
りそなグループの地域デザインラボさいたま(社長 園田孝文、以下「ラボたま」)は、飯能市における持続可能な観光地域づくりを目指し、一般社団法人奥むさし飯能観光協会(以下「奥むさし飯能観光協会」)、有限会社創林と連携して、観光体験ツアーの造成・販売に取り組んでいます。本事業は奥むさし飯能観光協会が催行主体・販売者となり、ラボたまは、観光協会や地域事業者を支援する“ハブ機能”を果たしながら、体験事業造成の企画・支援や、販路開拓、プロモーション、ガイド育成等、観光マーケティング全般に取り組んでいます。

事業背景
飯能市は、江戸の町づくりを支えた木材「西川材」の産地として知られ、長年にわたり計画的な森林管理が行われてきました。一方で、木材価格の低迷や林業従事者の減少、担い手不足といった課題を抱えており、森林資源の価値や林業の役割をいかに次世代へ伝えていくかが地域の重要なテーマとなっています。
こうした中、森林資源を「観光体験」として活用し、来訪者に西川材や林業の背景にあるストーリーや価値を体感してもらうことで、地域経済の活性化と持続可能な林業への理解促進を図る取り組みとして、本ツアーの造成が進められました。
本件は、令和7年度 観光庁補助事業「地域観光魅力向上事業」として、ラボたま支援のもと、奥むさし飯能観光協会が申請し採択されたものです。同事業は、地域資源を活用した収益性・独自性・新規性のある観光コンテンツ開発を支援するとともに、販路開拓や情報発信を含め、中長期的に販売可能な観光ビジネスモデルの構築を目的としています。
井上峻太郎氏との出会い
本ツアーは、飯能で300年以上続く林業家の後継者であり、有限会社創林 代表の井上峻太郎氏との協働により実現しました。井上氏は、専門的な林業教育と実地経験を経て家業を継承。伝統を守りながら、林業の新たな可能性を地域観光と結びつける取り組みを進めています。

体験ツアーのハイライト
1.東吾野駅でのグリーティング
自然に囲まれたローカル駅でガイド・林業家と合流します。
2.木工所「木楽里」で学ぶ西川材の歴史
江戸との関わりや、西川材の文化的背景についてレクチャーを受けます。

3.プライベート林業地での森林体験
200年以上管理されてきた森で、育林方法や生態系を体感します。

4.保全の一環としての丸太切り体験
森林管理の意義を学びながら行う疑似伐採体験を行います。

5.江戸城スマホスタンドの木工クラフト
西川材を使い、焼きペンで名入れしたオリジナル土産を制作します。

今後の展望
現在活用しているオンライン旅行予約サイト(OTA)等の販売チャネルをさらに充実させるとともに、情報発信力の強化やデジタル環境の変化を見据えた対応にも取り組み、より効果的な販促を進めていく予定です。あわせて、参加者の声を反映した内容のブラッシュアップを継続し、飯能ならではの森林資源を活かした体験型観光コンテンツとして、中長期的に展開可能な事業モデルの確立を目指してまいります。
また、ラボたまでは、観光施策全体においても「地域の観光課題を起点とした支援」を重視しており、各地域が抱える誘客面での課題、オーバーツーリズム、体験価値の創出など、地域に寄り添った取り組みを展開していきます。今後も、地域の実情に合わせた観光施策の企画支援や、観光協会、DMO、地域事業者や学生など、多様な主体との協働を通じて、持続可能な観光地域づくりを推進していく予定です。
ツアー概要
ツアー名:西川材の森で林業体験&木工クラフト
実施場所:埼玉県飯能市
販売開始:2025年11月末~
主催:一般社団法人 奥むさし飯能観光協会
ツアーのページ:Forest tourism and woodworking experience near Tokyo with a Mountain Artist.
会社概要

名称:株式会社地域デザインラボさいたま
HP:https://www.saitamaresona.co.jp/labtama/
公式note:https://note.com/labtama
公式Instagram:https://www.instagram.com/labtama_official/
所在地:埼玉県さいたま市浦和区常盤7-4-1
お問い合わせ
株式会社地域デザインラボさいたま
E-mail:otoiawase.labtama@labtama.saitamaresona.co.jp


