●本プロジェクトについて
ねすとは、”挑戦をカタチに”をモットーに、大学生の居場所づくりを通して、大学生の“やりたい!”を応援する、一般社団法人まなびぱれっとが運営する学生オフラインコミュニティプロジェクトです。
コロナ禍で、人や社会とのつながりが制限された学生たちが、自分たちの意志で立ち上げ、2022年4月に、東京都小平市にて、始動しました。
ねすとでは、外部からの講師を招いたレクチャー・ワークショップで、挑戦のアイデアや課題解決の発想を促し、挑戦で得たものを定期的にアウトプットしながら、1年間をかけて成長していくことをプロジェクトの軸としています。また、学生1人1人に1年間挑戦を伴走する専属メンターがつき、挑戦の不安はもちろん、日々の悩みを相談することのできるサポート体制を整えています。
現在、学生メンバー22人と、挑戦を応援して下さる100人以上の社会人の方々に支えていただきながら、挑戦の輪を少しずつ広げています。
●ねすと成立の経緯
ねすとは、コロナ禍における不自由さや孤独感を経験したからこそ、生まれました。
2022年のパンデミック以降、約2年間、ほとんどの大学生がキャンパスへの入構を制限されました。その打撃は大きく、大学入学と同時に上京したものの、大学の友人関係はほぼ無く、感染拡大の懸念から帰省できないまま、慣れない環境での生活を強いられました。
自分の可能性を広げ、社会に羽ばたく準備期間であるはずの大学4年間。コロナ禍で誰とも繋がれず、やりたいことも思う存分できないまま過ごすことは、学生自身にとっても、これからの社会にとっても、非常に大きな損失です。
だからこそ、大学生が同世代の仲間や、社会とつながりをもち、その中で自分のやりたいことを見つけ、挑戦することのできる居場所が必要でした。
「誰かとつながれる居場所が欲しい」「やりたいことを思う存分できる場所が欲しい」という14人の大学生たちの声から生まれたのが、『ねすと』です。
●オフラインのコミュニティスペースにこだわる理由
『人とつながる』ということは、単発イベントやオンラインサロン、公民館や公園に集まるなど、様々な形で可能です。人が日常的に集まることが忌避されるコロナ禍においては、これらの形態のほうが創りやすくもあり、世間体的に、受け入れられやすかったことも事実です。
それでも、オフラインのコミュニティスペースにこだわった理由は、同じ場所を共有することでしか、人とのつながりを実感することはできないことをコロナ禍で痛感したからです。
ねすとは、みんなの帰る場所として、いつも存在しています。ひとりが寂しくなったとき、「ねえ、聞いてよ」と誰かに話しかけたくなったとき、ちょっと弱音を吐きたくなったとき。そんなとき、「あそこにいけば、きっと誰かが自分を待っている」。そう思える『居場所』を創るため、アパートの一室を借り、オフラインのコミュニティスペースを始めました。
そして、そんな安心して身を委ねることのできる居場所であるからこそ、ねすとにおける『挑戦』は、成果主義ではなく、その過程における自己対話や他者との関わりなどに価値をおいています。そのため、1人1人のペースやニーズに合わせたサポートを心掛けています。
●主なプログラム
ねすとでは、学生の挑戦を応援するために、1年間を通して、3つのプログラムを用意しています。
■メンター制度
学生1人につき、1人の専属メンターが、1年間挑戦を伴走する制度を設けています。
また、月に1度、メンターと学生の1 on 1を実施し、挑戦の進捗や、悩みごとなどについて話す機会を設けています。
■インプットデイ
月に1度、教育関係者やクリエイターの方など、社会の第1線でご活躍される方々を外部講師としてお招きして、ワークショップを開催しています。このイベントは、学生の挑戦のアイデアや課題解決の発想を促すことを目的としているため、テーマは学生の様子に合わせて、毎月変更しています。
<過去実績>
「問いを楽しむーquestion stormingー」 株式会社 qutori代表 加藤翼さん
「アート思考」 シェアハウス「アサヒ壮」管理人 / 株式会社スタジオプレーリー共同代表 坂木茜さん
「新たな教育の可能性」 オルタナティブスクールHillock校長 蓑手章吾さん
■アウトプットデイ
3ヶ月に1度、学生の挑戦の経過を発表するイベントを開催しています。学生は、3ヶ月間の挑戦の進捗はもちろん、自分の想いや葛藤を、自由な形式で表現しています。
<過去発表タイトル>
・「食でつながる」
ー自分の好きな食でみんながつながる居場所を作りたい!構想を発表します!
