武蔵野美術大学と和歌山県すさみ町が連携協力に関する協定を締結。社会実装に向けて両者有志による「一般社団法人すさみの美術大学」を設立。

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​武蔵野美術大学(所在地:東京都小平市/学長:長澤忠徳 以下、本学)と和歌山県すさみ町(町長:岩田勉) は、連携協力に関する協定を締結して、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的として、連携協力に関する協定書に基づき、密接な連携協力を図ります。
連携事項
(1)空家・空地の課題解決のための連携
(2)創造性を育成するための連携
(3)観光振興のための連携
(4)地域産業や文化芸術振興のための連携
(5)地域活性化のための連携
(6)その他両者が協議して必要と認める連携

また、本学学生とすさみ町民を中心に一般社団法人すさみの美術大学(所在地:和歌山県すさみ町/理事長:石井萌)を設立しました。理事長は本学大学院1年生の石井萌さん(造形構想研究科修士課程クリエイティブリーダーシップコース)です。これを記念し、3者でのトークイベントを開催いたします。

■イベント名:
すさみ町×武蔵野美術大学 トークイベント
■日時:
2023年2月5日(日) 10:00〜11:00
■場所:
多世代交流施設「E’cora(イコラ)」(和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見2341)
*オンライン配信あり
■イベント内容:
すさみ町と武蔵野美術大学の連携協定締結式及び
​一般社団法人すさみの美術大学を交えたトークイベント
■登壇者:
岩田勉(すさみ町町長)
長澤忠徳(武蔵野美術大学学長)*ビデオ出演
山﨑和彦(武蔵野美術大学教授)
石井萌(一般社団法人すさみの美術大学理事長)
■申込方法:
https://peatix.com/event/3482673/

武蔵野美術大学・長澤学長コメント

武蔵野美術大学は和歌山県すさみ町と連携協定を結び、貴重な学びの機会をいただきました。学長として心から感謝と御礼を申し上げます。また、学生達とすさみ町民の方々で「一般社団法人すさみの美術大学」という団体を登記して、より具体的な活動ができように体制を整えたと報告を受けました。本学の学生は美術大学で学ぶという強い「意思」を持っています。意思の「意」という文字は「心」と「音」という字でできています。私達は作品や課題をつくる試練を課しながら、それぞれの「心」のなかで鳴っている「音」を聞かせる教育をしております。学生たちがすさみ町の方々と触れ、自分の「心の音」を揺さぶられるのを感じて、外に分かる形で現そうという試みに、力を貸して頂けることに、心より感謝を申し上げます。

和歌山県すさみ町・岩田町長コメント

すさみ町、和歌山県の小さな町です。黒潮に泳ぐカツオのケンケン漁を伝統として、素晴らしい自然と素晴らしい人が町を支えてきました。昨秋の産官学プロジェクトからご縁ができ、そんな私たちの愛する故郷に共感していただいた地域デザインを探究されている武蔵野美術大学の皆さんと共に、今まで以上に手を取り合って町の未来を展望し、共創すべく連携協定を締結することになりました。小さな町の大きな未来を、町民共々大変楽しみにしております。

一般社団法人すさみの美術大学・石井理事長コメント

すさみ町での産学連携プロジェクトをきっかけに「すさみ町に学び、ステキをカタチにすること」を目的に、武蔵野美術大学の大学院生・学部生そしてすさみ町の方々と「一般社団法人すさみの美術大学」を設立いたしました。今後、継続的にすさみ町の方々と対話を重ねながら「学びの活動・ものづくりの活動・情報発信の活動」を進めていきます。学生として稚拙な部分もあるかと思いますが、皆さまにご指導いただきながら活動してまいります。
webサイト:https://susabi.or.jp/

 

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