クラウド上でサービスを提供する「SaaS」は、場所を問わず利用することができるため「リモートワーク」に欠かせないビジネスツールとして注目されています。
特にコロナ禍で従来のようなオフィスでの業務が大幅に制限されるなか、その高い利便性により「リモートワーク」の普及という働き方の多様性を実現することに大きく貢献しました。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)などの大きな社会変化に伴い、その社会的ニーズは今後も拡大していくことが見込まれます。
そんな成長を続ける「SaaS」業界の営業職の方々はどのような働き方をしているのでしょうか。
そこで今回、『マーキャリNEXT CAREER』(https://next.mar-cari.jp/)を運営する株式会社エムエム総研は、SaaS企業の営業職の方を対象に、「SaaS営業職の働き方」に関する調査を実施しました。
<調査サマリー>
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SaaS営業職の7割以上の方が、残業時間は月20時間未満であることがわかりました。
また、成長機会が多いか聞いたところ、『多いと思う(23.7%)』『やや多いと思う(56.9%)』という結果になり、8割の方が成長機会は多いと回答しました。
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実に、7割近くの企業でリモートワークやハイブリッドワークを導入していることが判明しました。
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リモートワークによって働きやすさは増したと思う方は約8割に上り、多くの方に支持されていることがわかりました。
調査結果の全容は下記URLよりご覧いただけます。
記事URL:https://media.mar-cari.jp/tenbo/article/1854
<調査概要>
【調査概要】「SaaS営業職の働き方」に関する調査
【調査期間】2023年8月17日(木)~2023年8月18日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,003人
【調査対象】調査回答時に SaaS企業の営業職 であると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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【SaaS営業職の方の残業状況】月平均10~15時間未満が最多
はじめに、SaaS営業職の方の平均残業時間を調査しました。
「月の平均残業時間を教えてください(おおよその平均)」と質問したところ、『10時間以上~15時間未満(29.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『15時間以上~20時間未満(26.4%)』『10時間未満(16.3%)』『20時間以上~30時間未満(16.1%)』『40時間以上(6.5%)』と続きました。
SaaS営業職の7割以上が、残業時間は月20時間未満であることがわかりました。
一日1時間程度と考えれば、許容範囲と考える方が多いかもしれません。
残業時間に行っている業務を詳しく聞いてみました。
■残業時間はどのような業務を行うことが多い?
・資料作成(20代/男性)
・提案準備、請求書処理、クレーム対応(20代/女性)
・営業資料作成、顧客管理、商談のまとめ、報告書など(30代/女性)
・当日の日報作成(30代/女性)
これらの回答が寄せられました。
残業時間には請求処理や日報作成など、デスクワークを行う方が多いようです。
次に、SaaS業界の成長機会について伺いました。
「残業時間を考慮しない場合SaaS業界は成長機会が多いと思いますか?」と質問したところ、『多いと思う(23.7%)』『やや多いと思う(56.9%)』『あまり多くないと思う (16.1%)』『多くないと思う(3.3%)』という回答結果になりました。
『多いと思う』『やや多いと思う』と回答した方を合わせると、約8割の方がSaaS業界は成長機会が多いと回答しており、やりがいのある業界だと言えそうです。
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【ハイブリッドワークを取り入れている企業が多数!】企業のリモートワーク事情とは
SaaS業界は残業がそこまで多くはなく、やりがいの多い業界であることがわかりました。
次に、職場のリモートワーク状況について伺いました。
「リモートワークに関してご自身の職場の方針について教えてください※現在の方針についてお答えください」と質問したところ、『一部出社の方針(出社の割合が多い)(45.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『原則出社の方針(34.2%)』『一部リモートの方針(リモートの割合が多い)(15.7%)』『原則リモートワークの方針(4.3%)』と続きました。
原則出社と回答した企業はおよそ3割に留まり、6割以上の企業がリモートワークを採用していることがわかりました。
リモートワークと出社の割合の方針は異なるものの、ハイブリッドワークを取り入れているSaaS企業が多数あるという結果が出ました。
続いて、リモートワークは働きやすさに影響していると思うか伺いました。
「リモートワークにより働きやすさは増したと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(17.0%)』『ややそう思う(62.2%)』『あまりそうは思わない(15.8%)』『まったくそうは思わない(5.0%)』という回答結果になりました。
『とてもそう思う』『ややそう思う』と回答した方を合わせると、およそ8割の方がリモートワークにより働きやすさが増したと回答しています。
では、リモートワークはコロナ禍以前から行われていたのでしょうか。
そこで、「以前(3年以上前)からリモートワークは行っていましたか?」と質問したところ、およそ6割の方が『はい(59.2%)』と回答しました。
コロナ禍以前からリモートワークを採用している企業がおよそ6割であることがわかりました。
クラウドを利用してどこでも仕事ができるSaaS業界は、リモートワークと相性が良いと言えそうです。
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【まとめ】SaaS業界ではハイブリッドワークが主流になっており、成長機会も多い!
