事業の担い手不足や消費人口減少による地域経済の衰退など、地域のビジネスを取り巻く環境は年々厳しいものとなっています。本事業は既存の地域ビジネスの枠組や業種の枠を超え、”連携”によって個人や1社だけでは難しい新しい可能性を生み出し、持続可能なビジネスに取り組める地域力を育む取組です。
全国で活躍する地域プロデューサーをゲストに招き、地域(ローカル)だからこそ実践できる連携ビジネスモデルを学び、実際に紀の川市で生まれようとしている連携ビジネスモデルを見て共に考え、紀の川市の特徴や地域資源を活かして「これからどんな連携事業が生み出しうるのか?」を参加者の地域事業者と共に検討します。
まず導入として9月29日には、4年間で70以上の小さな新規事業が発足した香川県三豊市で中心的存在を担う株式会社イマガワの今川宗一郎氏を招き、シンポジウムを開催します。シンポジウムを通して地域連携に関する理解と関心を深めつつ、本事業を通してフィールドワーク(視察研修)を行う紀の川市の地域連携プロジェクトを紹介します。
シンポジウム終了後、より理解を深めたい方向けに紀の川市で取り組みが始まろうとしている地域連携ビジネスの現場を見て学び、共に考える地域フィールドワークに参加したい方を再度募集し11月3日、12月2日、1月13日の日程で実施します。
主催:紀の川市 企画部 企画経営課
運営事務局;株式会社MISO SOUP(代表取締役 北川智博)
お問い合わせ先:TEL:050-5469-8948 MAIL:s_tanaka@misosoup.co.jp
事務局担当:田中寿美礼
プロジェクトウェブサイト:https://kinokawa-collab.com/
★お知らせは随時、プロジェクトウェブサイトに掲載します。
① シンポジウム
香川県三豊市生まれ。「地域のやりたい心に火をつける」をビジョンに自身の会社(株)ウルトラ今川設立。宗一郎珈琲、宗一郎豆富、鮨酒場南など複数の事業を展開。本シンポジウムでは、民間主導で新しいプロジェクトが生まれ続けている三豊市をテーマに(株)MISO SOUP北川と対談形式で行います。その後、地域フィールドワークで扱う事業を行っている地域事業者をゲストに招き、パネルディスカッションを行います。
・ 2023年9月29日(金) 18時15分〜20時15分(17時45分受付開始)
・ 紀の川市役所 本庁501会議室にて開催
・ ご参加にはプロジェクトサイトより事前申し込みが必要
② 地域フィールドワークプログラム(地域検討会を含む全4回)
紀の川市で取り組みが始まろうとしている地域連携ビジネスの現場を見て学び、共に考える「地域フィールドワーク」と「地域検討会」を4回にわたって開催。最後に地域検討会を実施し、実際に紀の川市で生まれようとしている連携ビジネスモデルを見て共に考え、紀の川市の特徴や地域資源を活かして「これからどんな連携事業が生み出しうるのか?」を、参加者の皆様と共に検討します。
※ 地域フィールドワークプログラムは単発での参加は不可
※ 参加者上限は20名程度、応募者多数の場合は前回出席できる方を優先
【地域フィールドワーク(全3回)】
■ 紀の川丸ごと体験農業プロジェクト
開催日:2023年11月3日(金・祝)
紀の川市の休耕田等を活用した体験農業サービスを通して、新たな観光需要創出や移住定住者を呼び込むべく企画進行中の異業種連携プロジェクト。
■ もみ殻deカーボンオフセットプロジェクト
開催日:2023年12月2日(土)
地球温暖化対策に向けた取組が重要視される中、もともと産業廃棄物だったもみ殻を利活用しカーボンオフセットに取り組むプロジェクト。
■ 紀の川市民 空き家再生プロデューサー化プロジェクト
開催日:2024年1月13日(土)
空き家率全国ワースト上位の和歌山だからこそできる、空き家再生し新たに活かせるプロデューサーを生み出すプロジェクト。
【地域検討会(全1回)】
開催日:2024年2月開催予定(日程調整中)
計3回の地域フィールドワークを踏まえ、紀の川市においてどんな新たな地域連携ビジネスを創出できるのか?参加者みんなで考えます。
2023年9月1日(金)〜28日(木):シンポジウム参加者募集
2023年9月29日(金) :シンポジウム開催
2023年9月29日(金)〜10月13日(金):地域フィールドワークプログラム参加者募集
2023年11月3日(金・祝) :地域フィールドワーク1回目
2023年12月2日(土) :地域フィールドワーク2回目
2024年1月13日(土) :地域フィールドワーク3回目
2024年2月(日程調整中) :地域検討会