エンタメ領域におけるマイナンバーカードの利用シーン拡大に係る実証実験を実施

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株式会社ドリームインキュベータ(東京都千代田区、代表取締役社長 三宅 孝之、以下DI)は、2023年度 デジタル庁のエンタメ領域におけるマイナンバーカードの利用シーン拡大に係る実証実験の実施事業者として、DI及び、ぴあ株式会社の2社が採択されましたので、お知らせいたします。
  • 実証実験の概要

本実証実験は、エンタメ領域におけるマイナンバーカードの活用の可能性を検証するための取り組みです。

昨今のエンタメ領域におけるさまざまな事業において、人手のかかる業務が多く存在することや、またチケットの不正転売などの特有の問題がありますが、これらの問題は、デジタル化によって業務効率化や流通の健全化を実現できる可能性があります。今回の実験によって、エンタメ領域のチケット購入時・来場時にマイナンバーカードを活用した本人確認を行うことで、興行運営における本人確認の業務効率化や、複数アカウントによる大量購入や高額転売の抑止に繋がる可能性等を検証いたします。加えて、本人確認がなされている事で、厳格な年齢確認が必要なサービス提供や特別エリアへの入場など、新しい付加価値提供の可能性を模索するために、以下内容にて実証実験を行います。

<当社が担当する実証実験 実施内容(予定)>

①   マイナンバーカードを活用した公的認証による、本人確認業務の負荷軽減の検証

②   マイナンバーカードを活用した本人確認の、興行やイベントにおける適用可能性の検証

<実証実験を実施する対象イベント(予定)>

 地域のまちづくりイベントや観光・集客イベントにおいて、マイナンバーカードを使った公的認証方法の活用の普及がなされていくうえで、自治体や事業者のIT負担・対応負荷を抑えた中でデジタル化を取り込んでいくための要諦を探索するために、海岸や山岳など環境制限が想定されるフィールドでの開催されるイベントを実験の対象とし、ご協力いただきます。

・9月 Surf in MUSIC in 北泉(福島県南相馬市)

・12月 BIKELORE 2023(埼玉県さいたま市)

・2月 ICE CANDY FESTIVAL(長野県茅野市)

<当社が実証実験に参画する理由>

これまで、エンタメ領域の事業に関して、出資や再生を手がけてきた中で、当社は同領域について知見とネットワークを有しているという点と、昨今、地方創生というテーマにおいてソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)ファンドなど自治体活動を支える基盤作りに取り組んでいるという観点から、今回の実証実験に貢献できると考えております。デジタル化による社会変革は重要なテーマだと認識しており、我々の知見やこれまで取り組んできた実績を十二分に活用して、社会課題の解決に繋げていくことを期待しております。

  • 記者会見の実施

当プレスリリース内容につきまして、2023年9月5日(火)にデジタル庁にて、エンタメ領域におけるマイナンバーカードの利用シーン拡大に係る実証実験の共同記者会見を実施いたしました。

(写真左から、株式会社ドリームインキュベータ 代表取締役社長 三宅孝之、ぴあ株式会社 取締役 東出 隆幸氏、デジタル庁 デジタル大臣 河野 太郎氏、デジタル庁 デジタル副大臣 大串 正樹氏)

戦略コンサルティングスキルという、ビジネスにおける最も普遍的で有益な根源的スキルと、インキュベーションで培われるリアルかつ当事者的な経営力を融合することにより、「社会を変える 事業を創る。」をミッションに、新たな事業や産業の創造・成長支援を行う「The Business Producing Company」。

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