三井不動産株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊)(以下、「三井不動産」)は今般、公益財団法人日本サッカー協会(所在地:東京都文京区、会長:田嶋幸三)(以下、「JFA」)とJFAメジャーパートナー契約を締結したことをお知らせいたします。本契約締結に伴い、三井不動産は、代表強化、選手育成、指導者養成、審判、グラスルーツなどのJFA事業のサポートをさせていただくとともに、三井不動産グループの施設などを活用したパブリックビューイングやサッカーイベントの実施、東京ドームシティ内におけるJFA サッカー文化創造拠点 『blue-ing!』の開業などを通じ、サッカー日本代表を応援してまいります。
なお、JFAメジャーパートナー契約締結を記念して、10月20日(金)に東京ミッドタウン日比谷にてキックオフセレモニーを執り行いました。セレモニーにはSAMURAI BLUE森保一監督、応援ゲストの槙野智章さんも参加し、田嶋会長、植田社長とともにサッカーを通じたスポーツによる街づくりについて今後の展望を語っていただきました。また、森保監督からは具体的なお願いとして「子どもたちがスポーツを気軽に体験できる場所の整備やパブリックビューイングのような機会で、サッカーのみならずスポーツを通じて心の解放ができる場所の環境づくりをしていただくと非常に嬉しい」というコメントもいただきました。
JFAと三井不動産は、2021年10月に「サッカーの力を活用した街づくり連携および拠点再編に関する基本協定」を締結し、三井不動産が「BE THE CHANGE さぁ、街から世界を変えよう。」のスローガンを掲げ推進する、スポーツの力を活用した街づくりにおける連携と、創立100周年を迎えたJFAの歴史と伝統を継承し次の100年の発展に資する拠点を再編することを目的にタッグを組み、それぞれの実績やネットワークを生かしてまいりました。
今回のメジャーパートナー契約締結を機に、三井不動産は、2050年までに世界一を目指し挑戦するサッカー日本代表「SAMURAI BLUE」を、街づくりを通じこれまで以上に応援してまいります。
■メジャーパートナー契約概要
期 間: 2023年10月1日~2027年3月31日
対 象: ①サッカー日本代表チーム
SAMURAI BLUE(日本代表)、なでしこジャパン(日本女子代表)、フットサル日本代表、
ビーチサッカー日本代表、各年代日本代表、サッカーe日本代表
②選手育成、指導者養成、審判、グラスルーツなどのJFA事業
■三井不動産株式会社 植田社長 メッセージ
スポーツには、「プレイする」、「観戦する」、「応援する」などの活動を通じて、暮らす人々や働く人々、憩う人々の心身を健康にするだけでなく、新しいつながりを生みだし、コミュニティを活性化する力があります。筋書きのないドラマだからこそ観る人に圧倒的な感動を与えてくれるスポーツは、行きたくなる、集まりたくなる「ミクストユース」の街をつくるうえでも強力なコンテンツだと考えています。
JFA様とは、これまでも相互の実績やネットワークを生かすべくコミュニケーションを続けてまいりました。街づくりによる「場」と「コミュニティ」の提供を通じ、人々とサッカーの接点を増やすことで競技の裾野を広げるとともに、トップアスリートを育成するための環境の質の向上など、JFA様の大きな目標であるワールドカップ優勝に向けて幅広い面で最大限のサポートができればと考えております。
サッカー日本代表が夢や目標に向かって果敢に挑む姿は、いつも私たちに勇気を与えてくれます。私たちサポーターもその姿を活力に変え、同じ気持ちでそれぞれの描くゴールを目指し、あらゆる活動をJFA様と共同して進めてまいります。
■公益財団法人日本サッカー協会 田嶋会長 メッセージ
日本サッカー協会は2021年に三井不動産様と基本協定を締結し、両者の強みやネットワークを生かしながら、サッカー/スポーツを核としたコミュニティ創出とスポーツの発展に資する拠点再編に向けて取り組んできました。そして、その象徴となるのが、今年12月に東京ドームシティ内にオープンする次世代型のサッカー文化創造拠点 『blue-ing!』です。同施設は「“未来”につなぐ、コミュニケーションと創造の場」をコンセプトにしており、次世代型の体験型コンテンツや最新のデジタル展示が楽しめるほか、イベントスペースや飲食を楽しめるエリア、サッカーショップなどが併設されます。
JFAは今後も三井不動産様と、スポーツ、サッカーの力を活用した街づくりをはじめ、人々の心身の健康に期する活動に取り組み、地域スポーツの発展と社会の発展に貢献していきたいと考えています。
■今後の取り組み(2023年10月時点)
メジャーパートナー契約締結に伴い、三井不動産グループが運営する施設にて以下の取り組みを実施します。
また、現在決定しているこれらのイベント・施設を皮切りに、三井不動産は今後もグループの施設などを活用し、サッカー日本代表を応援してまいります。
(1) SAMURAI BLUEアジア2次予選 ミャンマー代表戦パブリックビューイング