今回の調査で、SaaS営業職の働き方の実態が明らかになりました。
約8割の方が、SaaS業界は成長機会が多いと回答し、また、6割以上の企業がリモートワークまたはハイブリッドワークを採用しており、およそ8割の方がリモートワークにより働きやすさが増したと回答しています。
その理由として、モチベーションの向上や集中しやすさ、生産性の向上が挙げられ、リモートワークにメリットを感じている方が多いようです。
さらに、SaaS営業職のおよそ半数が、仕事とプライベートどちらも充実できる働き方が理想と回答しており、時間的な拘束が少ないハイブリッドワークは、SaaS業界の働き方の主流であると言えそうです。
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SaaS企業へ転職のサポートを受けるなら「マーキャリNEXT CAREER(ネクストキャリア)」
今回、「SaaS営業職の働き方」に関する調査を実施した株式会社エムエム総研は、SaaS営業特化型転職エージェント『マーキャリNEXT CAREER』(https://next.mar-cari.jp/)を運営しています。
■「マーキャリNEXT CAREER(ネクストキャリア)」とは
コロナ禍やデジタルトランスフォーメーション(DX)などの大きな社会変化に伴い、営業職にも変革が求められています。デジタル化が進むことで、営業・マーケティング組織がマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスに分業化し、営業職が多様な形で「専門職化」しています。このような時代の流れを受けて、これまで管理職になることや昇進でしか、キャリアアップを実現できなかった営業職が「次世代キャリア」で活躍できるよう、求職者と企業の最適な出会いの場を提供することを目的に「マーキャリNEXT CAREER(ネクストキャリア)」は生まれました。「マーキャリNEXT CAREER(ネクストキャリア)」の転職エージェントサービスでは、法人営業職、特にSaaS、ベンチャー系企業におけるキャリア形成に強みを持つキャリアアドバイザーの支援が無償で受けられ、転職をスムーズに進めることができます。
【マーキャリNEXT CAREERの特徴】
1.キャリア登録で、自分のスキルを棚卸しできる
マーキャリにご登録いただくことで、あなたのこれまでのキャリア・経歴をはじめスキル・言語・資格など多角的な情報を登録、管理することができます。
2.キャリア面談を通じて自身の適性・可能性を発見できる
面談では、業務経験や希望するワークスタイルをもとに、次世代キャリアの適性を診断。転職やキャリアアップのためのアドバイスも受けられます。
3.SaaS企業を中心とした求人をご紹介。職種はマーケター、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの4職種に特化しています。
キャリア面談でヒアリングした内容から、あなたにフィットする求人をご紹介します。マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスに分業化された次世代型営業組織へ応募し次のキャリアを目指しましょう。
転職に関する些細なお困りごとにも専門特化したキャリアアドバイザーが親身になってお伺いします。
ぜひ、ご相談ください。
■マーキャリNEXT CAREER:https://next.mar-cari.jp/
■マーキャリに関するお問い合わせ:https://mmsouken.satori.site/contact-marcari
■株式会社エムエム総研:https://www.mmsouken.co.jp/
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