気候変動:日本含む世界の子どもたちの声~国連子どもの権利委員会が公表【プレスリリース】

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Ⓒ日本ユニセフ協会Ⓒ日本ユニセフ協会

【2022年10月11日 東京発】

国連子どもの権利委員会(ジュネーブ)は、日本を含む世界103カ国、7,416人の子どもから本年3月から6月に集められた、気候変動や環境問題に関する意見を取りまとめて公表しました。

公益財団法人 日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)は、委員会に協力し5月から6月にかけてYahoo!きっずの協力も得て「子どもパブコメ2022」を実施し、寄せられた日本の子どもたちからの意見を委員会に提出しました。委員会が今回公表した内容には、「もっと対策をして、リスクがある子どもたちを救ってほしい。僕たちの意見をもっと聞いてほしい」(11歳男子、日本)等、日本の子どもの声も掲載されています。多くの子どもたちから意見が寄せられたことに、委員会からは感謝が伝えられています。
 

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子どもたちから多く寄せられたメッセージとしては、1)清潔で健康的な環境で暮らしたい、2)気候変動や環境問題の対策について子どもの意見を聞いてほしい、3)政府、企業、おとなたちには、大胆で緊急の行動をとってほしい、4)世界の国々に協力してほしい、5)意識啓発と教育を充実させてほしい、6)気候変動や環境問題の解決策についてのアイディアを共有したい、という6つが挙げられています。

公表された内容からは、気候変動や環境破壊に関して半数以上の子どもが不安を感じている一方、既にその影響が子どもたちにとって「日常」になっていることや、子どもたちの意見を聞いてもらえないと感じていること、気候変動や環境保護に関して学ぶ機会や情報が少ないと感じている子どももいること等が明らかになりました。

今回、委員会での子どもたちからの意見募集やその取りまとめには、 様々な地域の、多様な背景や経験をもつ13人の子ども(10~17歳)で構成される「子ども諮問チーム」が重要な役割を担いました。子どもたちの意見は、委員会が現在進めている、気候変動・環境問題に関する各国政府に向けた文書「一般的意見26」の策定に活用されています。
詳細はこちらよりご覧いただけます: https://www.unicef.or.jp/news/2022/0217.html

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