富山県では、2021年2月から新しい富山へのアップデートを目指し「成長戦略会議」を発足。新ビジョン「幸せ人口1000万」を掲げ、一人ひとりのウェルビーイング強化による関係人口1000万人の実現を目指し、各領域で様々な取り組みが生まれています。
その中で、現在バラバラに展開されている観光/広報政策やクリエイティブ表現を、総合的かつ富山県庁内を横断的に統一。富山県のブランドイメージを強化するため、新田県知事を本部長とした富山県ブランディング推進本部が、この度設置されました。
高木は、これまで様々な企業のブランド開発に携わってきた経験・スキルを活かし、より俯瞰的な視点からブランディング推進施策に関与し、アドバイスする外部人材として、クリエイティブ・ディレクターを拝命いたしました。
- 高木新平コメント
皆さんは富山県と聞いて何を思い浮かべますか。ブランドとは、その名前や記号を見聞きしたときに脳内に思い浮かぶイメージです。富山県は地の利に恵まれ、ポテンシャル溢れる県ですが、残念ながら認知度は決して高くありません。会議の中で、知事をはじめ県庁の皆さんに提案させていただいたのは、起点となる情報を絞ることで遠くまでイメージを届けようということです。僕の仮説は、「寿司と言えば、富山」をつくること。世界から見たときに富山は「SUSHIの聖地」になれると信じています。ブランディングは統合的かつ10年以上の時間をかけてやらなければ形にならないもので、決して簡単なものではありませんが、今回の新体制はそのためのチャレンジだと思っています。大好きな地元のために頑張りたいと思います。
- 株式会社ニューピース 高木新平 プロフィール
1987年富山県射水市出身。高岡高校、早稲田大学卒業後、(株)博報堂に入社。2014年独立し、(株)NEWPEACEを創業。未来志向のブランディング方法論「VISIONING®」を提唱し、スタートアップを中心にこれまで数多くのブランドの非連続成長に携わる。その他、富山県成長戦略会議委員、(株)ワンキャリア社外取締役など。3児の父親。
- 地域ブランディングに関するトークイベントのお知らせ
この度の高木の富山県クリエイティブ・ディレクターの就任にあたって、これまでNEWPEACEが地域でお仕事させていただく中で得た知見や視点を共有するイベントを開催いたします。地域ブランディングやまちづくりに向き合っている方々と共に学び合う場にしたいと思ってますので奮ってご参加ください。
テーマ:なぜ地域にブランディングは必要なのか。プロの目線から地域の課題と可能性を語り尽くす。
日時:3月9日(木)18:00-19:00
場所:オンライン(zoomウェビナー)開催
人数:20名限定
申し込み:https://forms.gle/CCUvhxGRe7MJAbxU9
- NEWPEACEの地域プロデュースについて
NEWPEACEは創業以来、公共領域のブランディングに取り組んできました。省庁との取り組みに加えて、富山県、長野県、福岡市、敦賀市などの地方行政や、鹿島アントラーズを中心とする茨城県鹿行地域のまちづくりなど多岐に渡ります。外の目線を持ちながら、地域プレイヤーたちをコミュニティとして巻き込みながら、唯一無二の価値を育て、世界から選ばれる地域ブランドを確立を目指しています。
NEWPEACE HP:https://newpeace.jp/