楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!

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一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年11月19日(土)に、かごしま環境未来館(鹿児島市)にて「プログラミングで海のSDGs!」を開催いたしました。
SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに、「海の生き物の大切さ」について、プログラミングを通して自ら考え、学び、行動するきっかけとなるイベントです。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

 

  • イベント概要

・開催概要:「プログラミングで海のSDGs!」
・日程:2022年11月19日(土) 10:00〜16:00
・開催場所:かごしま環境未来館
・参加人数:63名(子ども33名、保護者30名)
・後援:総務省、文部科学省、環境省
・特別協力:かごしま環境未来館
・協力:リトルスタジオインク株式会社
 

  • 錦江湾(鹿児島湾)の深海魚について学ぼう!

「講演会」「粘土工作」「Scratchプログラミング」がセットになったワークショップを実施しました。
はじめに鹿児島大学水産学部 大富潤教授による「錦江湾のうんまか深海魚を食べて『もったいない』をなくそう!」のお話を聞きました。錦江湾(鹿児島湾)は日本で唯一の深海をもつ内湾で、多くの深海魚が生息しています。捕れた深海魚のほとんどは捨てられてしまうことが多かったのですが、実は食べてみるととてもおいしい魚が沢山います。地元の深海魚を食べることで、漁師さん達の仕事も持続でき、豊かな地元の海を守っていけるということを学びました。

 

  • 実際に粘土で作ってプログラムで動かすことで知識を身に着けよう

講演のあとは粘土講師 三反田氏の説明をよく聞きながらカラフルな小麦粘土を使用して、特徴をとらえつつも自由に錦江湾の生き物を作成していました。
プログラミングの講義パートでは、完成した粘土作品をパソコンに取り込み、Scratchで前進や進行方向の動きをプログラムし、仮想の海で泳がせる事に挑戦しました。最後は全員のデータを集めて、大きな画面で錦江湾の海の様子を再現することができました。
身近な錦江湾に生きている、さまざまな深海魚について勉強し、実際に作って動かしてみることで、より海の豊かさへの知識と好奇心を深めることができました。海の豊かさを守るために、海に関する知識を身につけることの大切さや、SDGsについての社会課題も学び、家でもできることから取り組む意識をもつ機会になりました。

 

  • 参加した子ども・保護者からの声

・きゅうしゅうひげをまなべて楽しかったです。(女子・7才)
・プログラミングで魚をうごかすことがたのしかった。プログラミングでいろいろなものがうごいているんだなと思いました。(女子・8才)
・プログラミングをできたし、深海魚についてよく知ることができた。世の中に役立つようなプログラムを作りたいと思った。(男子・12才)
・身近な海の魚の話が聞け、プログラミングで勉強しながら、粘土で作った自分の作品を動かせて満足なイベントでした。(保護者)
・大学の先生のお話とプログラミング体験、両方体験させることができて面白かったです。(保護者)

<団体概要>
団体名称:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト
URL:https://programming.or.jp/umip
活動内容:「プログラミングで海のSDGs!」は、イエロー ピン プロジェクトが、子どもたちにSDGsを啓発し、ICTによる社会課題解決の体験を支援する非営利活動です。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、ワークショップや出前授業、講演会を通して、プログラミングを楽しみながら効果的にSDGsと海洋について学習する、新しいSTEAM学習の場作りを目指しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

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