権威として活躍するタフネゴシエーターでもある。
現在は和歌山県橋本市の紀和病院院長としてすい臓がんセンター設立に向けて活動を開始するなど、相変わらず旺盛な行動力でがん患者と向き合っている。
その山上裕機氏はこう語ってくれた。
「すい臓がん治療の基本は適切な抗がん剤治療による手術対応です。現在は抗がん剤も肝臓や腹膜に転移があるような患者さんでもひじょうにうまく治療ができるようになりました。さらに我々は40年にわたり免疫治療に取り組んできました。免疫のブレーキを外す治療とアクセルを踏む治療を併用することで、すい臓がんの治療も格段に進歩すると考えています。医学は日々進歩しています。近いうちにすい臓がんは『治る癌』になるでしょう。皆さん、『世界がん撲滅サミット2022 in OSAKA』でお会いしましょう。当日はご遠慮なくご質問をいただけますでしょうか」
皆さんもぜひ当日、『世界がん撲滅サミット2022 in OSAKA』ですい臓がん治療についてご自身の症状や悩みを相談されてはいかがだろうか。
現在、大会HP(https://cancer-zero.com)にて入場申し込み受付を行っており、入場は無料。
また同じく大会HPにてお問合せ受け付けているが、メールのみとなっている。