このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト https://fuku-revolution.com/
公式SNS https://www.instagram.com/fukurevo_shimonoseki/
海のごちそう地域モデル事業とは、「食」をフックに地域の海の課題を、その地域に広く伝えていくプロジェクト。北海道(函館)、青森県(大間)、山形県(庄内浜)、静岡県(熱海)、富山県(射水)、鳥取県(鳥取)、山口県(下関)、鹿児島県(鹿児島)の全国8地域で展開しています。地元の海の特徴、漁師さんの想い、歴史や環境、各地域で起きている「海と食」の課題を「海のごちそう」を入り口に発信。商品開発・地域連携・イベントなどを通じて地域でムーブメントを起こし「海と食」の課題を自分ごと化させて自走する地域づくりを目的としています。
海のごちそう地域モデルin下関は2022年度から本プロジェクトに参画しており、下関を代表する魚「フグ」を通じて、下関の海のことや現代の海が抱える様々な海洋環境問題をたくさんの人に伝えていくことを目指します。
今回のイベントは、昨年に引き続き、社会福祉法人海音子会 ひがし子ども園様にて、年長組・年中組・その保護者合わせて約40名と、給食では園児全員が対象となります。「海と下関とフグ」について普段聞く機会のない「海の授業」を実施。また、本年度は下関市内の大学生と連携し、水産大学校生による「フク」を題材にした教育実習も行われます。
知る、学ぶ、触る、作る、食べる、という感性の部分で子どもたちの記憶に残る「海の学び」を提供し、最後に給食でサバフクフリットを園児が試食します。
<イベント概要>
日時 |
2023年11月24日(金)9時40分~12時30分(受付開始 9時20分~) |
会場 |
社会福祉法人海音子会 ひがし子ども園 〒751-0826 山口県下関市後田町3丁目5-24 |
アクセス |
「下関インターチェンジ」より 車で約10分 サンデンバス「後田」バス停より徒歩1分 |
イベント内容 |
●はじめに〜 ご挨拶、前田市長ご挨拶 ●SECTION1~ 「ふくの教室」(講師:KPC柳川舞、川島智子) ●SECTION2~ 「学生による教育実習」(水産大学校生) ●SECTION3~ 「海の教室*海感VR360°感性デザインワークショップ」 (講師:KPC 柳川舞、三宅律子) ●SECTION4~ 「ふくを海に泳がそう!ワークショップ」 (講師:ふくだのぞみ) ●給食 ~サバフクフリットを試食~ |
注意事項 |
関係者のみのクローズドイベントとなります。 |
講師・ゲスト プロフィール
下関市 前田市長
長崎大学水産学部卒業。水産のまち・下関の経済や食文化に精通。子どもたちへの食文化への理解や体験を大切に考え、当プロジェクトにも賛同。
ふくだのぞみ氏 イラストレーター・絵本作家
第15回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞。山田塾イラストレーション講座を修了。
現在、広告・書籍・雑誌・新聞の挿絵の他、店舗・オフィスの壁画などで活動中。主な絵本作品は「ぼくの猫ちゃん」(タリーズコーヒージャパン株式会社)「こめたのみーつけたシリーズ」(旅行読売出版社)。
柳川舞 海のごちそう地域モデルIN下関実行委員長/一般社団法人KANSEI Projects Committee (KPC)代表
2008年にエンターテイメントマーケティングの会社、NEKIRIKI Production株式会社を設立。2011年に外資系の香りの空間設計をするグローバル企業の子会社を設立。国内外で数々の香りのプロジェクトに従事。五感の専門家を集結して、2013年一般社団法人KANSEI PROJECTS COMMITTEE(KPC)を設立し感性工学を適応させた五感の研究を開始する。現在も中央大学理工学部にて、博士課程後期の感性工学の研究を継続。数々の企業と五感や空間の共同研究を進める。2015年に国際時空間学会で発表した感性工学を適応した空間価値の可視化に関する研究がOutstanding Paper Awardを受賞。2015年より出身地である下関市を楽しく活性化するため、下関と港町を繋いでいくMinato de実行委員会の実行委員長を務める。元フェザー級プロボクサー、プロキックボクサー。
<団体概要>
団体名称:海のごちそう地域モデルin下関
活動内容:下関とミナト町をつないでいく海のごちそう地域モデルin下関は、地域活性化をサポートしたい企業と、町を元気にしたい地元の人たちが集結して企画・運営する新しい形のCSVプロジェクトです。下関と世界の港を食で繋げる町興し、フィールドを唐戸市場から下関全体に広げ、実施するイベントを多様化させることにより下関の活性化を目指します。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。