11月16日からいよいよ始まるアジア2次予選。三井不動産グループが運営する施設を活用し、東京・大阪・福岡の3都市でのパブリックビューイングが決定しました。8大会連続の本大会出場、さらには優勝を目指すSAMURAI BLUEを盛り上げます。
実施日 |
2023年11月16日(木) |
主催 |
三井不動産株式会社 |
会場 |
東京ドームシティ シアターGロッソ (東京都文京区) 三井ショッピングパーク ららぽーと堺 (大阪府堺市) 三井ショッピングパーク ららぽーと福岡 (福岡県福岡市) |
(2) JFA サッカー文化創造拠点 『blue-ing!』 が東京ドームシティ内に開業
JFAと三井不動産が2021年に締結した基本協定における共同プロジェクトのひとつとして、株式会社東京ドームも含めた三者で推進しているサッカー文化創造拠点が、東京ドームシティにて12月23日にいよいよオープンします。
『blue-ing!』という名前には日本サッカーを象徴する“青”をモチーフに、「サッカー文化が根付いていく=“青(blue)”に染まっていく」という意味が込められており、次世代型の体験型コンテンツや最新のデジタル展示、AI自動生成などが楽しめるエリアのほか、イベントスペースやカフェ・ダイニング、サッカーショップなども併設されます。また、施設の空間監修に加え、一部コンテンツに筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長の落合陽一氏が参画することでAI(人工知能)などの最新技術を駆使した、想像を超えたサッカーの楽しみが得られるなど、サッカーファミリーはもちろん、普段サッカーにあまり関わることのない方にも十分お楽しみいただける施設となります。
施設名称 |
JFA サッカー文化創造拠点 『blue-ing!』 |
開業日 |
2023年12月23日(土) |
場所 |
東京ドームシティ内 クリスタルアベニュー沿いエリア |
公式ホームページ |
blue-ing!(ブルーイング) | JFAサッカー文化創造拠点 2023年12月23日、東京ドームシティ内に誕生するサッカーの新体験施設「JFAサッカー文化創造拠点 blue-ing!(ブルーイング)」。次世代型の体験型コンテンツや最新のデジタル展示などが楽しめるエリアのほか、イベントスペースやカフェ・ダイニング、サッカーショップなども併設! |
公式X |
@jfa_blueing |
(3) 東京ドームで 『フットボールキッズ in 東京ドーム』 開催!
日本初のドーム球場であり野球&コンサートの聖地である東京ドームのグラウンドで、サッカー元日本代表選手とサッカー体験ができます。新年最初の思い出づくりができる、小学生ファミリーを対象としたサッカーイベントです。
名称 |
フットボールキッズ in 東京ドーム |
実施日 |
2024年1月2日(火・祝) |
主催 |
株式会社東京ドーム |
後援 |
公益財団法人日本サッカー協会 |
運営 |
株式会社スポーツビズ |
会場 |
東京ドーム |
【三井不動産の街づくりとスポーツ】
三井不動産は、2016年から「BE THE CHANGE さぁ、街から世界を変えよう。」というスローガンを掲げ、スポーツの要素を盛り込んださまざまな街づくりを手掛けてまいりました。
ボルダリングウォールやスケート場などを備えた「MIYASHITA PARK」、200m陸上トラックなどを含むスポーツパークを有する「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」、本格的なスポーツ・エンターテインメントイベントが実施可能な屋内型スタジアムコートを有する「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」などの『場』を整えるとともに、子どもたちがアスリートの1DAYのレッスンを受けられる「三井不動産スポーツアカデミー」などのイベント実施をはじめとした『コミュニティ』づくりを進めており、その取り組みを加速しています。
2024年春には収容人数1万人規模の大型多目的アリーナ施設「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」(株式会社MIXIとの共同事業)の開業も控えており、今後も「スポーツの力」を活用した街づくりを推進してまいります。
一人ひとりが変化そのものになろうという意味の「BE THE CHANGE」のロゴは、世界を変える「風」をモチーフにデザインされました。三井不動産のコーポレートカラーの二色で塗り分けられたエレメントは、「風に乗って飛び立つ鳥」をイメージしています。「人が変われば、世界は変わる」という思いから、掲げたスローガンです。
【三井不動産グループのSDGsへの貢献について】
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」、2023年3月には「生物多様性」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
・「グループ生物多様性方針を策定」
※なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標11 住み続けられるまちづくりを