- 2月6日はお風呂の日!お風呂で使う入浴剤には歴史があった!
2月6日は、「お風呂の日」でした。冬の寒い時期や疲れた時に、入浴剤を使って、お風呂でホットひと息する方もいると思います。
その入浴剤には歴史があったようです。その一部をご紹介いたします。
1871年(明治4年)に現在の奈良県で生まれた津村重舎(つむら・じゅうしゃ)さんの母方の実家が薬を扱っていました。そのことから、1893年(明治26年)に東京の日本橋に薬屋を創業しました。
実家伝来の漢方薬「中将湯(ちゅうじょうとう)」を製造していましたが、ある日、社員のひとりから次のような報告を受けました。
「中将湯を作った生薬の残りを家に持ち帰って風呂に入れたら、夏は汗疹(あせも)に効き、冬は温泉のように体が温まった。」
津村さんは「これを商品にしよう」と思いつき、早速「中将湯」を使い、風呂用の新製品を製造することにしました。中将湯の生薬を刻み、紙袋に詰めて、町の銭湯の売り込んだところ、繁盛したため、1897年(明治30年)日本で最初の「入浴剤」が誕生したそうです。
(出典:CBC論説THEコラム『お風呂タイムを幸せに演出!「入浴剤」日本での魅力たっぷり温かい開発史』より)
入浴剤の歴史を調べてみると奥が深いことがわかりました。
ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「入浴剤について」アンケートを実施しました。
《調査概要》
調査期間:2023年1月
サンプル数:男女1000人
調査方法:インターネット調査
- 約6割の方が入浴剤を使っている
【調査】
質問:ご自宅などで入浴剤は使っていますか?(対象:1,000名)
「ご自宅などで入浴剤は使っていますか?」という質問に対して、「使っている」と回答した方が59.1%となりました。
約6割の方が入浴剤を使っているようです。
- 入浴剤の利用頻度は?
【調査】
質問:どのくらいの頻度で入浴剤を使っていますか?(対象:1,000名)
「どのくらいの頻度で入浴剤を使っていますか?」という質問に対しては、「ほぼ毎日」と回答した方が22.8%で、「入浴剤を使用していない」を除いて最も多くなりました。
入浴剤を使用している方は、毎日使用したいものですよね。
- 入浴剤のタイプは、「粉タイプ」と「発砲タブレット」
【調査】
質問:どのような入浴剤を使っていますか?(複数回答可)(回答数:1,402)
入浴剤のタイプは、「入浴剤を使用していない」を除いて、「市販の粉タイプ」が回答数342、「市販の大きな発砲タブレット・バスボム」が回答数336と多い結果になりました。
- 期待する入浴剤の効能・効果は、「保温」と「疲労回復」
【調査】
質問:入浴剤の効能・効果について、どのようなことを期待しますか?(複数回答可)(回答数:2,367)
期待する入浴剤の効能・効果は、「保温(効果)」が回答数403、「疲労回復(効果)」が回答数399でほぼ変わらない多さとなりました。
- 入浴剤を使いたい日は?
今回のアンケートでは、「どのような日に入浴剤を使いたいですか?」(対象:1,000名)という質問をフリー回答で実施しました。
結果としては、様々な回答がありました。アンケート結果の中から、特に目立ったキーワードを中心に一文を掲載いたします。
【疲れた日】
「疲れを感じる日はお気に入りの香りの入浴剤を使いたいです」
「疲れた日~とか明日から頑張ろ~みたいな日」
「疲れていて、身体を温め癒されたい時」
【寒い日】
「寒い日、乾燥している季節」
「非常に疲れたときや、寒い日、半身浴をする日などに使いたいです」
「寒い日、リラックスしたい日、ゆったりバスタイムを楽しみたい時」
特に目立ったキーワードとしては、「疲れた日」と「寒い日」でした。前問で「期待する入浴剤の効能・効果」において、「保温」と「疲労回復」という回答が多かったため、「入浴剤を使いたい日は?」の結果と関連しているようです。
- 入浴剤を使ったイベントや体験も開催
お風呂でリラックスしたいときなどに使う入浴剤ですが、その入浴剤を使ったイベントや体験もあるそうです。 いくつか紹介したいと思います。
サンシャインの湯2023(2月3日~2月5日)
東京都豊島区にあるサンシャインシティでは、「足湯にほっこり癒されて、豊島区内や東京都の銭湯について知ることができる」イベントとして、2023年2月3日(金)~2月5日(日)の期間で「さんしゃいんの湯2023 」を開催したそうです。
イベントでは、果実や入浴剤が入った足湯に浸かることができるそうです。商業施設に入浴剤を使った足湯が楽しめるのはなかなか体験ができないイベントですよね。
(出典:東京銭湯 「癒やしの足湯と落語が楽しめる「さんしゃいんの湯2023」、2月3日~5日に開催! 抽選会やグッズ販売も!!」より)
はじける入浴剤(バスボム)作り体験
昨今では、入浴剤を買うだけではなく、手作り体験ができる場所もあるそうです。
長崎県五島市にある「椿乃」では、お風呂に入れるとシュワシュワはじける入浴剤(バスボム)の手作り体験ができます。実際に、材料を量り、好きな色の食紅で着色して、丸めて固めます。そして、出来上がった入浴剤は、ラッピングしてお持ち帰りができるようです。
(出典:長崎しま旅行こう「はじける入浴剤(バスボム)作り体験」より)
是非、お風呂で楽しむ以外にも、イベントや体験などに参加してみてはいかがでしょうか。
- 1000人アンケート
今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。
- 1000人アンケートとは
「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。
調査モニターの中心は、30~50代の女性です。
消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。
- お気軽にご利用下さい!
ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!
★「1000人アンケート」詳細はこちら★
https://www.navit-j.com/media/?p=62470
★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
https://www.navit-j.com/inquiry/soho_enquete_entry.html
【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com
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