西区では、「横浜DX戦略」に掲げる「デジタル区役所」のモデル区に選定されたことを受け、取組を確実に進めるため、「西区デジタル区役所モデル区プロジェクト」を組織しました。本プロジェクトでは、「デジタル区役所」のコンセプトである「書かない・待たない・行かない そしてつながる」の実現に向けて、各分野の事業者の協力を得ながら様々な実証実験に取り組んでいます。このたび、モデル区の取組として二次元コードを活用した避難所受付の実証実験を実施しますので、お知らせします。
- 1 避難所受付の課題とデジタル化により期待される効果
現在、避難所で受付を行う際、手書きの避難者カードを使用しているため、記載場所の順番待ちが発生し、滞留が考えられます。
また、区災害対策本部においても、アナログ主体の受付では、避難者情報の集約・管理に係る過大な作業負荷、リアルタイムでの各避難所の受入状況の把握が困難という課題もあります。
こうした課題に対して、避難所受付のデジタル化により、「受付時間の短縮・混雑緩和」、「情報集約・管理の効率化」、「避難所の受入・混雑状況等の可視化」が図られ、避難所運営の効率化と利便性の向上が期待できます。
- 2 二次元コードを活用した避難所受付の実証実験
■実証実験の詳細
【場所】 軽井沢中学校体育館(西区北軽井沢24)
【実施日】 令和5年2月19日(日) 8時30分から9時00分
※9時00分以降は、通常の地域防災拠点開設・運営訓練を実施予定です。
【対象者】 軽井沢中学校地域防災拠点開設・運営訓練参加者
※軽井沢中学校地域防災拠点運営委員会の方々(20~30名程度)のみの参加となります。
【協力事業者】 NTTビジネスソリューションズ株式会社
(サービス名称:避難所受付支援サービス)
【概要】
・受付に掲出された二次元コードをスマートフォン等で読み取り、氏名、性別、生年月日、住
所、電話番号等を入力して受付します。
・入力や避難者情報の集約に要する時間を計測し、効果測定を行います。
・終了後にアンケートを実施し、導入の課題や今後の方向性について検討します。
■二次元コードを活用した避難所受付のイメージ