・「自分を好きに」
ーいつも自分に自信がない私。私自身を好きになるために、みんなも自分自身を好きになってくれるように、自分のことが好きになれるワークショップをします!
●プロジェクト成果
ねすとで生まれた学生の挑戦を抜粋して、紹介します。
■間借りカフェ かぷちーのん【コーヒーとベーグルの店】
https://www.instagram.com/cappuccinon_0717/
・来店者数、約100名
・2ヶ月に1回開催
・新メニューを開発し続け、季節限定のメニュー、かぷちーのんオリジナルメニューも開発
■インドネシア日本語学校との交流
・計40名の日本語学校の学生と、年賀状を交換
・日本の文化との交流として、日本語学校の授業に採択される
●学生の声
現在、ねすとで活動している学生の声を紹介します。
●クラウドファンディング実施中!(~3/21)
現在、ねすとは、オフラインスペースの家賃や光熱費等の維持費、活動のための諸経費など、すべての経費を、学生が負担しています。学生1人につき、毎月1万円、1年間のプロジェクトで合計12万円を活動費として集めているのが現状です。挑戦したいことを見つけた学生が、金銭的な不安から、プロジェクトを辞めざるを得ない状況に追い込まれてしまうのは、とても悔しいです。
また、ねすとは、学生の挑戦を応援することを通して、誰もが、自分のやりたいことや、好きなことに真剣に取り組み、挑戦することができる社会を目指しています。そして、大学生のエネルギーや行動力から、あらゆる世代の人々とつながり、この挑戦の輪をさらに広げていきたい!と強く思っています。
このクラウドファンディングをきっかけに、様々な方々とつながり、大学生が、思う存分、自分の未知なる可能性に挑戦できる環境を創っていきたいと考えています。
更なるプロジェクトの飛躍のため、ぜひ、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/656189/activities?page=2
●第4期生募集中!!
ねすとでは、現在第4期生(2023年5月から参加)を募集中です。ご興味がある方はぜひ、ねすとInstagramまたはTwitterからダイレクトメッセージをお送りください。
●ねすと
ねすとは、一般社団法人まなびぱれっとが運営する、「挑戦をカタチに」をモットーに設立された学生コミュニティプロジェクトです。会員制度を採用しており、参加学生は月1万円を参加費として、支払っています。それぞれが挑戦を掲げ、カタチにするとともに、成長を分かち合うコミュニティプロジェクトです。
問い合わせ先: manabi.palette@gmail.com
Instagram:https://www.instagram.com/nest1280/
note:https://note.com/nest_tyousenn
Twitter:https://twitter.com/nest_1280
※ねすとへの見学・参加の問い合わせは、Instagram、Twitterのダイレクトメッセージにて連絡をお願いいたします。
※取材など、ねすとへの見学・参加以外のお問い合わせに関しては、一般社団法人まなびぱれっとに、連絡をお願いいたします。
●まなびぱれっと
まなびぱれっとは、『「せんせい」と「みんな」が安心して混ざり合う未来を。』をモットーに教員とそれ以外の人が当たり前のように交流している未来のために活動している一般社団法人です。主に、教員とそれ以外の人が交流する場である「オンラインサロン」、1年目の教員の伴走をおこなう「1年目プロジェクト」を実施しております。また、プログラムの一貫として、大学生が挑戦をカタチにするオフラインのコミュニティプロジェクト「ねすと」を実施しております。
HP:https://manabipalette.com/
Facebook:https://www.facebook.com/manabipalette/