楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!横須賀市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!

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一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年11月27日(日)、神奈川県横須賀市にて、「プログラミングで海のSDGs!」を開催いたしました。
本イベントは、SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに、海の社会課題「海洋プラスチックごみ」や「海洋温暖化」について考えるプログラミングワークショップとSDGs講演会で構成されたイベントです。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

 

  • イベント概要

・開催概要:「プログラミングで海のSDGs!」
・日程:2022年11月27日(日)10:30〜16:30
・開催場所:総合福祉会館
・参加人数:47名
・後援:総務省、文部科学省、環境省、横須賀市、横須賀市教育委員会
・協力:リトルスタジオインク株式会社
 

  • 「講演会」を通じて学ぶ海のSDGs!

午前中に実施したSDGs講演会では、海洋研究開発機構・JAMSTEC 超先鋭研究開発部門主任研究員 若井 暁氏に、取り組んでいる研究の「海に溶けるナイロン、ナイロンを食べる微生物」のお話をしていただきました。海に毎年流出するプラスチック(ナイロン)の量の多さや、それらが分解不可であるため多くの海洋生物に害を与えていることを初めて知り、驚いている参加者が多くいました。JAMSTECが開発した、微生物によって分解可能なナイロンプラスチックについての話では参加者は関心して耳を傾けていました。いろいろなところで大切な海を守る取り組みをしていると学び、家庭でも取り組めることを始めようと思うきっかけになりました。

 

  • 海の豊かさを守ることを学んだSDGs × プログラミングワークショップ

「SDGs × プログラミングワークショップ」はプログラミングを通して“海を守ることの大切さ”を再認識しながら、SDGsについて、自ら考え、学び、行動するきっかけとなるよう構成されたワークショップです。
今年度新作の「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」を実施しました。Scratchというプログラミング環境を使って海で吸収される二酸化炭素「ブルーカーボン」を吸収するアマモを植えるゲームを作ります。プログラミングパートの最後では、ブルーカーボンの量や速さを自身で操作し、ゲームをより面白くしようと熱中する子供たちの姿が見られました。後半の講義パートも熱心に聞いており、「プログラミングで環境を救える」というこのワークショップの主題をしっかりと学んでくれました。今回は仮想の海でのチャレンジでしたが、プログラミングと環境問題解決、両方への興味をもつきっかけとなりました。

 

  • 参加者からの声

・マイクロプラスチックなど説明が分かりやすく、今の海の現状を知れてよかったです。(女子・11才)
・自分でプログラムを作れておもしろかった。SDGsとCO2などについて知れてよかった。(男子・11才)
・プログラミングを使って、SDGsにこうけんしていきたいと思った。(女子・10才)
・プログラミングを楽しみながら、温暖化の知識も教えていただけて聞きやすかったです。生活でも環境を考えるきっかけになり良かったです。(保護者)
・NHKのWHYプログラミングをいつも見ていたが、実際おうちでやり方が分からなかったので勉強になりました。SDGsと環境問題を両方学べて大変良かったです。(保護者)

<団体概要>
団体名称:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト
URL:https://programming.or.jp/umip
活動内容:「プログラミングで海のSDGs!」は、イエロー ピン プロジェクトが、子どもたちにSDGsを啓発し、ICTによる社会課題解決の体験を支援する非営利活動です。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、ワークショップや出前授業、講演会を通して、プログラミングを楽しみながら効果的にSDGsと海洋について学習する、新しいSTEAM学習の場作りを目指しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

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