ドローンスクールジャパン 無人航空機操縦者技能証明(一等・二等)の講習を開始

この記事は約7分で読めます。
株式会社スカイロボット(本社:東京都千代田区)は、全国で運営するドローンスクールジャパン系列スクール及び本校において、国土交通省が2022年12月05日に開始させた無人航空機操縦者技能証明制度に合わせ、2023年1月下旬より、マルチローターにおける一等および二等の受講申込の受付を開始します。ドローンスクールジャパンを始め、登録講習機関での講習を修了すると、指定試験機関での実技試験を免除できるため、多くの受講が見込まれています。

また、座学講習において使用する教材としては、自社開発のe-ラーニングシステムを使用。今後、全国各地のドローンスクールにて、この教材を使用した講習が行われる見込みです。


無人航空機技能証明について】
無人航空機は、「空の産業革命」とも言われる新たな可能性を有する技術であり、既に空撮、農薬散布、測量、インフラの点検等の場で広く活用されています。また、離島や山間部、過疎地域等における荷物配送への活用が始まりつつあり、今後、都市部での物流等、さらに多様な産業分野の幅広い用途に利用され、多くの人々がその利便性を享受し、産業、経済、社会に変革をもたらすためには、有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4)の実現が不可欠であるとされています。

今回発表された新制度のうち、無人航空機技能証明は、レベル4の実現に必要となる操縦者の技能を国が証明する操縦ライセンス制度です。具体的には、一等無人航空機操縦士資格を有する者が、第一種機体認証を得た機体を用いて、飛行の許可・承認申請を行い、新しい運航ルールを遵守することで、カテゴリーⅢ飛行(立入管理措置を講ずることなく行う特定飛行)が可能となります。

資格の区分としては、「一等」、「二等」という区分のほか、「マルチローター」・「ヘリコプター」・「飛行機」の3種類。また限定変更として、「夜間飛行」、「目視外飛行」、「25Kg以上の機体」を限定解除するか否かの選択が可能です。

▼資格の区分について

引用:国土交通省

【資格取得までの流れ】
制度開始に伴い、「登録講習機関」と「指定試験機関」の2つの機関が新たに設立されます。
(自動車運転免許に例えると、登録講習機関は自動車教習所:ドローンスクール、指定試験機関は都道府県の運転免許センターにあたる役割)

▼資格取得までの流れ

登録講習機関(ドローンスクール)で、学科・実地の講習を受け、修了審査に合格し、指定試験機関で学科の試験と身体検査に合格することで、資格の取得ができます。
ドローンスクールジャパンは登録講習機関としての、学科講習・実地講習・修了審査の受講が可能です。

1.DIPS 技能証明申請者番号取得
➀ ドローン情報基盤システム(DIPS2.0)にてアカウントを作成します。
②  「技能証明申請者番号の取得」をクリックし、申請します。
③  本人確認審査後、技能証明申請者番号が発行されます。

2.登録講習機関での受講
➀ 学科講習
それぞれのコースで必要履修時間が定められ、法令や安全、無人航空機の仕組み等について受講。
例として、二等無人航空機操縦士講習初学者コースの場合、10時間の履修が必要。
ドローンスクールジャパンでは、いつでも・どこでも受講可能なe-ラーニング教材を使用。
受講期間中は何度でもくり返し視聴可能なため、学科試験対策にも最適な仕組み。

② 実地講習
操縦技能だけでなく、飛行計画の作成や点検方法についての実技講習を受講。
二等無人航空機操縦士講習初学者コースの場合、10時間の履修が必要。
受講人数により3~4日間の受講日数。

③  修了審査
二等無人航空機操縦士講習初学者コースの場合、「四角飛行」「8の字飛行」「GPSオフ(ATTIモード)
での基本操作」の操縦のほか、飛行前後の点検や飛行計画など操縦以外の点について審査。
詳しい講習カリキュラムや試験内容など、受講に関するお問い合わせ最下部の問い合わせ先から。

3.指定試験機関での受験
➀ 試験申込システム
一般財団法人日本海事協会が運営する無人航空機操縦士試験WEBサイトより試験申込みの手続きを行います。
無人航空機操縦士試験WEBサイト:https://ua-remote-pilot-exam.com/

② 学科試験
学科試験は、登録講習機関で履修した学科講習の中から出題されます。
(一等無人航空機操縦士学科試験概要)
試験時間:75分
形  式:三肢択一式
問 題 数:70問
合格基準:おおむね90%程度

(二等無人航空機操縦士学科試験概要)
試験時間:30分
形  式:三肢択一式
問 題 数:50問
合格基準:おおむね80%程度

なお、ドローンスクールジャパンでは指定試験機関での学科試験に準じた模擬試験を行います。
講習修了時には、合格基準に達する知識の習得が可能です。

③  身体検査
無人航空機の操縦に際して身体基準を満たしていることが求められ、次のA~Bのいずれかの方法により受検します。
A.自動車運転免許証などの有効な公的証明書の提出
B.医療機関の診断書の提出
C.指定試験機関での身体検査受験
なお、最大離陸重量25kg未満の限定変更と一等無人航空機操縦士試験の場合には、Bの方法で受検します。
 

【オープンキャンペーンのご案内】
ドローンスクールジャパン本校では、受講希望者に向けて、受講料がお得になるオープンキャンペーンを実施中です。団体申込割引(別途見積もり)と合わせて、法人、個人を問わず多くの受講希望者を募集中です。

<スクール概要>
登録講習機関名:株式会社スカイロボット
登録講習機関コード:0003
事務所名:ドローンスクールジャパン
事務所コード:T0003001
屋内講習会場アクセス:三郷駅より徒歩10分
屋外講習会場アクセス:内房線浜野駅より車で10分(送迎可)

eラーニングシステムについて
座学の項目については、自社で製作したe-ラーニングシステムを使用します。

受講者は、PCやスマホを用いて、いつでもどこでも受講が可能(ネットへの接続が必須)。
また、このe-ラーニングシステムは、全国のどのドローンスクールでも利用ができる前提で開発を行っており、すでに全国の提携スクールで同じ講習が受講可能です。人員不足で悩む多くのドローンスクールは、国から定められた講習時間数を満たすための人的リソースの捻出が懸念材料であったため、このシステムは高評価を得ています。

 

 

受講の申し込みなど
ドローンスクールジャパン運営事務局
dsj_tokyo@skyrobot.co.jp
03-6837-9889
09:00~17:30(土日祝を除く)

 

株式会社スカイロボットについて
株式会社スカイロボットは、ドローンの販売・サービス・スクールを行うドローンベンチャー企業。主な事業内容はドローン本体の販売と産業用ドローンを用いたB2Bサービス。
B2Bサービスにおいては、ドローンによる農薬散布や太陽光パネルの異常検出・解析、野生動植物、山林および農地等の観察調査のほか、ドローンと赤外線カメラを用いた外壁・インフラ点検業務を行う。
また、DS・J(ドローンスクールジャパン)の運営およびツアーイベントの企画・開催、農薬散布ドローンの講習・販売・メンテナンスや卒業生への業務斡旋も行う。

会社名:株式会社スカイロボット
所在地:〒100-0005東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル2階
設立:2014年9月9日
URL:https://skyrobot.co.jp/(コーポレート) 

【お客様からのお問い合わせ先】
《問い合わせ先名称》
株式会社スカイロボット(ドローンスクールジャパン運営事務局)
TEL:03-6837-9889 (09:00~17:30 土日祝を除く)
e-mail:sales@skyrobot.co.jp

タイトルとURLをコピーしました