日本テトラパック代表取締役社長 アレハンドロ・カバル、イオンリテール近畿カンパニー支社長 川本昌彦氏、テラサイクルジャパン代表 エリック・カワバタ氏に加えて、本取り組みをサポート頂いている京都府副知事 山下晃正氏にもご登壇いただき、イオンの一部店舗におけるアルミ付き紙パック回収のスタートを宣言。京都府公認キャラクターまゆまろと一緒に、スペシャルゲストとして、気象予報士、防災士で紙芝居師でもあるくぼてんき氏によるパフォーマンスや、総合地球環境学研究所 教授の淺利美鈴氏をお招きしたトークショーも行いました。
現在、アルミ付き紙パックのリサイクル率は3.4%(*1)と低く、そのほとんどが燃えるゴミとして焼却されています。牛乳パックのようにリサイクル可能にもかかわらず、店頭や行政での回収拠点が少なく、地域も限定的なのが要因です。本取り組みによりリサイクルへのアクセスがしやすくなることで、アルミ付き紙パックの回収促進・リサイクル率向上を目指してまいります。
(左から)テラサイクルジャパン代表 エリック・カワバタ氏、イオンリテール近畿カンパニー支社長 川本昌彦氏、京都府副知事 山下晃正氏、日本テトラパック代表取締役社長 アレハンドロ・カバル
くぼてんき氏と淺利美鈴氏によるトークショーの様子
(左)くぼてんき氏による紙芝居パフォーマンスの様子、(右)京都府広報監まゆまろ
ワークショップ「どれがリサイクルできるかな?紙パックでリサイクルチャレンジ!」の様子
登壇者のコメント
日本テトラパック代表取締役社長 アレハンドロ・カバル
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「このようなアルミ付き紙パックのリサイクルの取り組みを、環境問題に先行して取り組んでいる京都府で開始できることを嬉しく思います。国内最大のリテールであるイオン様のご協力の下、回収拠点を増やし消費者への認知を上げるとともに、テトラパックとしても容器の再生可能資源比率を上げることで、2030年の目標に掲げる自社の温室効果ガス排出ネットゼロを目指していきたいと思います。」
テラサイクルジャパン代表 エリック・カワバタ氏
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「新しいものを買った時に使ったものを返すことができれば効率的にリサイクルが行えます。今回イオンにアルミ付き紙パックの回収ボックスが設置されたことで、みなさんがリサイクルにアクセスしやすくなりました。またその他、京都府内の市町村だけでなく、府庁にも設置いただくことになりました。リサイクルの仕組みを作っただけではリサイクル量は増えません。ぜひ多くの方にこの取り組みに参加していただきリサイクルを拡大していきたいと思います。」
イオンリテール近畿カンパニー支社長 川本昌彦氏
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「アルミ付き紙パックの製品はイオンの店頭においても非常に多く取り扱っており、日本人一人当たりでは年間50個ほどアルミ付き紙パックを使っている状況です。これを機会にぜひこのリサイクルプログラムをご利用ください。イオンでは循環型社会を目指すためにイオンスタイル京都桂川とイオン亀岡でまずスタートし、今後京都府内の店舗にも広げていきたいと思います。」
京都府副知事 山下晃正氏
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「地球環境問題というのは自分から遠いところで起こっていると思いがちですが、日頃の生活を少しずつ変えていくことが大切だと思っています。一人ひとりが一歩ずつ、リサイクルに取り組んでほしいと思います。」
(50音順)
テトラパックは、今後も関西エリアを中心に小売や自治体におけるアルミ付き紙パックの回収拠点を拡大し、リサイクルへのアクセスを提供し、資源の有効活用と脱炭素・循環型社会の実現に取り組んでまいります。
*1:「アルミ付飲料用紙容器のリサイクルフロー調査報告書(2021年度実態)」(印刷工業会液体カートン部会/㈱ダイナックス都市環境研究所)
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テトラパックについて
テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。世界に約25,000名の従業員を擁し、業界での責任あるリーダーシップを果たすべく、持続的な事業経営に努めています。 「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT’S GOOD)™」というモットーは、「私たちは、いつでもどこでも安全な食品を入手できることを約束します」というテトラパックのビジョンを反映しています。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
ウェブサイト: https://www.tetrapak.com/ja-jp